2016年10月04日

◆私の「身辺雑記」(385)

平井 修一



■10月1日(土)、朝6:30は室温21.5度、微雨/曇。ちょっと肌寒い。

昨日の午後に北西から皇軍ヘリが3・3・5機で編隊飛行し、わが家の真上
で南西に進路を変えた。これは初めての現認だが、末期的な小生への挨拶
なのかもしれない、「見事な特攻を期す」との(ハハハ、あり得ないが)。

福生か横田の基地から出発して厚木/大和基地へ向かい、横須賀発の米軍
空母打撃軍と相模湾で合同訓練するのかもしれない。

尻尾の5機はアパッチのようだったが、初めて見た。蚊トンボみたいにと
ても細い、サレンダー、小生の好みだ(父譲り)。調べたら観測ヘリOH-
1、通称ニンジャのようである。

ニンジャ・・・今、藤沢周平の「孤剣 用心棒日月譚」を読んでいるが、
3回目かもしれない。どうでもいい話はメモリーから即排除するから、何
回読んでも楽しめる。作品の中で海坂藩のニンジャ、諜報組織は「嗅ぎ足
組」だった。

で、発見したのは、「面白ければすべて良しの時代小説でもとても勉強に
なる」ということだ。こんなことがさらりと書いてあった。

<絶対の信をおける人間は少ないと又八郎は思っている。ほんの一つかみ
ほどの信用できる人間をのぞけば、世の中は信用できかねる人間で満ち満
ちている>

これは周平の思いだろう。詐欺師は多いし、このところは相模原の障碍者
殺人をまねた寝たきり老人殺人がニュースになっている。まるでチャップ
リンの「殺人狂時代」みたいだ。この世は危険に満ちている、いいかどう
かは分からないが・・・

<生前、チャップリン自身がこの映画を最高傑作と評価していた。主人公
が処刑に向かう前のセリフ(はすごい)

"One murder makes a villain; millions a hero. Numbers sanctify"

(一人の殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む。数が殺人を神聖
化する)>(ウィキ)

3000万人を殺したスターリン、8000万人を殺した毛沢東、無差別に20万人
を一瞬にして殺したFDRとトルーマン。彼らはまったく非難されていない
どころか、今でも崇敬する人は実に多い。

常に警戒することだ。アカは殺人狂であり、嘘つきであり、ネコなで声で
接近し、殺し、奪い、焼き尽くす。毛沢東は「紅軍はルンペンの寄せ集
め」、紅軍大将の朱徳は「紅軍の半分は裸足で、武器代わりに棍棒を持っ
ていた」と書いている。まことに匪賊だ。

マキャベリは軍隊の運用についていろいろ書いているが、その中にすさま
じいことがさらりとある。

<将兵は、陣営にある時は軍規を守らせ、守らない者は厳罰に処すべきだ
が、一旦戦場に出たら、希望と褒章で鼓舞するだけで十分だ。武装してい
ない金持ちは、貧しい兵士への褒章である>

戦に勝ったら時期を見て「今日と明日は無礼講だ、好きなようにしろ、地
区は○○に限る、火付けは厳罰だ」とか訓示したのだろう。その前に当該地
区に「地区を一斉捜索するから金目のものだけをもって避難しろ、残留者
は敵として処罰する」とか触れを出したに違いない。占領行政のために余
計な恨みを買いたくなかったから。

これが500年前のやり方なら2万年前も同じで、500年後の今も同じだろ
う。兵士は喜々として食器からカーテン、絨毯、家具まで根こそぎ奪った
はずだ、ボーナスとして。

(ナポレオン軍はロシア戦線でリヤカーなどで戦利品を運んでいたから行
動が鈍って失敗した。機動力がなくなる。ただ、彼らの1割は乞食になっ
ても祖国に戻れたが、戦利品を売ることで食糧を得たのである。ロシアで
は今でも「フランス兵=乞食」だそうだ。ロシア人は「われわれは欧州人
より優れている、再び来たら今度も撃退する」と思っているだろう。

20年ほど前、真冬の日本の小田急線代々木上原でTシャツのロシア人を見
て「冬将軍は絶大だ、冬にはロシアを落とせない」と痛感したものであ
る。最近、流氷が溶けて洪水だという映像を見たら、住民はTシャツだっ
た。彼らに勝てるのは東北人と北海道人だけだろう。

父は厳冬の北海道演習で「あそこは人の住むところじゃない」と言ってい
た。父は寒い、暑いなんて絶対言わない人なのに、極寒の北海道には参っ
たというわけだ。

まあ、ロシア人の熱源はウオツカで、男は60歳でくたばるのだが・・・)

