2016年07月28日

◆祝!黒田博樹、日米通算200勝

馬場 伯明



本誌に私がわざわざ書くこともないように、すでにTV、ラジオ、新聞で報
道済みである。だが、60年間にわたる古いカープファンである私は黒田の
快挙を書かずにはいられない。

I can stop loving you(Kuroda)! I can stop writing your life!

黒田博樹が日米通算200勝を達成した。1・3回で7点の援護を受け7回を5安
打無失点で7勝目をあげた。この快挙を心から祝福する。

昨夜からTV、ラジオ、今朝の新聞をハシゴした。朝日(A)・日経(K)新
聞。早朝、スポーツニッポン(スポニチ・N)を買いに車で稲毛駅へ走
る。その記事のつまみ食いになるけれども、以下に引用・転載し、自分の
感慨を連ねる。

まず、黒田のヒーローインタビューがとてもよかった。「最高のチーム
メートと最高のファンの前で、そして最高のマツダスタジアムで、節目の
勝利を挙げることができ感動しています(N)」と。

そして「・・チームのために201勝を目指し、また明日から準備したい
(A)」と。2016年の大きな目標:優勝のためだ。頼むぞ、黒田。

新井貴裕から渡された記念の花輪ボードを掲げた黒田の雄姿はTVで何回見
ても惚れ惚れする。グラウンドではカープの選手仲間が真っ赤な専用のT
シャツを着て祝った。

そのTシャツの左胸には西郷隆盛の漢詩の一部がプリントしてある。高校
時代からの黒田の座右の銘だという。赤地に白抜きで《耐雪梅花麗
(N)》。寒い冬を耐え忍ぶことで梅の花は春に一番麗しく咲くという意味
である。次に全文を記す。

一貫唯唯諾《一貫、唯唯(いい)の諾
従来鉄石肝《従来、鉄石(てっせき)の肝
貧居生傑士《貧居(ひんきょ)、傑士(けっし)を生み
勲業顕多難《勲業(くんぎょう)多難に顕(あら)わる
耐雪梅花麗《雪に耐えて梅花(ばいか)麗(うるわ)し

また、Tシャツの背中には、何と《あの黒田さんがまさか・・・1イニング
で10失点@由宇(N)》とある。黒田が入団時の2軍で打たれたトホホの記
録らしい。新井と小窪哲也主将のユーモアである。

黒田は、大阪上宮高校では三番手の補欠投手、努力した専修大からドラフ
ト2位でカープに入団。入団3年間では12勝。4年目に9勝。大卒では遅咲き
の大器晩成型の選手で、長持ちの選手である。

入団が4年間遅れる大学卒投手の200勝は非常に難しい。高校卒を含め達成
した選手は全26人、大学卒では若林忠志(阪神237)、杉下茂(中日215)、
村山実(阪神222)、藤本英雄(巨人200)だけ、黒田が5人目である。2
リーグ制以降では、阪神の村山実投手以来46年ぶりである。ドラフト制以
後では初めて。

大学卒では、石川雅規(青学大・35歳・ヤクルト・144勝)、上原浩治
(大体大・40歳・レッドソックス・129勝)があとに続く。技巧派投手の
石川には期待が集まるがどうだか・・・。おそらく相当な難関である。黒
田の偉大さがわかる。

関係者の黒田の200勝へのコメントを新聞等から転載する。

イチロー(43・マーリンズ):「日米合算なんて認めない!おめでとう
(A)」とコメント。ピート・ローズの発言をもじり、ヤンキースの元同
僚として、冗談めかしたイチロー流の親愛のメッセージだった。

ジョー・トーリ(75・ドジャース監督):「200勝。数字はもちろん素晴
らしいけど、同年齢の選手のほとんどが今では家でテレビを見ているとい
うのに、以前と変わらぬ投球を続けていることが驚嘆に値する。誇らしい
よ(N)」。

カー・ショー(元ドジャース投手・同僚):「偉業を達成できたことを本
当にうれしく思う。人間としても尊敬している(K)」。

マエケン(前田健太・28・ドジャース):「米国に来て勝つ難しさを凄く
感じている。改めて黒田さんのやってきた重みというものを感じます
(N)」。(7/24前田は9勝目を挙げた)。

松井秀喜(42):「ずっと強くなかったカープで勝ちを積み上げてきたの
が凄いなと思う(N)」と反骨の右腕を独特の表現で讃えた。「(今は)
ただ、『おめでとう』という言葉しかない(N)」と祝福した。

緒方孝市(47・カープ監督):「投手陣だけでなくチームの精神的な支柱
でいてくれる。200勝はそうそうお目にかかれるものではない。光栄に思
う(A)」

山本浩二(69・元カープ監督):「200勝のうち唯一の中継ぎの1勝となっ
た2005/10/7ヤクルト戦は、監督として最多勝のタイトルを獲らせたかっ
たし、彼の記録のために全員が一丸となったのを覚えている」。

衣笠祥雄(69・元カープ内野手)「(黒田は)『広島を優勝させたい』の
思いが一番で、個人記録の200勝は大きな目標ではなかったと思う。両方
を手にできれば、最高のシーズンになる(A)」

大野豊(60・元カープ投手):「まだメジャーで大きな契約も可能だった
のにカープに戻ってきた。今期は優勝という大きな夢も見えてきた。最高
の1年にしてほしい(N)」。

黒田博樹の日米通算200勝と新井貴裕の2000安打という2016年の二大目標
が達成された。さあ、その先に、25年ぶりのセリーグ優勝と32年ぶりの日
本シリーズ制覇が見えてくる。

選手・球団・ファンが一体となり、2016年の秋にカープの歓喜の大輪を見
事に咲かせようではないか。(2016/7/25 千葉市在住)

(追記)

末尾に黒田の経歴などを紹介する。(「スポニチ」2016/7/24より)

黒田博樹(くろだひろき)1975(昭和50)年2月10日生まれ大阪府出身の
41歳。上宮高校から専修大を経て1996年ドラフト2位(逆指名)で広島入
り。2005年に最多勝のタイトルを獲得し、ベストナイン、ゴールデングラ
ブ賞も受賞。

2006年に最優秀防御率。2007年オフにFA権を行使してドジャーズ入り。ヤ
ンキースを経て2015年に広島復帰。2004年アテネ五輪日本代表。1m85cm、
93kg、右投げ右打ち。(N)


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