2015年09月27日

◆民主党よ、騒いでくれてありがとう

池田 元彦



安保法案は9月19日未明午前2時18分に成立した。定数242人、出席238人、148対90での可決だ。派閥別だと、138対104だから、与党以外の10人以上が賛成投票したことになる。

対案を出せない民主党は討論でも、採決でも勝てない。頼れる術は反日マスコミと、中韓在日を含む反日デモ活動だ。よって、議場はパフォーマンスの舞台となり、枝葉末節の不毛な質問や各不信任案で時間稼ぎし、特別委員会では議事進行妨害と与党議員への暴行のお粗末に終始した。

NHKを始めTV各局は、数の暴力、審議時間が未だ足りない、国民は十分理解していないと騒ぎ、反対派デモだけ放映し、警察発表の数倍以上のデモ参加者数を主宰者主張通りに検証なく報道をした。与党だけでなく野党3党が採決賛成だ。それを暴力で阻んだのが反対野党なのだ。

民主党は3年間に安倍政権の2倍以上の強行採決をした。何故、その時マスコミは騒がなかったのか。また当時野党だった現在の与党は、今回のような馬鹿な国会を貶めるパフォーマンスをしたか。国会外での反対派デモを支援し、戦争の恐怖、徴兵制等明白な嘘を吐いて扇動したか。

憲法学者は、条文命の視野狭窄症で且つ、国民の命・財産に責任を持たない無責任者だ。政治家が国際外交、軍事情勢を見極めながら、日本国民の命や財産、そして国土を守る為、法令化を急ぐのは当然だ。反対派は中国の横暴や尖閣・沖縄侵略動向を明白に支援、賛成しているのだ。

安保条約は集団的自衛権を明記する。内閣法制長官は、1972年迄集団的自衛権を当然としていた。1972年日中友好条約締結で、田中角栄首相が解釈変更をさせた。今回は、単に集団的自衛権を元通り復活させただけだ。そもそも自衛権は個別集団の区別なく国家の自然生存権だ。

日本国憲法改訂は国民多数の賛同するところであり、安倍内閣は当初より集団的自衛権を主張し、閣議決定は半年前だ。決して唐突でもなく、説明不足でもない。民主党が対案を出せないまま、議論が深化せず、時間の無駄をしただけだ。TV中継で、良識ある国民は問題の本質を理解した。

佐藤正久議員は「民主党の岡田氏、野田氏、前原氏、長島氏は、過去に集団的自衛権行使を認めていた。」と暴露した。不毛の質問と議事進行妨害しか出来ない醜態を国民はしっかりと目に刻んだ。民主党は、良識ある党員が発言せず、反日派に事実上乗っ取られている。危険な状況だ。

参議院採決では、民主党以下反対派は投票に応じた。要は、60日ルールにより、参議院存続の意義と、国民に見捨てられる危惧を勘案したのだ。充分支持者へのアピールも出来た、というのが今回の成果なのだ。尚、山本太郎議員の馬鹿げた演技と牛歩は、何らかの懲罰を要する。

又民主党議員による、議事進行妨害中に偶発した暴行ではなく、意図的引き摺り倒したのは、明らかに意図的暴力行為で弁解の余地もない。これも誤魔化さず決着すべきだ。反対デモには簡体字やハングルの掲載もあった。サイレントマジョリティは、民主党では駄目だと重ねて確信した。

衆参合わせて200時間以上の審議があった。時間は充分取った。多少安倍内閣支持率が下がっても、間違いなく回復する。民主党の茶番で国会が劇場と化し、中継を見る人も結構増えて、マスコミ報道を鵜呑みにする国民も減って来ているようだ。マスコミの影響力衰退は確実に萌している。

反対派が阿るチャイナは、喜びはしないが戦略的には折込済みで冷静だ。韓国は、警戒的な報道をしたが、それだけでも安保法制の心理的効果十分だ。騒いでくれてありがとう。民主党さま。

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