イラクでフセインとバース党を圧倒的軍事力で駆逐した米軍と関係者は、
ほとんど避暑地の王侯貴族のようなリゾートライフを楽しんでいたとい
う。ボーナスだ。毎晩パーティを開いていたのではないか。イラク再建な
んて誰も真剣に取り組まなかったということを読んだ記憶がある。

このために未だにイラクの混乱は収まらないままだ。占領行政にバース党
を上手く活用すべきだったのだ。小ブッシュはネオコン(元来は民主党の
一派、自分の価値観は絶対に正しいと他者に押し付けるタイプ、デタラメ
ルケル過激派と思えば間違いはない)の言いなりでへたを打った、という
か、まったくの無策だった。

午前中は屋上のプランターの片づけ。腰はフラフラ、疲労困憊。ボーナス
のガソリンをあおりながら鍋焼きうどんの昼食、その後は「孤剣 用心棒
日月譚」を読みつつ午睡。

■10月3日(月)、朝5:00は室温25度、微雨/曇。涼しい。

昨日はすごかった。ベランダ手摺の補修にNも参戦、カミサンもせっせと
さび落とし。ともに完全武装。日本の女子は日焼けを嫌う。愛すべし。

小生はアーダコーダ指示し、自分では屋上の片づけ。大いにへばったが、
カミサンとNへの褒章として昼食はニギリの上を発注しておいた。楽しん
でもらえたようだ(小生は午睡していたから知らないが、感謝された)

5歳男児は保育園で「ヂイヂが死にそう」と言っているそうだ。愛すべ
し。大体、小生自身がそうだろうなあと日々思っているのだから。

この坊主が昨夕は風呂前にスッポンポンでNに追いかけまくられていた
が、アヌスもチンチンも実にきれいなものである。

そう言えば昨日の早朝、ゴミ出しの際にビーグルが散歩していた。赤シャ
ツと黒の半ズボンのナチスめいたご主人に「触ってもいいですか」とお願
いすると「どうぞ」。嫁さんはこうはいかないな。

犬と顔を付け合わせていたら唇を奪われた。ペロペロ。その際にお腹に手
を当てたらしっかりしたチンポコがあった。「元気だね、1歳くら
い?」、ナチス「6歳ですよ」。

ビーグルではなくて、それより薄色の「ブリタニースパニエル」のようだ。

で、小生は5歳男児らを喜ばせるためにパンツにホウズキを入れ、「ヂイ
ヂのチンチ」とちらっと見せるのである。皆大喜び、カミサンも「子供は
チンチとかウンチという言葉に反応するからね」と、小生のホウズキチン
チを愛でていた。ずいぶんペロペロしていただいたものだが・・・

ん? 犬に舐められたままで唇を洗うのを忘れていた。犬もそうだろう。
どっちもどっちで多分ノープレブレム。小生は80兆個の雑菌があるから犬
の方がリスクは大きいな。ごめんね、ワンコ。

今夜は分厚いオージービーフのシャリアピンステーキだ。稀少な雪印のバ
ターもあるぜ。N母子も参戦し、仕入れてきてくれた。小生は基本的に
「お早う」「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」「ご飯だよ」の4語し
か言わないから、Nはカミサンの「さえずりフレンド」なのだ。

小生は自分で自分を支えられるのは2時間で、「立って2時間、寝て2時
間」の暮らしが続いている。カミサンとNは最近、食器洗いをしてくれる
ようになった。

散歩や買い物の際は、小生がハワイ出張の際にカミサンに買ったトラサル
ディのポシェットをたすき掛けにしている。30年も前だからかなり傷んで
いたのを修復し、立派によみがえった。中身は財布と、名刺と、緊急連絡
先なのだが、倒れた際に病院へ送られたくないから「病院も治療もやめて
ください、自宅の布団に寝かせてください」というメモも入れる必要があ
るだろう。

医療費は「これからの人」向けに使われるべきだ。「これまでの人」には
「医療」ではなく線香で「慰労」したらいい。チューブ状態(病院ではス
パゲティと呼ぶ)でも長生きしたい人、あるいは長生きさせたい人(親
族)の気持ちがまったく分からない(病院は儲かるから延命させたいが。
生活保護の人はとりっぱぐれがないから大歓迎。ほとんど異常な世界)。

老人の延命に意味があるのなら教えてくれ。わしゃバカだから全然わから
ない。せめて夏彦翁の「人の一生 四年 山本夏彦」の小文(小学校の先
生はパニックになった)、ポール・ニザンの「アデンアラビア」の一行目
(それ以外読む価値なし)、福本純の「青春の愛と死:自殺論もしくは反
抗論」の最初の十行くらいは読んでからかかってこい。80兆個の雑菌で可
愛がってやるぜ。(2016/10/3)

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