2016年04月18日

◆何でも盗む中国人、種も標的

平井 修一



「ライ麦畑でつかまえて」という小説があったが、以下は「モロコシ畑でつかまえて」だ。「トウモロコシの種盗む中国人、米国は農業スパイ警戒」から。

<[アーリントン(米アイオワ州)4/11ロイター] - 米アイオワ州北部で農業を営むティム・ブラック氏は、44回目の種まきシーズンを迎える300エーカー(約1.2平方キロ)に及ぶ遺伝子組み換えトウモロコシの畑の付近で、見知らぬ車両がうろうろしていないか監視を怠らない。

莫海龍被告を含む中国人7人が、アイオワの農家からトウモロコシの種子を盗み、中国に送り込もうとした疑いで、米司法当局に2013年に起訴されて以来、ブラック氏はこの広大な農作地域の他の農家と同様、警戒を強めてきた。

莫被告が自らの罪状を認めた1月の公判では、中国人13億6000万人を含めた世界人口70億人の食に貢献する、先端的な食糧生産技術の価値とともに、その脆弱性も露呈した。

こうした事件は、米国の農業セクターに対する経済的及び、国家的安全保障の脅威が高まっていることの証左だとして、米司法当局は農業セクターの幹部や警備担当者に対して、監視を強め、疑わしい活動については報告するよう促している。

しかし、先月30日にアイオワ州を訪問した米司法省の担当者は、こうした泥棒行為を防ぐためのアドバイスを与えることができなかった。これは、コンピューターのネットワークや工場フロアに比べ、開放された耕作地にある農業技術が、いかに脆弱かを如実に示している。

「フェンスといった伝統的な障壁を設けたり、人間がパトロールしたりすることで、何が起きているかをよく把握できるようにすることだろう」。米司法省国家安全保障担当のジョン・カーリン司法次官補はアイオワ州立大学を訪問した際にこう語った。

しかし、農業セクター幹部は、高いコストと、何十万エーカーもの土地を警備することの非現実性を踏まえると、フェンス設置や警備員の配置は実行不可能だと話す。

莫被告にトウモロコシの種子を狙われた米企業の1つ、モンサントの知的財産担当弁護士を務めるトム・マクブライド氏は、コンピューターを防御したり、種子に特許を与えたり、ブラック氏所有の畑などを気付かれたりしないようにすることで、遺伝子組み換え生物(GMO)の技術を保護していると語った。

同氏はフェンスや警備員といった物理的な障壁を設けることは検討していないという。

米連邦捜査局(FBI)と司法省は、莫被告が2011年5月にアイオワ州の畑で地面を掘り起こしているのを発見して以来、農業セクターでのスパイ活動が活発化していると指摘。FBIによれば、過去2年間、米企業や政府系研究機関、大学などすべてが標的となっている。

捜査当局者は、中国政府と莫被告グループとの関連性を立証することはできなかった。だがこの事件は、中国やその代理人が行っていると米国が主張する、経済的なスパイ活動や貿易機密の侵害をめぐる米中の摩擦に油を注ぐ結果となった。

法執行当局者の1人は、中国政府と莫被告による事件との関連を調べているとロイターに語った。この当局者は「今回の場合、関連をみることはできる。しかし、法廷で争うには、中国政府が命令したことを示す文書が必要となる」と指摘。「それを入手することは、ほぼ不可能だ」と話した。

中国のバイオテクノロジー企業、北京金色農華種業科技公司で働いていた莫被告は、米企業のモンサント、デュポン種子部門のデュポンパイオニア、LGシーズによって育てられた種子を盗んだ罪を認めた。

莫被告は特に、遺伝子組み換えトウモロコシの複製に必要となる種子親を生育する畑を狙っていた、と捜査当局は指摘する。

単純な犯罪事件というよりは、国家安全保障にかかわる事案として司法省に起訴された莫被告は、最高5年の禁固刑判決を言い渡された。同じ事件で訴追された他の5人は、今もFBIによって指名手配中で、中国やアルゼンチンに逃亡したとみられている。

中国企業が遺伝子組み換えの種子を取得し、トウモロコシの再現に成功すれば、それはモンサントの約8年に及ぶ研究と年間15億ドルの開発費を省略する、濡れ手で粟(あわ)状態だ、とモンサント側は主張する。

ブラック氏の畑で莫被告が地面を掘って見つけ出そうとしていたのは、同氏が育てているモンサントの種子親だった。ブラック氏は今、自宅の前後の2つの畑でトウモロコシを育てている。そこは、同氏の2800エーカーに及ぶ農場の一部だが、彼が常時監視することができる>(以上)

パクル、盗む、騙す・・・これらは孫子の大昔からの漢族のDNAとしか思えない。何年、何十年もコツコツ研究するのではなく、知財を買うよりいっそのこと窃取しようとなる。職業倫理感などない、というより彼らの感覚では「盗まれる方が悪い」のだろう。サイト「恋する中国」から。

<中国人労働者に道徳心はない。日本人なら、たとえ監視の目がなくとも黙々と働くが、中国人は監視が無ければ働かない。上司の前では一生懸命働くが、上司がいなくなれば途端にさぼりだす。

また、私用電話や備品の持ち出しなどは日常当然のように行われる。会社のもの=自分のものである。

職権乱用も当たり前に行われており、これに対する罪悪感など一切なく、むしろ職権を乱用しなければ損であると中国人は考える。当然にして賄賂も横行する>

生きるのが大変な世界だからナンデモアリ、窃取や山塞(模倣、ニセモノ、ゲリラ)が当たり前なのだ。これでは世界に通用するイノベーションは無理だ。

<中国資本主義の第一の特徴は、様々なレベルで自由主義市場経済を上回るような激しい市場競争が存在することである。先進資本主義国においても、激しい市場競争はシステムにビルトインされており、この点では中国と何ら変わるところがない。中国の特徴は、ルールなき、あるいはルールが曖昧な環境のもとで激烈な競争が展開されていることである>(ウィキ)

ルールを守って敗けるのと、ルールを破って勝つのと、どちらを選ぶか。先進国なら「グッド・ルーザー」、支那では「バッド・ウィナー」を選ぶ。そういうことだ。真面目な人が付き合うべき相手ではない。カネに目が眩んではいけない。

良き隣人は安堵安心をもたらし、悪しき隣人は安保意識を高める。支那のお陰で日本人は目覚めたのだから、むしろ感謝すべきか。(2016/4/17)

        
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック