平井 修一
■6月23日(木)、朝6:00は室温25度、雨、傘をさしてプラ系のゴミ出し、 梅雨なんだなあと改めて思う。雨上がりに散歩。
夕べは集団的子育て。今朝は皆、元気に帰って行った。このところバタバ タしていたので、疲れがたまっているようだ。体力の劣化を脳ミソはまだ 受容できていないためか、困惑してウーウー唸り声を発する。
そのうち慣れてきて体力に応じた動きになるのだろう、つまり“ヨボヨボ ヂイサン”になる。
嫌なものだが、そういうものだ。順繰り。踏ん張れるまで、それなりに仕 事をし続けるしかない。仕事=家事、そして敵性国家包囲網作りだ。ウク ライナはプーチン・ロシアと厳しく対峙しているから日本の友である。
千野境子氏の論考「キエフ紀行『遠い国』ウクライナで高まる日本への関 心」(nippon.com 5/25)から。
CHINO Keiko:横浜市生まれ。1967年に早稲田大学卒業、産経新聞に入 社。夕刊フジ、マニラ特派員、ニューヨーク支局長。外信部長、論説委 員、シンガポール支局長などを経て2005年から08年まで論説委員長・特別 記者。現在は客員論説委員として産経新聞のコラム「視線」に寄稿している。
東南アジア報道で1997年度ボーン上田記念国際記者賞を受賞。15年9月に 『日本はASEANとどう付き合うか―米中攻防時代の新戦略』(草思社)を出 版のほか、『インドネシア9.30クーデターの謎を解く』(草思社)、『女 性記者』(産経出版)、『なぜ独裁はなくならないのか』(国土社)など 著書多数。
<*詩人シェフチェンコの心意気が脈打つ街
首都キエフで一番頻繁にお目にかかるウクライナ人、それはウクライナの 国民的詩人にして画家タラス・シェフチェンコ(1814〜61)だ。何しろ通 貨グリブナ札の肖像画になっているし、名前を冠した博物館や記念館、通 り、大学、そして銅像などが至る所にある。
私もキエフを去る頃には少しいかめしい表情のシェフチェンコがすっかり 身近な存在になってしまった。
シェフチェンコのことをもっとも上手く簡潔に表現したと思われる文章を 『物語 ウクライナの歴史』(元駐ウクライナ日本大使・黒川祐次著)か ら引用しよう。
《ウクライナの詩人や人々、歴史に対する愛情とウクライナの隷従からの 解放を真摯かつ直截に歌った。ロシアに対する怒りも大きかった》
ロシアからの自立を目指す現代ウクライナにも、2世紀前のシェフチェン コの心意気は脈々と流れている。2013年から14年にかけての「ユーロマイ ダン革命」がそれを物語る。
マイダンは広場の意味で、欧州連合協定調印を渋る親露派ヤヌコーヴィチ 政権を野党や市民らが倒した運動だ。ヤヌコーヴィチ大統領はロシアに脱 出、もぬけの殻となった同大統領の豪邸はキエフの “新名所” となり、 舞台となった独立広場周辺には犠牲者100人余りの老若男女の写真が今も 花束とともに飾られている。
*書道を通じた若者たちとの交流
3月末のキエフ訪問の目的の一つ、書道家小澤蘭雪さんによる書道デモン ストレーションが行われたキエフ国立大学も、正式にはタラス・シェフ チェンコ記念の名が頭に付く。会場となった講堂の檀上にはシェフチェン コの大きな肖像画が飾られていた。
集まった同大学言語学院の日本語や東洋言語学科の150人を超す学生たち は、三蹟(さんせき)の一人、藤原行成の書「白楽天詩巻」を教材に、漢 字からひらがな誕生の解説、ビデオによる日本の雪景色の紹介、学生の実 習など盛り沢山の内容にすっかり魅了された様子。
「書道で文化交流を」との思いで私たち2人の立てた企画が、献身的な現 地の人々や日本大使館の協力も得て晴れて実を結んだと実感できた瞬間だ。
合間には宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が朗読された。3・11以来、海外で 「雨ニモマケズ」が紹介される機会が増えている。自らは決して奢らず、 他者を思う賢治の詩は、災禍の絶えぬ時代に国境を越えて人々の心を捉え てやまない。
先のユーロマイダン革命をはじめ、ソ連解体(1991)→独立(同)→オレン ジ革命(2004)→ロシアによるクリミア併合(13)と、歴史に翻弄されて きたウクライナも例外ではないのだろう。
「学生たちが書道の実際に触れる機会はめったにないので本当に有意義で した」と日本語学科教授のお墨付きも得て、講演は成功裏に終了。これに は通訳を務めてくれた言語学院専任講師、ユーリヤ・フェドートワさんの 力も大きい。正確丁寧、とても品の良い日本語を話すユーリヤさんは、日 本語教師会の会長さんでもある。
*日本への関心の高まり
もともと戦前、日本に滞在した盲目の詩人ワシーリー・エロシェンコ (1889〜1952)はじめ古くから日本との関わりを持つウクライナだが、近 年の欧米への接近とともに日本への関心もあらためて高まっている。ウク ライナ語版の『枕草子』が刊行され、『源氏物語』も翻訳中だ。
キエフ工科大学にあるウクライナ日本センターでは小学生対象の日本語教 室が昨年から再開された。
元駐日ウクライナ大使館の外交官のユーリー・クシナリョフ同所長は「地 方都市にも関心を広めてゆきたい。日本からの協力もお願いしたいです ね」と抱負を語っていた。センターには日本関係の図書を集めた図書館の ほか、青々とした畳のお茶室もあった。
*ウクライナ文化の再発見
それでもウクライナは日本にとって、まだ「遠くて遠い国」かもしれな い。本家はウクライナなのにロシアと思われてきた事例が少なくないのも そのせいだろう。例えばロシア料理の代表とされるボルシチ・スープ。実 はウクライナの伝統料理で、キエフ滞在中、一番親しんだメニューだった。
またどこか郷愁を誘う音楽とダンスで知られるコサックも、15世紀頃から ウクライナ南部に出現した武装自治集団だ。勇敢で戦いを恐れないコサッ ク魂はサムライ精神に通ずるという指摘もある。
代表作『検察官』や『外套』などで知られる作家ニコライ・ゴーゴリはコ サック小地主の末裔。今も愛読されているとユーリヤさんから聞いて、 ゴーゴリをロシア文学者と決め込んでいた私は、もう一度あらためて読み たくなった。
こうした “錯覚” は、ウクライナやベラルーシなど民族や出自の前に、ま ずはロシアやソ連ありきの歴史ゆえだろう。ロシアはキエフ・ルーシ公国 に始まるというのも学生時代に得た知識だが、これまたウクライナこそキ エフ・ルーシであり、13世紀にモンゴルに滅ぼされたことで、東方のロシ アがキエフ・ルーシを継承したのである。
*対立の構図では見えてこない対ロ関係
もっともウクライナとロシアをただ対立関係だけで見るのは単純すぎる。 クリミア併合以降、確かに両国関係は厳しいが、ウクライナでロシア語は ご法度との忠告は杞憂だった。嫌な顔をされるどころか、ロシア語の方が 英語より広く使われているし、スムーズのようだ。
「(併合後)ロシア人と話す前までは緊張したけれど、実際に話してみた ら何でもなかったわ」とホッとするように語るウクライナ人もいた。
国の対立イコール国民のそれとは限らない。兄弟や親戚がロシアにいるウ クライナ人もいれば、その逆もある。かつては同じ国だった隣国同士であ り、深い関係はそう簡単に断絶出来るものではないし、断絶することは賢 明ではあるまい。
最後に、30年前のチェルノブイリ原発事故も忘れてはならない。ロシアか らの独立で核保有は放棄したが、負の遺産の方は引き継ぎ、日欧米の協力 の下、黒鉛型原子炉の封じ込め作業が行われている。
