宮崎 正弘
<平成28年(2016)4月4日(月曜日)弐 通算第4800号 >
〜中国の5大銀行の不良債権率は30%から70%も増加していた
とりわけ最悪は中国農業銀行で不良債権は2129億元(3兆8000億円)〜
いずれも公式発表である。実態は、この数字の十倍と考えていた方が理にかなっているが、いまはそのことは問わない。
中国経営報が伝えるところでは、5大銀行の不良債権率が急上昇しており、なかでも経営危機に近いのが中国農業銀行であるという。 五大銀行の不良債権額は次の通り。
銀行名 不良債権額 前年比増加率
==== ======= =====
中国銀行 1309億元 30・25%
中国農業銀行 2129 70・33
中国工商銀行 1795 44・19
中国建設銀行 1660 46・66
中国交通銀行 526 30・66
これらの中国発表数字は、西側このノミスト等の推測統計とは、天と地ほどの差違があり、ジョン・タルボット(サブプライム危機を予測した)などは『中国の債務は30兆ドル(3450兆円)』だと言う。
もし中国経済が「ハードランディング」した場合を仮定すると、最悪でこれら債務残高うちの四割が不良債権化すると見られるから、邦貨換算で1380兆円もの不良債権が生じる。日本のバブル破綻の比ではない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
宮崎正弘、田村秀男、渡邊哲也の鼎談『中国経済はどこまで死んだか』
(産経新聞出版)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
♪
中国経済ぶった斬りの鼎談本、まもなく刊行!
『死んでいる』のに『死んでいない』不思議な中国経済の面妖さに大胆なメスをいれてみると。。。。。。。
宮崎正弘、田村秀男、渡邊哲也の鼎談
『中国経済はどこまで死んだか』(産経新聞出版)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
4月13日発売! (予価1296円)
アマゾンで予約募集開始! 『中国経済はどこまで死んだか』
http://www.amazon.co.jp/dp/4819112805/