2016年07月11日

◆支那は「破局」の最終章へ

平井 修一



中共は相当ガタついてきたようだ。「中国共産党の統治が直面する6つの 問題、胡錦濤側近が語る」から。

<【新唐人7/6日】胡錦濤のシンクタンクとして知られる政治学者・兪可 平氏が深セン市で講演し、中国がいくつかの統治の危機に直面していると して6つの突出した問題を挙げました。7月1日の中国共産党設立記念日を 間近に控えての発言だったため注目を呼びました。

兪可平・北京大学政府管理学院院長は6月26日、深セン創新発展研究院で 「政府の革新と国家統治の現代化」と題し講演を行いました。

中国紙『第一財経』によると、兪氏は講演の冒頭で、「民主主義に対する 自分の理念は変わらない」と述べ、「民主主義は優れたものであり、推進 していかなければならない」と語りました。

兪氏は、中国にはすでに部分的な統治の危機が現れていることを認め、現 在中国が直面している6つの大きな問題として、「政府の信用の喪失」 「政府の革新の不足」「高い行政コスト」「形式主義の横行」「権力集 中」「政府管理の低俗化」を挙げました。

兪氏は、中国政府の信用はすでに一部において「タキトゥスの罠」に陥っ ていると分析します。「タキトゥスの罠」とは古代ローマの歴史家タキ トゥスが述べた理論で、「政府が信用を失っている時は、何を言おうと何 をしようと、民衆に悪く言われる」というものです。

兪氏は、政府役人の自殺率が非常に高いという今の中国で起こっているよ うなことは、古今東西見られない現象だと指摘します。役人が自殺しても 民衆は同情もせず、「死んでよかった」「問題を起こしていないかよく調 べろ」といった反応だといいます。

「中国政府の信用が失われている」との兪氏の発言に対し、米国在住の学 者・呉祚来氏は異論を唱えます。

*在米学者・呉祚来氏:

「中国共産党の信用は喪失したのではない。そもそも信用そのものがこれ まで一度も存在したことがない。独立した司法制度もなく、言論の自由も ない、このような政権がどうして信用を持てるのか。はじめから信用など ないのだ。

民衆はただやむを得ず共産党の統治を受け入れているというのが現状だ。 不満があって陳情に行こうとしても阻止される。陳情すら許されない。陳 情その他の方法も通用しない。政府に信用がないから、行政もまた効率が 悪い」

兪氏はまた、政府の革新が足りないから経済発展の途上で多くの困難に直 面し、社会に活気がなくなっていると述べています。

これについても呉氏の考えは異なります。

「政府の革新や政治家の革新といった人類の普遍的な価値観を標榜する が、アメリカ政府は革新しているのか? 別に革新しなくても、民衆への 服務をよくすれば自ずと革新された社会が生まれる。

村の土地を住民に分配し生産責任制にした中国の小崗村の革新はどうか。 革新と言うがこれは革新なのか。実際はただ普通の状態に戻っただけのこ とだ。農民が自分の土地を耕すのに政府のコントロールを受ける必要はない。

これは革新ではなく、ただ民意に沿って民を尊重するならば、自ずと革新 できる。中国政府の最大の問題は『革新』が多すぎることだ。政府はさま ざまな方法を編み出して民衆に敵対している。教会を壊したり、陳情を阻 止したりするために、奇怪千万な方法が次々と編み出されている」

兪氏は、行政コストが高いという問題について、治安維持のための経費投 入が行政コストを増加させているとし、しかも治安を維持するのは難しい と述べています。

かつて趙紫陽・中国共産党総書記の秘書を務めた鮑トウ氏が側近としての 経験を例に挙げる。

*元趙紫陽総書記秘書・鮑トウ氏:

「例えば今この私を監視している人間は何人いるのか。目に見える者、見 えない者、はっきり分からないが、その数は2桁に上ることは間違いな い。10人〜50人かもしれない。もし1人の国民を管理するのに10人必要な ら、13億の国民を管理するのに130億人の公務員が必要ということになる」

兪氏が指摘した6つの問題について、呉氏は「比較的穏やかなもの」と評 します。

*在米学者・呉祚来氏:

「彼が言ったこの6つの問題とは、比較的穏やかな批判と言える。単刀直 入に言えば、こうした問題を引き起こしている根本的な原因は一党独裁で ある。これらの問題を解決するためには、中国共産党が政治改革を行い、 権利を民衆に返し、民衆に政府を監督させる仕組みをつくることが必要で ある」