また他にも日本は選挙監視や司法制度改革、国内避難民の支援などさまざ まな支援に乗り出している。ウクライナの人々がいま切望していること―― 汚職や腐敗の追放と民主主義の定着――が実現されるように、日本は協力を 一層深めてゆきたいものである>(以上)
遠方の友も大事にすべし。日本とウクライナは、ロシアと原発事故に対峙 しているという共通項がある。ロシアに領土を奪われたことも同じだ。つ まり同志だ。友好を深める下地があり、手入れを重ねれば強力な同盟国/ 友好国になるだろう。
【今朝の産経から】8面「論壇:若肉老食の民主主義とは」、26面「初の 18歳選挙権 責任ある一票を 進む主権者教育」。大人でも主権者教育を 受けた人なんてゼロではないか。
そのためかどうかは不明だが、我が身を振り返れば、保釈→建築金物店→鳶 職→専門学校を経て(素性洗浄)まともな会社に就職してから52歳でがん 手術を受けるまで、政治に大して関心がなかった。
なぜか。頑張れば報われる、生活も余裕はないものの安定している、中流 だから不平不満はほとんどない。つまり「良い御代」だったから、政治に 関心がなくても良かったのだ。ノープロブレム。「自民党にやらせておけ ばいいんじゃない」。投票はしたけれど(ほとんど自民党、たまにお灸を すえるために野党系)。
若者は仕事を覚えて一人前、一流になることを目指して刻苦奮励、その合 間にバカし放題で遊んだり、泣いたり喜んだりの恋をしたり。めでたく結 婚すれば50歳ほどまでは(仕事、つまみ食い、さらには本命の)育児に必 死だから、普通の人ならよほどのことがない限りは政治に大して関心を寄 せない。
国政選挙の投票率でも40%ほどというのは、政治に何も期待していないと いう人もいるだろうが、多くは「良い御代」とか、まあこんなものかと 思っているからではないか。
若い時から年金の心配をするというのもどうかな・・・18歳が「70歳定 年、私の年金、老後はどうなる!?」なんて心配するのは異常、非現実 的、キモイ。
9面正論:佐瀬昌盛・防衛大学校名誉教授「NATOは対ロ警戒を緩める な」、まことに正論。追撃するように10面「露ドーピング問題 ゆがんだ 後進性克服のツケ」も読ませた。ロシア国民の「誇るもの」、1位自然、2 位歴史、3位軍隊。
日本なら3位は「女」大和ナデシコだろう。男は朝に母艦ナデシコから飛 び出し、たっぷり戦闘し(趣味、遊びでもある、ときどきつまみ食い)、 夕に帰艦する。ご褒美はメシとナニ。実に慰安婦、家庭は慰安所。
表向きは男尊女卑だが、本質は女が1か月3、4万円の小遣いで男をこき 使っている。恋の奴隷? 実に珍しい国。好きですニッポン、チャチャ チャ! 嗚呼・・・
11面「文革半世紀 数多の冤罪 後世に伝える」、今回も読みごたえが あった。産経、GJ! やがて中共人民も近現代史を知ることができるだろう。
今は「近現代史の解釈権は中共中央にある」が原則だから、14億の民は中 共史観しか知らない。産経が史実を記録することは支那人民にとっても意 義がある。匿名の証言はやがては実名にすべきだ。
イケイケドンドン、わが屍を乗り越えて中共殲滅、支那解放へ奮励努力せよ。
若き周恩来は靖国を散策しながら何を学んだのだろう。衆道? 処世術? 結局はカリスマ帝国ではナンバー2は育たないのか。孫ソフトバンクは 大塚家具、ロッテみたい、老醜老残は見たくないな。
トップダウンでガンガンやるのは成功したり失敗したり、落差が激しい。 まあ日本式「和」は安定しているけれど(創業ウン百年企業がごろごろし ている)スピードでは劣っている面はあるかもしれない。
中共は「拙速」で高転びした。ホップ、ステップ、ジャーンプ!・・・着 地失敗、足首複雑骨折。これからは「一帯一路・新シルクロード」ならぬ 「一進一退の新常態・死にいくロード」あるいは跛行経済でいくのだろ う、文革妄想野郎の習近平を排除しなければそうなる。
