2015年09月08日

◆中共という狂気の怪獣

平井 修一



世界はのた打ち回る狂気の怪獣に振り回されている。「フォーリン・アフェアーズ・リポート」9月号から。

<*迫りくる中国経済の危機 人民元下落は危機のプレリュードにすぎない by サルバトーレ・バボネス/シドニー大学准教授(社会学、社会政策)

中国で金融危機が進行している。株式市場の混乱、輸出の低迷、そして人民元のクラッシュはまだ序の口にすぎない。

今後、人口動態の停滞、資本逃避、そして、経済の多くを市場に委ねるとした2013年の決定がさらに大きな危機を作り出すことになるだろう。

高齢化で政府の社会保障関連支出が増大していくにも関わらず、税収を通じた歳入増にはもはや多くを期待できない。「中国は豊かになる前に歳をとる」とよく言われるが、同様に、完全な税制を整備する前に、経済が自由化されれば、歳入を確保するのはますます難しくなる。

課税なき自由化は中国政府を第3世界特有の永続的な金融危機に直面させるだろう。主に逆累進税で資金を調達し、社会保障上の責務を果たそうとすれば、中国は、すでにそこから抜け出したはずの第3世界のような状況に陥る。

人民元の切り下げは、さらに大きな危機のプレリュードに過ぎず、そこで問題が終わることはない。

*中国の対外行動をいかに制御するか 台頭する中国とアメリカのアジア外交 by トマス・J・クリステンセン/プリンストン大学教授

グローバル金融危機をアメリカや他の主要国よりもうまく凌いだ中国のエリートたちは、国際的な対応への自信を深め、中国人の多くも他国に譲るのはもう止めて、自国の利益をもっと積極的に主張すべきだと考えるようになった。ナショナリズムも台頭した。

一方、危機を契機に、輸出市場に多くを依存する自国の経済モデルの持続可能性を北京は心配するようになった。別の言い方をすれば、中国は大国に台頭したが、「依然として、非常に多くの国内問題と不安を内に抱える途上国でもある」。

この有毒な組み合わせが、対中関係を管理していくのを難しくしている。

だが、米中が明確に衝突コースへと向かうと決まっているわけではない。アメリカの力を認識し、北京がどこまでアメリカや東アジアを含むアメリカの同盟国と協調するつもりがあるか、その境界を見極めれば、リスクを抑え込むことができるはずだ>(以上)

見栄と面子を最重要視する北京が日米やそのお友達と協調することはあり得ない。華夷秩序によれば「中共は世界に君臨しているのだから、周辺国の野蛮人は俺に従え」ということになる。唯我独尊、俺の発展の邪魔をするな、どけどけこの野郎!という国柄だ。

中共が最も敵視する日本と協調して、日本の経験を謙虚に学んでいれば、公害問題や農村問題を含めて今の危機もある程度は抑えられたのではないか。しかし「協調」「謙虚」なんていう言葉は中共の辞書にはないのだろう。

山下一仁・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の論考「地方創生に欠けている大きな視点」9/4は中共のデタラメさをよく示している。

<わが国の「地域の再生・活性化」というテーマは、最近になって脚光を集めたものではない。「国民所得倍増計画」が都市と地方の格差の是正を取り上げたのが1960年。最初の過疎法である「過疎地域対策緊急措置法」が10年の時限立法として制定されたのが1970年。農村地域工業導入促進法が制定されたのが1971年。

このテーマは、半世紀以上も政治のアジェンダに載り続けている。ということは、数々の施策を講じながら、いまだに解決できていないということである。

しかし、我々が地域の再生・活性化という課題に失敗したのだろうかというと、そうではない。

中国では、都市と農村の一人当たり所得格差が3倍以上に拡がっているという「三農問題」が内政上の最重要課題になっている。都市や工業の発展を図るために、農業に課税したり、農産物価格を抑制して食料品価格を抑え労働費を安くしたりするなど、農業搾取政策をとってきた。

中国では、経済成長を優先し、格差の是正に無関心だった。そのつけが今の政権に回ってきている。格差の是正は、中国だけではなくベトナムなど途上国では、大きな問題である。

これに対して、我が国では、高度成長期、いわゆる"三種の神器"の普及率は都市部と農村部で数ポイントの違いしかなかった。自動車の普及率については、むしろ農村部が都市部を上回った。

農村は豊かになった。中国のような大きな格差は、日本には存在しない。2016(?)年1月、私は、中国の国家発展改革委員会で日本が採った都市と地方の格差是正政策について講演したところ、日本の政策を研究したいという発言が出るなど、注目された。

ベトナムの政策担当者は、日本の農村振興政策を真剣に勉強している。大分県の一村一品運動はタイなどで普及している。格差の是正や地域振興という点では、日本はある程度成功してきたといえる>(以上)

中共は「農業搾取政策」で農民の膏血を絞ってきたのだ。大躍進では農民4000万人ほどが餓死した。未だに農民を二等国民として差別している。

山口組組長でさえ「過去から学べ」と言っているが、中共は過去を改竄し、隠蔽し放題。何も学びはしないからゴロツキ以下の、しかも痴呆性妄想自己肥大症だ。

新華社天津9/7によれば死者161人、行方不明12人、負傷者(治療中)266人という天津大爆発。実際の被害の規模は不明だ。被害者の多くは農民工だったのではないか。中共は「今」も改竄、隠蔽する。中共は徹底して封じ込めるのが一番だ。(2015/9/7)
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