2016年04月14日

◆山尾政調会長は鳩山元首相そっくり

阿比留 瑠比



民進党の山尾政調会長は鳩山元首相そっくり 旧民主党の身内に甘い体質 も健在

このところ、民進党の山尾志桜里政調会長と鳩山由紀夫元首相とがどう にも重なって見える。山尾氏は6日の記者会見で、支部長を務める愛知県 内の政党支部がプリペイドカードで不自然に多額のガソリン代を支出して いた問題について、明確な根拠は何一つ示さないままこう釈明した。

「(会計担当だった)元秘書が関与している蓋然性が高い」「監督が至 らず申し訳ない」

山尾氏は、甘利明前経済再生担当相の秘書による不祥事を追及し、議員 辞職を求めた際には、「秘書のやったことについて、本人の責任が免れる わけではない」と繰り返し強調していた。にもかかわらず、自らはあっけ らかんと続投を宣言したのである。

多数の「故人」から献金を受けるという政治資金収支報告書の虚偽記載 事件をめぐり、「すべて会計実務担当秘書の独断だ」として秘書のせいに した鳩山氏と、まるでそっくりな言い分ではないか。

鳩山氏も、自身の問題が発覚するまでは平然と次のように語っていたこ とを連想する。

山尾氏の政治資金収支報告書をめぐっても、ガソリン代疑惑以外にもいくつもの問題が指摘されている。いずれも公職選挙法に抵触する可能性があるが、山尾氏は「手違い」「事実を知りながら嘘をついたことはない」で済ませた。これも鳩山氏の手法に似ている。

他者への攻撃が必ずわが身に返ってくるというブーメラン投げの妙技は、民主党から民進党へと衣替えしてもDNAに脈々と受け継がれているようだ。

身内に甘い体質

この山尾氏の記者会見について岡田克也代表はこう称賛している。

「かなり明確に説明された」「しっかりと対応された」「相当きちんとお答えになっていた」

つまり、党として山尾氏の対応に「これでよい」とお墨付きを与えた形だ。鳩山政権の民主党時代から、他罰的で身内に甘い体質は何も変わっていない。こんな姿勢で甘利氏の証人喚問を要求しても、迫力も本気も伝わってこない。

せっかく新党名で再スタートをした民進党に望みたい。どうか、国民の大きな失望を招いた民主党とは、ひと味違うというところを見せてほしい。もし本当にそんな部分があるとしたならば、だが。(論説委員兼政治部編集委員)
産経ニュース【阿比留瑠比の極言御免】2016.4.14


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