■6月24日(金)、朝6:00は室温24度、曇、ハーフ散歩。カミサン公休。
バルコニーでは紫のクレマチス、ピンクと黄色のハイビスカスが満開だ。 カミサンの趣味の園芸。大事にすれば美しい花が咲く。日本は台湾をもっ と大事にした方がいい。笹川陽平氏のブログ6/22から。
<「ちょっといい話」その69―李登輝元総統―
5月20日、蔡英文台湾総統就任式に招待された様子は5月25日のブログで報 告済である。その際、李登輝元総統をお訪ねした。体調いまだ優れずと 伺っていたが、講演があるとの事で、自宅ではなく講演会場のホテルでの 会談となった。
久しぶりの邂逅であったが、顔色はことのほか良く、お会いする前の私の 心配は払拭された。待ちかねていたように会談は李先生の独壇場で、私は 聞き役となった。声の艶も良く、眼を大きく開いて大きな声で先生が生徒 に諭すがごとく語るお姿は、とても病み上がりとは思えぬ迫力で、これか らの台湾はイノベーションによって発展すると、青年のごとく熱っぽく語 られた。
1999年9月21日に発生した台湾大地震に日本財団はいち早いく反応し、3億 円の見舞金を贈呈。時の曽野綾子会長は「目に見える形でご活用願いた い」と李先生に念を押された。李先生は熟慮の結果、台湾はもとより、ア ジアでもいづれまた災害が発生すると考え、この支援金を元手として災害 救援隊12,000名を創設されたという。
不幸なことに、2011年3月11日には日本で東日本大震災が発生。李先生は 30名の精鋭災害救援隊の第一陣を派遣して下さったそうだが、政治的事情 から入国できず、無念を心に秘めて空港から帰国したとの事であった。 (平井:菅直人政権!)
恩返しが出来ず残念だったとは申されたが、日本の政治的環境を考慮さ れ、達観した表情で説明された。このニュースは報道されたのかもしれな いが、私はこの事実を知らなかった。
その後、東日本大震災に台湾の人々からいただいた救援金額が世界最高金 額の100億円を超えたことは読者の知るところである。
「義理人情」は日本の固有の文化だと思いがちだが、そうではない。かつ て、笹川良一がジミー・カーター元アメリア大統領の両親の墓参にジョー ジア州を訪れたことがある。その後、カーター元大統領は大阪の笹川家の 墓参に来日し、父・良一の葬儀にも出席して下さった>(以上)
台湾は人口2350万人、84%が本省人(台湾人)、14%が外省人(支那出身 者系)だ。台湾の大学が20歳以上を対象に「自分は何人だと思うか」を尋 ねた意識調査によると、「台湾人」と答えた人は、92年には17%だった が、2014年には60%まで激増。一方で「中国人」と答えた人は、92年の 25%から、2014年には3%にまで激減している。
1949年に蒋介石とともに台湾に押し寄せた中国人、例えば20歳の人は、今 では87歳だ。あと10年、15年で絶滅する。台湾生まれの台湾育ちが圧倒的 に多いのだから、台湾人意識は年々強まるだろう。
外省人でも結婚相手は本省人というのはずいぶん昔からあった。「外省人 は独身男性が多かったから台湾女性を嫁さんにするしかない。『私を大事 にしてくれるのなら結婚してあげる』となり、つまり旦那さんを尻に敷い ている」とガイドが言っていた。
もはや本省人、外省人という分け方は意味がないのかもしれない。台湾は 台湾人が住む国だ。
中共はあの手この手で台湾侵攻を狙っているが、馬政権時代の親中政策で 防衛力はずいぶん緩んだようだ。軍事力は――
<(1)予算 3040億台湾ドル(101.0億米ドル)(2)兵役 兵役12ヵ月 (3)総員 約29万人(予備役 165.7万人)陸軍 20.0万人(主力戦車 565両、軽戦車625両)
