2016年05月17日

◆謎の中国人は周小川の息子だった

宮崎 正弘 



<平成28年(2016)5月15日(日曜日)弐 第4904号 > 
 
〜カナダで大郷邸を購入した謎の中国人は
   周小川(中国人民銀行総裁)の息子だった〜

バンクーバーの高級住宅区(カーライル岬区)に途方もない大豪邸が建
つ。敷地6879平方メートル、5つのベッドルーム、8つのバスルーム付
き。推定価格は3110万カナダドル(80億円に相当)。

映写室も、プールも備わり、バンクーバーの不動産市場はじまって以来の
高値で取引され、「買い主は誰か」と俄然話題となった。

地元紙の「バンクーバー・サン」が伝えるところでは購入者は「学生」と
印されているのみだった。そこで、香港「文わい報」(5月12日)が調べ
たところによれば、この購入者は中国の中央銀行(人民銀行)総裁の周小
川の息子「周シタンユィ(音訳不明)と判明した」という。

東京の豪華マンションは発売と同時に売り切れる状態が続いている。実態
は中国人が買っている。こうした動きの背景にあるのは中国人が「人民元
の大暴落が近い」ことを肌で直感的に感知、もしくは予知しているからで
ある。

春節に前後して中国当局は観光目的の海外旅行に、持ち出し上限を厳格化
し、さらに税金を一気に2倍から3倍にあげた。

このため化粧品や時計には60%が課税され、連銀カードの上限も厳格に減
額されて、日本ばかりか世界各地で中国人の爆買いは「突然死」を迎え
た。小誌が重ねて予測してきたことが現実となった。

日本のデパートもせっかく突貫工事でしつられた高級時計売り場など、閑
古鳥である。

香港でも人民元の持ち出し上限額は2万元となって、買い物ブームは去った。

かわりに外貨預金がブームである。

英紙フィナンシャルタイムズによれば、中国の中産階級のうち、45%が貯
金の一割を外貨で持ちたいと希望しており、すでに29%の中間階級は、外
貨預金の手当は終わっていると答えている。

2014年に、なんと、76089人の中国人が米国でグリーンカードを取得した。

また同年に「投資移民」を10692人を米国当局が認めたが、このうち9128
人が中国人だった(NYタイムズ、中国語版、5月12日)。
じつに88%が中国人なのである。

こればかりではない。2014年から15年にかけて、米国へ留学した中国人
は、じつに30万4040人、3年前に比べて11万人多い。

中国人が中国に未来を見限っているというのが実態ではないのか。

                    
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