2016年01月28日

◆甘利大臣は嵌められた!

池田 元彦



これは緻密な計画に基づく嵌め業だ。URとの仲介を求めた相手に対し音声録音、文書記録、渡した紙幣の記番号コピー、加えて面談現場写真を撮るとは、当初から意図的に用意周到に仕組んだ謀略だ。文春への告発者一式武氏も甘利大臣秘書の清島健一氏も何故雲隠れするのだ。

集られたと本気で告発するなら、相手は警察だ。それを週刊文春に膨大な証拠を渡し、事細かく説明し特ダネ献上するのは、甘利大臣をターゲットに選び、最早独走体制にある自民党を混乱させ、7月の選挙での大逆転を画策する一味かその回し者、或は支援する工作スパイしかいない。

週刊文春記事等によれば、2013年11月14日に「大臣室で甘利大臣に面会。桐の箱に入った羊羹と一緒に、封筒に入れた現金50万円を『これはお礼です』と渡し、14年2月には神奈川県大和市の事務所でも50万円渡した」とのことだ。この各50万円は明らかに大臣を狙った犯行だ。

2回で100万円渡し、甘利大臣と一緒に写真を撮るとは証拠写真の意図丸見えだ。後の千百万円はどうでも良い話だ。甘利事務所・自民党への献金か、清島秘書の懐か、清島等秘書達とのパブ等での遊行接待に使った費用だ。清島秘書は強制、或は自主的に共犯化したと推測される。

薩摩興業は50年前創業だが高々資本金1千万円、従業員5名の型枠大工業だ。URとの係争は薩摩興業の借地部分を地主が勝手にURに売却したことに端を発するが、清島秘書の口利きで薩摩興業はURから2.2億円をせしめた。これは利権仲介ではなく、クレーム支援だ。

口利き料は暗黙で3%‐5%が一般だと言う。12百万なら、4億円程の利権(例えば工事落札額)への謝礼となる。URへの2度目のクレームは1.3億円産廃撤去費補償の回答しかなかった。要はクレーマー薩摩興業の仕掛け人が一色氏であり、それに載せられたのが清島秘書と言う構図だ。

清島秘書は江田憲司国会議員の秘書で、江田議員落選時に甘利大臣秘書となったが、金の匂いを嗅ぎ分ける永田町一のワルと永田町筋では評判と言う。一色氏の当初の接触は、薩摩興業の件ではなく外国人ビザ申請で利便を図って貰うことだった。そもそも怪しいお仕事関係者のようだ。

薩摩興業の敷地真南部分東西600m区間は、千葉県道189号線未完成部分だ。千葉ニュータウンの為に30年前から建設するも、薩摩興業南側東西計600mの工事が未だ工事中なのだ。偏にこの辺りの地主が頑としてURに売却しないからだ。薩摩興業はその地主からの借地者だ。

薩摩興業及び土地の地主、そして一色氏は、売却・移転拒否や工事への様々なクレームで億単位の補償金をせしめ、未だ以て県道完成を邪魔していると第3者的には見える。そして、甘利大臣退任を引出し自民党混乱・参議院選大敗を狙うと思われる、黒幕は誰か、何れ判るだろう。

日経新聞とTV東京が22〜24日に世論調査をした。自民党支持率は前回調査から1ポイント低下の47%、不支持率は34%で2ポイント低下した。11月以降横這いだ。甘利大臣の金銭授受疑惑の報道直後だが、支持率に影響はなかった。国民は、この悪辣な謀略に騙されていない。

一色氏は、数年前からこの事件とは関係ない形で、甘利大臣の事務所に、自身の名前でも政治献金を毎年繰り返していた御仁だ。継続は力なり、甘利大臣も気を許していたに違いない。これが本当に謀略であるなら、かなり根深い謀略だ。

近年反対勢力以外に、海外反日国家からの謀略指示、支援も有り得る。政治家はご用心の程を。





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