海軍 4.5万人(海兵隊1.5万人を含む)駆逐艦・フリゲート艦26隻、潜水 艦4隻
空軍 4.5万人、作戦機約485機(主力戦闘機 F-16A/B、F-5E/F>(外務省)
「ミリタリーバランス2015」による世界の軍事力総合評価で台湾は13位だ が、2位の中共とはあまりにも差が大きい。装備も旧式だ。先進国は中共 の報復を恐れて(遠慮して)最新装備は台湾に売らない。
日中友好の時代は終わった。今は戦争前夜だ。日本は中共に媚びたり遠慮 する必要はない。台湾軍の強化に積極的に関わるべきだ。それがアジアの 安定にもつながる。そうりゅう型潜水艦やミサイルなどで協力できること を進めたらいい。
【今朝の産経から】6面「番頭がいなかった舛添氏」、人から慕われる、 尊敬されるキャラではないから・・・不徳の致すところと自戒、辞任する しかない。二度と見たくないと思う。
7面正論、先崎彰容・日本大学教授の「国民の政治意識は成熟できる か」。まあ、小4、中2レベルだから無理だろう。大昔からパンとサーカ ス。氏は二大政党制が望ましいと考えているようだが、民主党政権で国民 は懲りたのではないか。アカモドキが権力を握るととんでもないことにな る。一強他弱で十分だ。
8面「文革半世紀 床下に隠した写真2万枚 陰惨さ映す命懸けの記録」、 本当に恐ろしいことだ。産経GJ!
9面「極意はごちそう?」、ASEAN“仲良しクラブ”の肝は主催国の歓迎晩餐 会のようだ。ASEAN愛すべし、応援すべし。
29面「卓上ゲーム オセロ考案 長谷川五郎氏死去」、欧米あたりが発祥 地だと思っていた、知らなかった、日本人は大したものだ。正確には「日 本は世界を好転させる超弩級のすごい大物を輩出する」ということだな。 西郷、高杉、松陰、大村、石原、吉田、岸、佐藤・・・安部はGHQ占領憲 法を換骨奪胎した。それだけでも大したものである。
英はEU離脱で決着。世界は新しいステージを迎える。中共はコケる。
■6月25日(土)、朝6:00は室温24度、曇。
「英EU離脱」は数十年に一度の地球的大ニュースなのにNHKラヂオ7時の ニューストップは「発達性の低気圧が・・・」。ほとんどバカか、多分、 地球市民的NHKにとってはまずいニュースなのだろう、報道したくないの だ、狂気の世界。「英EU離脱 NHKは翌朝何を報じたか」、これは永遠に 記憶されるべきである。
NHKは(他のテレビ、ラヂオ同様)、視聴者は小4中2レベルの女子供、老 人、総じてバカだから天気、事故、事件ばかり報道している。どうでもい い話ばかり。中共の脅威なんてまず報じない、NHKは中共宣伝部の手先、 タニマチなのだ(巨額の取材費を払っている)。クソの役にも立たない。 潰すべし。
一億総白痴化・・・実は世界中同じ。為政者は国民を小4中2レベルにして おきたいのだろう、統治しやすいから。パンとサーカス。テレビを見る 人=バカ、番組を作る人=ワルと思っていたほうがいい。
さて本題だ、英のEU離脱で世界は大きく変わりつつある。脳内お花畑のメ ルケルとフランシスコが招来した危機だ。
ポンド安、ユーロ安、人民元安、おまけは韓国ウォン安。ドル、円以外は 全部売られる。ロシアのルーブルも売られて強烈なインフレになり、プー チンは苦境に落ち込む。まず3か月は世界経済は低迷する。リオ五輪どこ ろではない、延期したらいい。
ドル高、円高、悩ましいがどうしようもない。
人民元はどんどん売られて、海外へ逃げていく、金持ちも逃げていく。も う中共の復活はない。潰れるかどうかはともかく、永遠に後進国のまま。 明るい材料が全くない。14億の消費市場はあるが、百均雑貨以外に世界市 場への売り物がないから、貧しいだけの巨大市場があるだけだ。
