池田 元彦
殺人発生率の統計が有る。国別で日本は211番目に低い。2013年統計で10万人あたり0.28件だ。日本より下位はルクセンブルグ等の欧州小国5か国や、ニウエのような南太平洋の小島国2か国のみだ。相応の人口・国土がある国としては、日本は事実上1番殺人件数率が低い国なのだ。
日本の殺人被害者数は、昭和始めの頃は年間2,500人前後、昭和10年から敗戦迄は急速に減少し1,000人を下回るものの、戦後の混乱、食糧事情もあり逆に急増し、昭和30年頃には3,000人を超え以降なだらかに減少、近年は千数百人、平成22年度は、1,094人に至っている。
統計上日本はより安全安心の国だが、最近は件数は減少していても、嫌な事件が多発している。正当な理由がなく、自己中の殺人が増えているようだ。学友や、両親、祖父母、或は夫婦間、恋人間或は無関係の通行人を殺す、恨みも躊躇もなく、後悔・反省も無い殺人事件が目立つのだ。
衝動的、自己中の怨恨殺人も増えている。恋人や妻に対する殺人、或は育に疲れた母親等だ。甘やかされ自己中で自制心なく育った成熟度の足りない犯人達だ。家庭内で道徳が施されていない我慢を知らない大人の餓鬼だ。我儘に育って態度はデカいが、心が大人になっていない。
自暴自棄で無関係の人を殺すことで自身が抱える閉塞感、被抑圧感、敗北感の鬱憤を晴らす無差別殺人もある。被害者にしてみればテロと同じだ。殺される謂れも無い、防ぎようもない。発狂行為とも取れるが、犯行前後は普通の社会人だ。多くが、心の鍛錬がない餓鬼だ。
自己中の殺人犯及びその予備軍が跳梁跋扈しているのが現代日本社会だ。権利だけ教えられ自己責任を知らない、社会に対し甘える、若者だけでなく爺婆も増殖しているのだ。
金欲しさ、怨恨の激情で人を殺める。児童偏愛性癖等で誘拐児童を無残に殺すような奴だ。
昔は名刑事に諭されれば涙を流して自ら白状した。聞かれもしない未発覚の犯罪迄白状し悔悟し罪に服した。最近は、隠蔽工作をし、逮捕されても白状処か一貫して無罪を主張、悪乗りする弁護士は、心神喪失等々様々な屁理屈をつけて無罪で控訴する。おかしくないか。
ロス疑惑の三浦和義あたりから可笑しくなった。妻を保険金目的で殺し、逮捕されても嘘を吐き続け、刑務所から待遇改善の提訴を続けた。手錠をかけられ検挙されるときの映像では、手錠は映像上ぼやかすか映さないのは三浦の功績?だ。要は囚人の権利の主張だ。
犯行を秘匿・隠蔽工作、逮捕されても無罪を主張し、自白を裁判で翻す。死刑が確定しても無罪を主張し、悪乗りする弁護士協会等が再審請求を繰り返し、6カ月処か、50年前の死刑囚が6回目の再審請求で現在も最高裁へ特別抗告中という例もある。可笑しくないか。
要は、捕まった反省はあるが、自身の犯罪には反省がない。罪の意識がない。善悪を弁えない。自己責任感がない。悪知恵がつき、刑法を逆用し、何かあると悪徳弁護士とタッグを組んで、警察の扱いの酷さを訴える。こんな連中は日本社会に不必要だ。悪徳弁護士共々消えてくれ。
これら風潮を醸成した家庭、学校、社会にも問題がある。TV映画、報道機関にも問題が有る。弁護士協会と悪徳弁護士は問題の温床だ。15年以上未執行の死刑囚が22名存在し、全部で125名いる。本来は死刑確定後6カ月以内に法務大臣命令で死刑執行すべきところなのだ。
内93名が再審査請求中で執行出来ない。日本の司法はそれほどいい加減ではないに拘らずだ。