2016年08月22日

◆シリアへ出撃を開始したが

宮崎 正弘 



<平成28年(2016)8月20日(土曜日)>

 〜ロシア、イランの空軍基地からシリアへ出撃を開始したが
   NATOはトルコに配置した核兵器を撤去しようと動き急〜

 NATOの名の下に、米軍はトルコに核兵器を配置している。
 これは世界の科学者も求めている事実だ。
http://thebulletin.org/hiroshima-and-nagasaki-lessons-learned/turkeys-nuclear-contradictions
 トルコは核兵器不拡散条約ならびに核実験禁止条約に加盟しているが、
軍事同盟との約束事は国際条約に優先する。

 トルコの政変と急激なイスラム化によって、エルドアン大統領は着々と
強権政治を実行し、三ヶ月の非常事態宣言。反エルドアン派と見られる軍
人、裁判官、教員、警察官、公務員を八万人も拘束し、ようやく8月19日
までに3万6000人を釈放した。

しかし西側からの人権弾圧、強権政治への批判は高まるばかりで、エルド
アンは孤立した状況を打破するために、8月9日にはロシアのサンクトペ
テルブルグへ飛んでプーチンと会談し、シリア問題でも協力を討議した。

直後、こんどはロシアがイランにもちかけ、イラン空軍基地からシリアの
反政府勢力並びにIS拠点の空爆出撃の許可を取り付け、さっそく実行に
移した。

イラン西部ハマダン空軍基地から飛び立ったロシアの長距離爆撃機ツボレ
フ22型機は、これまでの距離を縮めたため、爆弾の搭載量が飛躍的にの
びたうえ、つぎはイラン、イラク政府の許可をまってカスピ海からミサイ
ル発射の準備に入ったとされる。

他方、NATOはこういうタイミングで、トルコに配備している核兵器の
移転を検討している。

「問題はその移転先であり、ルーマニアが最有力とされるが、ブルガリア
であれ、バルト3国であれ、それはロシアに対する挑戦とみなす」(英文
プラウダ、8月19日)。

しかしながらとして、同紙は続けた。

「トルコからの核兵器移転は中東全域のパランスを崩すことを意味し、唯
一の核保有国としてのイスラエルの安全保障は高まるが、米国はイランと
の核合意の密約に、このトルコからの撤去を含めていたのかも知れない」

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