呉氏は、共産党という最大の利益集団に最後のメスを入れることが改革だ と指摘しますが、多くの問題があるといいます>(以上)

統治機構がガタついているから社会がガタガタになっている。今はただ爆 発していないだけだ。「上海ディズニーランドのレストランで子供に排便 させる入園客、文明と発展のねじれ」から。

<【新唐人6/22】 上海ディズニーランドが6月16日にオープンし世界の注 目を集めましたが、その初日、入園客がレストランで子供に排便させると いう非文明的な出来事が起こりました。目覚ましい経済成長の一方、文明 が未発達のままという中国の矛盾を曝け出し、注目を集めました。

中国国内の中流階級をターゲットにしていますが、開幕当日、施設内レス トランで人々が食事をしているすぐそばで、子供に排便させている入園客 の映像が中国版ツイッター・微博にアップされました。トイレからは20 メートルも離れていませんでした。

*中国問題研究家・文昭:

「人は本来、儒学者が言う「四端(したん)の心」、つまり惻隠の情、羞 恥の心、謙譲の心、物事の是非を見極める心を備えているはずですが、今 の中国では非文明的な事柄があちらこちらで起こっています。

これは過去数十年間にわたって、人が持つ良知、良能を封建主義、資本主 義、修正主義だと見なして批判してきたために引き起こされたものです」

2015年10月にはイギリスの高級ブランドショップ・バーバリーの店先で、 中国人観光客と見られる客が子供に排便させている様子がネットに流れま した。

ほかにも、大声で騒いだり、エジプトの神殿の古跡に字を刻み入れたり、 旅客機の緊急ドアを開けたりなどの中国人観光客の非文明的行為が外国メ ディアの注目を集めています。

*中国問題研究家・文昭:

「中国社会の文明の水準を上げるためには、伝統的文化を重視した教育を 行うほか、悪い環境へと流されないように社会を変革させることが重要で す。悪しきもの、自己中心的で拝金主義的な社会的風潮を取り除き、良 知、良能を復活させなければなりません」

上海ディズニーランドですが、オープン当日や試運営期間中、トイレのハ ンドドライヤーで足を乾かしたり、敷地内の草花を摘み取ったり、街燈に 落書きしたり、といった迷惑行為が多発しています。

中国文化に詳しい専門家は、中国がかつてのような礼儀を重んじる国に立 ち戻ってほしいと指摘しています。

*著名な評論家・曹長青:

「中国でなぜこれほど多くの劣悪な現象が起きているかといえば、それは 共産党によって『党の文化』、騙しの文化が作り上げられてきたためで す。制度、文化、人の3者が互いに悪い影響を与え合う悪循環に陥ってい るのです。

これを断ち切るにはまず制度を変えなければなりません。そして中国の良 き伝統文化を復帰させ発揚し、少しずつ中国人の心理状態を変え、文明的 水準を向上させるしかありません。

まず制度を変え、次に文化を変えれば、人を変えることはできます。中国 にはまだ希望があるのです」>(以上)

中共独裁から67年で民度は「堕ちるところまで堕ちた」。まともになるに は最低でも67年はかかる。子供が親を告発し、親が子供を告発する。出世 のために妻を上司に差し出す。中共がモラルを完全に破壊したのだ。

最近登場した賄賂の手口は、越後屋が自慢の高級車をお代官様に2000万円 で売り、やがて「やはり気に入っていたので買い戻したい、迷惑をかけた ので」と、2500万円を払うのだ。つまりお代官様は500万円の儲けに。

こんなことばかりをしている。「中国にはまだ希望があるのです」・・・ そう思いたい気持ちには同情するけれど、目の前にあるのは良くて「絶 望」、最悪は「内乱」「崩壊」だろう。気の毒だけれど、これが現実だ。

遠藤誉東京福祉大学国際交流センター長/筑波大学名誉教授/理学博士の論 考「中共建党記念・習演説にVOAがぶつける――『日本軍と共謀した毛沢 東』特集番組」(ヤフーニュース7/4)から。

<中国共産党の求心力が低下し滅亡の危機にさらされている中、一党支配 の正当性と合法性を強調するには、どうしても「抗日戦争中、日本軍と勇 猛果敢に戦ったのは中国共産党軍である」「だからこそ、こんにちの繁栄 がある」という「虚構の神話」を捏造し続けなければならない。

