宮崎 正弘
<平成27年(2015)11月24日(火曜日)弐 通算第4737号>
〜次の失脚は金融界の大物かと憶測しきり
王岐山、またもや22日間の雲隠れ〜
王岐山は言わずと知れた「中国版・長谷川平蔵」。反腐敗キャンペーンの先頭にたって、指揮をとる。
次の失脚は金融界の大物かと憶測しきりになった。というのも、11月2日にキッシンジャーと会見して以来、王岐山はまたもや22日間も「雲隠れ」したままだからだ。
春先に20日あまり雲隠れした結果は郭伯雄(前軍事委員会副主席)の失脚に繋がった。また周永康の裁判のため秘書軍団、金庫番など「石油幇」ならびに周が牛耳った「法政幇」幹部等が陸続として逮捕拘束起訴され、監獄へ送られた。
9月27日から10月22日まで、じつに26日間、王岐山は雲隠れ、五中全会を挟んで再び「行方不明」となったが、この期間に失脚したのは寧夏政府副主席の白雪山、上海副市長の?宝俊、北京副書記の呂錫文らだった。
今回、22日間の雲隠れ、そして神出鬼没の王岐山の狙いは金融方面、とくに証券監査委員会幹部らがすでに拘束されているが、この先にみえてくるのは金融界のドン、銀行界の大物等であろうと憶測がしきりである。
蓋を開ければ誰が失脚しているだろうか?