2016年08月30日

◆私の「身辺雑記」(378)

平井 修一



■8月26日(金)、朝7:00は室温28.5度、快晴、日射しは強いから今日も
猛暑でクーラーのお世話に。体調はまあまあ。

朝食と洗濯の後、PC部屋のクーラーの下で新聞を読んでいたら微かな水滴
が落ちてきて、チェックしたら排水パイプが詰まっているよう。慌てて補
修したが、2時間ぐらいかかってしまった。まったく主夫業は暇なしだ、
いい運動ではあるが。

3時からは庭仕事(壁にはびこる蔦の除去)、終わってからシャワー、そ
してクーラーの効いたLDKで一杯飲み始める。至福の時だ。

このところやたらと宅配便を受け取る。クロネコ、佐川、郵便局・・・カ
ミサンは通販が大好きだし、Nは留守がちなのでわが家に発注品が届くよ
うにしている。1日に3回ほどピンポーン、小生は湯上りのスッポンポン
で、扇風機で(今やすっかり休火山の)股間を冷やしていたが、慌てて半
ズボンをはいて受け取るのだ。

「通販で買うな」なんて、今どき言えやしないし、留守番を含む主夫業全
般をこなすからこそ小生の存在感があるのだから、受け取りも仕事のう
ち、と、まあ諦めるしかない。それにしてもカミサンが奄美から送ってき
たお土産の段ボールは50キロはあったのではないか。小生の力では全く動
かなかったので玄関に放置しておいた。

一休みしたら夕食の用意。とにかくカミサンを「キャイン」と言わせなく
てはならないから大変だ。今晩は、キュウリ・モズクの酢の物、卵豆腐、
鶏唐揚げ、〆は氷入りの冷たい汁の茶そば(薬味はショウガ、ネギ、シ
ソ、わさび)。

「ああ、美味しかった」と言ってくれたので今夜も成功だ。

「お客様から『ああ、美味しかった、また来るよ』と言ってもらうのが、
私らの生き甲斐、やり甲斐なんですよ」。銀座東武ホテルのレストランフ
ロアマネジャーはそう言っていた。レストランのフロアサービス(ウエイ
ター、バスボーイ、ソムリエなど)は接客業、相棒のキッチン(シェフと
その弟子)は製造業、ゴチゴチの職人の世界。

営業部門と現場部門はどこの世界でも軋轢があるが、この両者が上手く連
携しないと仕事は上手く回らない。ホテルに限らず料理人の世界は(多分
今でも)徒弟制度的で、厨房はほとんど戦場だから、「口で言うより足の
方が早い」、つまり、ぐずぐずしていると親方や兄弟子から蹴っ飛ばされ
るのである。

「週刊ホテル・レストラン」の創業者から小生が学んだのは、「熱い料理
は熱く、冷たい料理は冷たく」が料理の基本だということ。だから兄弟子
がステーキを焼いた時点で、弟子は間髪入れずにソースをかけ、添え物を
乗っけないと、「この野郎」と蹴っ飛ばされるのだ。

そしてアツアツのステーキをウェイターがテーブルにサーブする。

この連携はいい時がほとんどなのだが、たまに歯車が狂うと、フロアと
キッチンで無言の戦争が始まったりする。

フロア「10番のオーダーはまだかい」
コック「ちょっとつっかえている、もうちょっと待ってくれ」

フロア「10番のオーダーはまだかよ」
コック「今やっているところだよ、せかすな、バカが」

こんな感じで険悪になり、やがて陰湿なイジメなどになったりする。

明治以降に発展したホテル・レストラン業界では、西洋料理に通じたコッ
クさんは完璧な専門職。シェフは総支配人より給料が高かった。そういう
伝統があるからコックさんはプライドが高いし、徒弟制度ゆえにシェフが
転職すると子飼いの弟子もごっそりついていく。だから経営者は厨房には
なかなか頭が上がらない。

世界的にもそういう傾向だと思う。小生の知っていることはあまりないけ
れど、斯界の方の裏話を大いに聞きたいものである。

■8月27日(土)、朝6:30は室温27度、降りそうな曇、涼しい。これから
は徐々に秋に向かう。体調はまあいい方だが、腰に不快感があるのでカミ
サンに湿布を貼ってもらった。独り暮らしの人はどうしているのだろう。
不便や不都合がいっぱいありそうだ。もっともこの世は不都合や理不尽だ
らけではある。

人権を 守っていても テロの的 情けをかけて 命とられる(修)

人権を 守ると国が 保てない 中露みたいな 国が多数派(修)

<人権(human rights)とは、人間ゆえに享有する権利である。人権思想
においてすべての人間が生まれながらに持っていると考えられている社会
的権利である>(ウィキ)

