2016年08月23日

◆アメリカで軍事技術泥棒事件が頻発

宮崎 正弘 



<平成28年(2016)8月21日(日曜日)通算第5001号 >

〜アメリカ各地で軍事技術泥棒事件が頻発
  フロリダで中国人女性を四年の禁固刑、カリフォルニアでも〜


F35.F22。そしてドローンのエンジンならびに技術資料を香港経由で中
国に輸出しようとした中国人女性スパイがフロリダで逮捕され、8月19日
に地裁が判決を言い渡した。判決は50ヶ月(4年余)の禁固刑。(スパイ
容疑としては軽い)。

このスパイは1500万ドル相当の価格をインヴォイスに明記していたため、
金額の奇妙な値段に当局が着目して捜査を開始し、6月9日に起訴していた。

女性はアメリカ国籍の男性と「結婚」し、「マン・ウェンシア」と名乗っ
た(マン温夏=音訳)。

夫とは電子部品輸出などの貿易を表看板として、内実は中国人民解放軍の
技術スパイに励み、高度技術を「貿易」を装って中国へ輸出していた。ア
メリカの「武器輸出管理法」の網をくぐり抜けるために第3国経由として
いたが、輸出相手先の「商社」も、中国軍のダミー企業であることが判明
している(サウスチャイナモーニングポスト、2016年8月21日付け)。

7月にもカリフォルニア地裁は、同様な技術盗取容疑で中国人の男を起訴
した。この男は中国に1500億元相当の技術を売りつけようとしていた。

 ことほど左様にアメリカでも、軍事技術スパイの暗躍が見られ、表に出
る事件はごく少数。発明が無理なら、創造が無理なら盗み出せというのは
伝統的な中国の手法であり、「こんかいの事件も驚くには値しない」と専
門家が指摘している。
 さて日本では?
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