2016年07月07日

◆加州大、多くの学生が生活難に

平井 修一


「米カリフォルニア州立大学、学生の多くにホームレスと飢えの問題」から。

<【6/22 AFPロサンゼルス】米国最大の州立大学の学生5万人近くが特定 の住所を持たないホームレスで、さらに多くの学生が食べる物に困ってい る──。今週発表された調査報告書で明らかになった。

米カリフォルニア州にキャンパス23校と学生約46万人を擁するカリフォル ニア州立大学(California State University)が委託した調査による と、8.7〜12%の学生がホームレスで、21〜24%が食べ物の確保に困って いるという。

調査は昨年2月、この問題の事例証拠を数値化するために行われたもの で、大学の教職員および管理者、学生がインタビューで質問に答えた。

調査報告書によると、困難な状況に置かれた学生の多くは、問題の深刻度 について大学の教職員に理解されていないと感じており、また利用できる 援助制度について知らない学生も少なくなかった。

ホームレスの学生の一人は、大学側に状況を説明し、寮の使用許可を求め たが、他の学生に対してフェアではないとの理由で断られたと話した。ま た別の学生は、食べ物に関する援助があれば、周囲からレッテルを貼られ なくて済むと回答している。

一方の教職員らは、限定的な資源を背景に、援助プログラムの通知や奨励 について消極的であったことを明らかにしている。学生からの要求が数多 く寄せられることを嫌ったのだという。

報告書はさらに、問題の規模が誤解もしくは矮小化されていたケースも多 く、「一部では『飢えた学生』を当然視することもあった」と指摘している。

同大学広報担当は、調査は今後2年にわたって行う予定と述べた>(以上)

米国はどうなっているのだ。若者がバラマキアカのサンダースに夢中にな る背景には以上のような貧困があるのだろう。米国の学生は必死で勉強す る、落第すれば授業料が余計にかかるから。毎日レポート、レポート、レ ポートに追われ、バイトもあまりできない。服装も質素だ。

小生自身と息子を観察する限り、日本の文系学生はあまり勉強しないでバ イトと遊び(小生は革命ごっこ)で忙しいが、親が授業料や生活費を出し てくれるから結構ラクチン、モラトリアムだ。ホームレスや飢えた学生な んて聞いたこともない。女子大生はおしゃれで可愛い格好をして男どもを 幻惑している。

日米で実に大きな違いがある。

日本の5月の有効求人倍率は1.36倍に上昇し、24年7カ月ぶり高水準だとい う(日経)。卒業すれば9割はそこそこの企業に就職できるが、米国では 就職浪人が常態化していると聞く。

日本では学生に即戦力は求めない、大事に育てていく、同期の平なら給料 は皆同じ。米国では能力を求めるし、大卒にふさわしい仕事は狭き門だか ら大変だが、能力があればどんどん収入は増えていく。“みんなで仲良く” 和式共産主義と“セレブを目指せ”米式競争主義、文化の違いだ。

日本はまだ格差は深刻ではないが、米国では年々格差が広がっている。ど ちらがいいかは分からないが、年がら年中絶叫マシンの米式競争主義は日 本人は好まないだろう。米国人もかなり疲れてきたのではないか、「俺の 子供たちは俺ほどの生活はできまい・・・」。自信喪失。

お尻にも優しい脱力系ウォシュレットの和式共産主義は突破力、イノベー ション、スタートアップでチト劣るが、工夫して最高のものを造り出す能 力はトップナッチだ。いつの間にか世界一の自動車メーカーになった。一 方でデトロイトと人生を楽しむヤンキーは消滅した。ウォシュレットは世 界を制するだろう。(2016/7/4)

           

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