いろいろな解釈があるが、18世紀から普及していった西欧的な価値観、思
想なのだろう。自由、平等、人権がセットになっている。しかし、国や民
族、宗教によっては、この「3点セット」がまったく根付いていないこと
がある。中露やイスラム教国はおそらく有史以来、それらと無縁である。
「民度が低い」「思考停止」「利害優先」というような状態が数千年も続
いているのではないか。

結局「3点セット」は、それを共有する国民、民族、人種の中でしか通用
しない。それを評価しない異端者にとってはまったく無価値どころか邪
教、神への冒涜、不道徳、腐敗、犯罪、絶滅すべき敵になるのだろう。

そもそもロシア人や支那人、イスラム教徒の多くは「3点セット」を理解
していないし、異物を見るように傍観したり、嫌悪しているだけなのでは
ないか。

自由主義市場経済の観点から言えば「3点セット」国は、まあ近代国家、
近代社会なのだろう。それでも異端者はいるから、常にテロの危険にさら
される。これ以上の異端者の流入は危険の流入でもあるから、欧州各国で
は危機意識が高まっている。

ニューズウィーク8/25「オーストラリアの難民虐待に学びたい? デン
マークから視察団」から。なお、この記者はかなりのリベラル≒難民に寄
り添うバカモドキである。

<オーストラリアは難民問題の解決に野蛮だが効率的な方法を編み出し
た。海の向こうの収容施設に収容し、怪しげな民間企業に管理を委託し、
彼らが難民と認められ次第、第三国定住を強制するのだ。

当然、内外から批判されている同制度だが、これを気に入ったようなのが
デンマークだ。同議会の議員団は今週、南太平洋の小さな島国家、ナウル
にあるオーストラリアの難民収容所を訪問するというまたとない機会を得
た。目的はもちろん、難民申請者が押し寄せている欧州でも、オーストラ
リア方式がうまくいきそうかどうかを確かめることだ。

議員団に査証が発行されたのは、英ガーディアン紙が内部資料をもとにこ
の収容所で横行している人権侵害、性的虐待、自傷行為が暴露した数週間
後。記事によれば、警備担当者が子供の顔を張ったり、教師が生徒に性行
為を迫ったり、バスの運転手が女性収容者の盗撮をしたり、弱い者ほどひ
どい被害に遭っている。(平井:これって普通の国でよくある話。収容所
は天国ではない)

難民は、難民申請をしてから結果が出るまで数カ月、ときには数年も待た
される。たいていは難民と認められるが、その場合はカンボジアに行くか
小さく貧しいナウルの島に留まらなければならない。

2015年、カンボジアはオーストラリアからの4000万ドルの援助と引き換え
にナウルの難民を引き受けた。しかしカンボジアに行ったのは5人だけ
で、そのうち3人は危険を覚悟で帰国した。

「オーストラリアのやり方は面白い」と、ナウルを訪問するデンマークの
議員6人のうちの一人、マルティン・ヘンリクセンは言う。彼は移民排斥
を主張する極右政党、デンマーク国民党に所属している、云々>(以上)

デタラメルケル、ダレモオランドのようなことをしていればテロは永遠に
終わらない。「3点セット」人は異端者から殺されまくるだけである。

豪州スタイルがいいかどうかは分からないが、「敵は誰か」「危険分子は
誰か」を調査研究し、原則として難民モドキをこれ以上受け入れないこと
が大切だ。

涼しくなったので夕食はオデンとタコ焼き。N母子も参戦し、完食。日本
の旨いものは秋と冬に集中する、お節料理は最悪だが。これからが楽しみだ。

■8月28日(日)、朝7:30は室温23度、曇、一気に秋になった感じでとて
も涼しい。体調も今朝は良い。

一方で杭州は大変なことになっている。習近平は暗殺を恐れているよう
だ。辣椒(ラージャオ、王立銘)氏の論考「華々しい杭州G20のウラで中
国人の暮らしが破壊されている」(ニューズウィーク8/26)から。

<今年のG20サミットが9月4日から5日にかけて、中国浙江省杭州市で開
かれる。中国がG20を開催するのも、習近平が中国最高指導者に就任した
後このような会議を主催するのも初めてだ。中国政府はかつてなくこの会
議を重視し、浙江省は7月から道路、鉄道、航空など公共交通機関の安全
検査を強化してきた。

しかし中国では、G20の安全確保のための措置が住民にひどく迷惑をかけ
ている事実がまったくニュースとして伝えられていない。杭州市民はネッ
ト上で自身の体験を語っているが、その内容はあきれるものだ。

8月以降、杭州の多くの企業は休業に追い込まれ、大量の店舗とレストラ
ンが閉店を命じられた。反政府派の人々は強制的に地方観光に行かされ、
杭州向けの宅急便業務も停まった。観光名所である西湖地区のある派出所
は住民に対し、9月4日午後から火を使った調理を禁止するので夕食は派出
所からまとめて配達する、と通知した。

