2016年08月24日

◆G20を前に杭州は厳戒態勢

宮崎 正弘
 

<平成28年(2016)8月22日(月曜日)通算第5002号 >

 〜G20を前に杭州は厳戒態勢、長蛇の車列、西湖は封鎖
   習近平のボディガード体制は常時16人に増強〜


 杭州といえば浙江省の省都。その町の中心に拡がる西湖には世界から観
光客が集まり、華やかな観光地。中国六大都市(北京、西安、南京、開
封、洛陽)の一つ。

麓の中山公園には有名は印鑑店があって大繁盛を極め、とくに日本人観光
客なら、ここで印鑑を作る人が多い。あるいはせめて朱肉を買う(小さな
朱肉でも千円もします)。

本来は金石彫刻の研究所だったが、いまや付属店舗の「西冷印社」のほ
うが有名、ほかにも杭州にはシルク博物館、茶葉博物館などがある。

 杭州と言えば、郊外に「中国のシリコンバレー」が開けており、アリバ
バの本社もここ。

ハイテク企業の集積地でもあり、殷賑を極める。日本からも成田と関空か
ら日航、全日空ともに直行便がある。

一昔前は上海からバスで4時間ほどかかった。

さてこの浙江省の書記を、福建省に17年間もいた習近平が腰掛け的に 一
時期、つとめた。

浙江省書記時代に江沢民が視察にきたことがあったが、歴史的沿革をなに
も知らない習に替わって膨麗媛夫人が説明したという逸話は有名である。

ところが数日前から杭州の市内を抜けるのに4時間もかかる長い長い車
列。西湖はIDカードもしくはパスポートを提示しないと園内に入れず、
また荷物検査が行われている。それもこれもG20の警備のためである。 

自爆テロ、要人暗殺を極度に警戒しているからだ。

習近平は中南海の警備陣メンバーを総入れ替えし、とくにボディガード
の数を増やしたが、彼の車の周りには常に16名のSPがつくことになっ
た。米国大統領より、ガードが厳しくなっている。

G20はいよいよ間近となった。

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