英国は活躍の舞台、市場をアジアに求めるしかない。軸足を欧州からアジ アに移すはずだ。日米はそれを歓迎し、日米英+ASEAN+豪印で中共を包 囲できる。中共軍は手も足も出ない。我々は中共抑え込みに成功する。中 共軍はガソリンが乏しくなって、やがては弱体化せざるを得ない。
お花畑のリベラル≒アカの壮大な実験、EUは解体していくだろう。共通通 貨ユーロ、国境撤廃が致命傷になった。無理が通れば道理が引っ込む。ギ リシャは破綻し、難民が秩序を破壊し、新たな憎悪を生んだ。自業自得、 禍は自ら招いたのだ。欧州は5年ほどはヨロヨロするのではないか。
英の決断、Britain First!はトランプへの追い風になるだろう。
【今朝の産経から】英EU離脱一色の感。
1面「英EU離脱 キャメロン首相辞意 国民投票僅差51.9% 2年かけ脱退 交渉」。田村秀雄編集委員「金融体制崩壊の号砲」、曰く「日本はどうす べきか。世界有数の安全資産、日本国債は金利マイナスでも買い手が殺到 している。おかげで超円高に突き進みかねない。ならばチャンスだ。
財政資金をマイナス金利国債で調達して、インフラ整備や人材投資など経 済再生に使う。対外金融資産は900兆円以上もある。それをリスクだらけ の国際金融市場にまかせるのはばかげている」。
「世界同時株安 通貨不安」、売りまくって買い戻す、投資家にとっては チャンスなのだ。
2面主張「欧州統合の理念失うな」「アベノミクスに暗雲」「円高株安 日本経済の足かせ」「移民への危機感、結果を左右」。
3面「国民の不満読み違え」「ドミノ懸念 EU重大局面」。
5面「参院選各紙の序盤情勢は 5紙が『改憲勢力2/3うかがう』」。
6面「世界に渦巻く敵対と孤立主義」、連帯を求めるも孤立を恐れず。庇 を貸して母屋を取られる、嫌な奴と一緒にいるよりも孤立を選ぶな。
8面「日本企業分岐点」。
9面「想定外 市場大荒れ」。
29面「英在住の作家・黒木亮氏『EUにいる幸せ実感できなかった』」、曰く――
<離脱派が勝利したのは、英国民がEUにいる幸せを実感できなかったとい うことではないか。現地の人からは、よく「EUに入ってろくなことがな い」という声を耳にした。日本人で英国籍を取得した人も「EUにいて、い いことは何もない」と離脱派に投票したと話していた。
10年ほどで、東欧からの移民が増えたことを実感している。ロンドン金融 街のレストランのウェイター、ウェイトレスはすっかり東欧の人に替わっ たし、地下鉄の駅前には必ず、東欧系の食料品店を見るようになった。
東欧からの移民はスキルがなく、非正規雇用で働いている人が多い。その ため、税金もほとんど納めず、英の手厚い社会保障に頼って、社会保障費 を食い尽くすという不満が広がっていた。
経済問題でもEUは欠陥を抱えたまま国家統合に進んでいる。英国民はその ことに我慢ができず「NO」を突き付けたといえる>(以上)
タイタニックEU沈没へ・・・夢見るいい子ぶりっこの時代は終わろうとし ている。保守派は現実無視のリベラル≒アカモドキから政権を取り上げな くてはならない。
午後からハーフ散歩。椎木ハイツは壊され、10本ほどの椎木の巨木は重機 でベキベキと破壊された。駅から2分、大きなマンションが建つのだろ う。わが街は急速に変わりつつある。
朝方、2日連続でめまい。わが体は急速に変わりつつある。で、一句。
さようなら 十分生きた ありがとう この世のことは 夢のまた夢(修一)
やり残す 未練はあるが 仕方なし 支那の最後は あの世で見るか(修一)
Hiraiexit、Xデーは近そうだが・・・(2016/6/25)
2016年06月27日
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