杭州市民は外出もままならなくなった。ネットユーザーの写真によれば、
杭州のバスには1台ごとに2人の警官が配置され、地下鉄では多い場合1両
に10人あまりの警官が立っている。

大量の装甲車と軍用車両が杭州中心部の市街地に配置され、市内全域のい
たるところに検査所が設置されている。検査所を通るたびに所持している
飲料品を一口飲まなければならないため、次のような笑い話が広まっている。

ある市民は夜、次の朝に飲む牛乳を買ったが、家に帰る途中いくつも検査
所を通ったので家に着く前に飲みほしてしまった。また、こんな笑い話も
ある。ある運転手が車のトランクに酒を1箱入れていたが、検査所で検査
員にすべて開けて一口飲むように求められた。車を数メートル走らせたと
ころで、今度は飲酒運転で警察に止められた......。

杭州市は8月20日から西湖を含む一部地区を封鎖。9月1日からG20の終了
時まで、地区内で働くか、生活する身分証を所持した人しか出入りできな
くなった。政府は住民にG20の期間中、居住地を離れることを奨励。杭州
市民は9月1日から7日の間、特別休暇を楽しめることになり、周辺の観光
地は杭州市民だけを対象にした無料あるいは格安イベントを実施すること
になった。

封鎖地区の中はがらんとして、通行する人もいない。ただ、このような人
気のない寂しい光景を指導者は気に入らなかったらしく、G20の2日間は
政府機関の職員に家族連れで西湖近辺を仲良く散歩させよ、と要求した。

G20の国家はいずれも中国との間でさまざまな矛盾を抱えているが、最近
は日中、中韓関係が特に緊張している。習近平は会議の円満な成功のた
め、しばらくは強硬な態度を引っ込めて、耳触りのいい「空論」を口にす
るだろう。

しかし、私は杭州にやって来る首脳たちにはっきりと見てほしいと思う。
この国の指導者がどのように自分の国民に対峙しているのかを。各国のゲ
ストたちが盛大で厳かな歓迎を受ける背後で国民の基本的人権が侵され、
G20の安全確保のために住民が生活上の大きな不便を強いられていること
を。各国のゲストたちは杭州市民の境遇を知ったら、どう思うのだろう
か?>(以上)イラストは↓
http://www.newsweekjapan.jp/rebelpepper/2016/08/20.php

まったくめちゃくちゃだ。ところでG20ってそれほど大事な会議なのか。

<ジー・トゥエンティー【G20】[Group of Twenty]20か国財務相・中央
銀行総裁会議。世界的な経済の安定と成長をはかるための国際会議。年1
回開催。G7(主要7か国財務相・中央銀行総裁会議)の米・英・仏・独・
日・伊・加と、露・中・韓・印・インドネシア・豪・トルコ・サウジ・南
ア・メキシコ・ブラジル・アルゼンチン・EU(欧州連合)の20か国・地域
で構成される>(コトバンク)

現在、世界経済の最大の不安定要因は中共である。

<足下の中国経済は公共投資の進捗による景気減速の喰い止め策の効果も
あり、一進一退の展開が続く一方で根強い下振れリスクがくすぶる。

党及び政府内には景気認識及び経済政策を巡る「対立」に似た動きがみら
れるが、今月初めには金融政策でもこうした問題が表面化した。

発改委が突如追加金融緩和を示唆する動きをみせた一方、人民銀は従来か
らの姿勢を堅持する対照的な動きがみられた。なお、発改委は直後に声明
を取り下げる慌しい動きをみせたが、政府内において新たな路線対立が表
面化した可能性がある>(第一生命経済研究所8/10)

国有企業のさらなる巨大化を進めたい習近平=共産主義統制経済志向(復
古派)、一方で国有企業の分割民営化を進めたい李克強=改革開放市場経
済志向(近代派)という、根本的な対立。これでは二進も三進もいかな
い。ダッチロールするだけだ。

危機的な状況の中共でG20とは皮肉だ。習近平はそもそも危機だという認
識さえ持っていない。ひたすら「一帯一路」のインフラ投資(「在庫一
掃」セール&「過剰設備」温存)で危機突破をと叫んでいるだけ。これで
は多分、何も決まらないだろう。

そもそも周小川・中国人民銀行総裁が6月12日から行方不明だ。中共では
ポケGOがないから探しようがない。周小川は26日にフォーラムで講演する
予定だったがキャンセルになったようだ。すさまじい権力闘争。変な国。

午後からカミサンたちは義妹の墓参りへ。あっという間の8年だ。夕食は8
人で豚バラブロック・タケノコ・昆布の煮物など。(2016/8/28)
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