2016年10月02日

◆北京市に編入した通州区を副都心開発

宮崎 正弘
 


<平成28年(2016)10月1日(土曜日)弐 通算第5947号 > 

  
〜中国、北京市に編入した通州区を副都心開発
   「通州事件」の痕跡をきれいさっぱり消し去れ〜


ユネスコの世界記憶遺産に「南京大虐殺記念館」が登録された。嘘の塊を
認めたユネスコはかねてより左翼のたまり場。

通州事件を世界記憶遺産に登録しようと運動が静かに始まったのは2年前
だった。靖国会館で行われた或る会合で藤岡信勝氏が提案され、その年は
慰霊祭が開催された。

日本でも盛り上がりを見せたのは昨夏あたりからで、通州事件に関する書
籍や講演会、勉強会が連続的に開催され、国民の関心が深まった。

とくに今年は自由社から刊行された通州事件目撃者の新証言が広く読ま
れ、先月、2回開催された勉強会には予想の2倍から3倍の人たちが集
まって、本当に何があったかの講話に聞き入った。

小生は、通洲事件現場を2回取材している。

最初は15年ほど前で、まだ虐殺現場の旅籠が残り、西海子公園の離れには
慰霊塔もあった。軍の跡地らしき建物や、駅車、南門が残っていた。イス
ラムの貧民街があった。

数年前には旅籠がビジネスホテルに改築されていた。南門と、駅舎が残っ
ていたが、あとは「ここが現場だったのではないか」と推測できる、陰気
な場所が残っていたくらいである。

直近に現場を取材した加藤康男氏に拠れば、ほぼ全て通州事件の痕跡は消
され、旅籠あとは、高層ホテルが新築され、あたりはマンションが建ち並
び、一切の痕跡がなくなっているという。

加藤氏は『慟哭の通州』(飛鳥新社)を上梓され犠牲となった二百余名の
悲運を追跡した。

通州を北京の「通州区」として合併させ、副都心とするために土地を地な
らしする工事が進んでいる由。

事件の痕跡を綺麗さっぱり消し去れというわけだ。
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