7月1日(6月30日深夜)、アメリカのVOA(Voice of America)中文テレビ は、中国共産党の建党95周年記念にぶつける形で、「日中戦争中、毛沢東 は日本軍と共謀していた」という特集番組を報道した。

拙著『毛沢東 日本軍と共謀した男』が6月中旬にニューヨークにある Mirror Media Group(明鏡集団)から中国語で出版されたことは、6月23 日付の本コラム「日本軍と共謀した毛沢東を、中国人はどう受け止めた か?」でご紹介したが、熱狂的な反響があったとのことで、今度は1時間 の生放送番組が特集されたわけだ。

ワシントンとの時差は11時間。真夜中でもあるし、Skypeを使える環境に もなかったので、ゲストとして呼ばれた筆者は、携帯電話を通して、その 番組に生出演することとなった。

*生放送中に飛び込んできた大陸ネットユーザーの生の声

途中まで順調にいったが、なんとその番組では、途中から「中国大陸にい るネットユーザーが直接テレビ局に電話をかけてきて意見を言う」という スタイルになっていたらしい。

ライブなので、中国大陸各地のネットユーザーのナマの声がいきなり飛び 込んできた。そのようなことを知らされていなかった筆者は非常に驚き、 戸惑った。罵倒されるであろうことは分かっているからだ。

中国にはGreat Fire Wall(万里の防火壁)があって、西側の情報を シャットアウトしているが、これらのネットユーザーは「壁越え」という ソフトを用いてVOAを視聴し、電話まで掛けてきている。

全体的に言えば「よくぞ真実を明かしてくれた」という声が大半ではある が、何十年ぶりかの罵倒に、激しい疲れを覚えた。

電話を受け付けて、ナマで意見を述べさせるのは中国大陸のネットユー ザーに限っているらしい。

そうであるならば、今後はこちらも考え方を変え、これは中国共産党の指 導層に直接話しかけているのも同じだと位置づけて、むしろ覚悟を決め て、言いたいことをしっかり伝えていくことにした方がいいかもしれない。

その昔、中国政府高官から、「中国政府の中央には必ず壁越えソフトが設 置してあるパソコンがあって、自ら創った壁を越えて、“美国之音(VOA)” 中文テレビだけは観るようにしているし、ネット記事も読むようにしてい る」ということを聞いたことがある。

ということは、筆者は習近平に「直接」話しかけているという可能性を 持っている。

*中国大陸のネットユーザーのコメント

今般のVOAの特集番組のコメント欄に、中国大陸のネットユーザーと思し き人のコメントがあり、そこには「この事実を中国人民全員に知らせた い」というものもあれば、「中国人民よ、目覚めよ」というものもある。

また、袁冠中という名前を名乗っているユーザーは、「遠藤誉博士に感謝 する」というタイトルで、概ね以下のようなことを書いている。

――遠藤は日本人が見落としがちな日中戦争の資料庫を発掘し、毛沢東の新 しい罪状である「毛沢東が日本軍と共謀していた」という新しい罪状の証 拠を掘り出してくれた。

7月2日には、You Tubeにも転載されていたが、そこには明らかに大陸の ユーザーと思われる以下のようなコメントがあった。

――「壁越え」の方法を覚えてからというもの、実に多くの事実に関する真 相を知ることができるようになった。現在、大陸の多くの者は依然として 耳目を欺かれ、洗脳され愚弄されているが、一部には「眠ったふり(装 睡)をしている者」がいたり。

なるほど。「眠ったふり」とはよく言ったものだ。問題は、その人たちが いつ「眠ったふり」をやめるかだ。この人たちは事実を知っている。

習近平もまた、実は「装睡」をしていて「見て見ぬふり」をしているのか もしれない。だからこそ、言論弾圧を強化しているのであろうと確信す る>(以上)

支那はいよいよ「破局」の最終章へ入った。日本は警戒レベルを最高にす べきである。中韓北からの難民モドキは絶対に受け入れてはならない。そ れができなければ日本も破局に向かうだろう。

皇国の興廃この一戦にあり、同志諸君、目を見開き、耳をそば立て、警戒 せよ、武装せよ、迎撃せよ! (2016/7/8)


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