2017年01月14日

◆レーガン大統領の再来となれるのか?

松本 久



トランプ次期大統領は第40代ロナルド・レーガン大統領の再来となれるのか?

トランプ次期大統領の進めるであろう経済政策が結果的にレーガン大統領
と同じ効果をもたらす、と考えています。

栄えあるアメリカに歯向かう悪の帝国(アメリカ人の主観では)の滅亡!
です。

勘の良い読者の皆様は、既に気付かれていると思いますが、米国内の雇用
を創出して景気を良く出来る産業をアメリカは所有しています。
言わずと知れた軍需産業です。

オバマ政権はジョージ・W・ブッシュ前政権の8年間と比べると総額ブッ
シュ政権が3兆3040億ドルだったのに対しオバマ政権は4兆1212億ドルの予
算を計上していて増加はしているのですが、陸軍兵力の大幅削減を掲げ、
又、事実上南シナ海での埋め立てを黙認するなど対シナへの弱腰外交と共
にシナ共産党中央の軍事費がこの10年間で2倍の増加速度になっている事
実を考えると大統領就任前の12/2に台湾の蔡英文総統と電話会談し、それ
に反発したシナ側の発言へのリアクションで11日に「一つの中国に縛られ
ない」旨の発言をしたトランプ次期大統領はシナ共産党中央に対しオバマ
政権時代の弱腰外交を改め対決姿勢を強めて軍拡競争を挑む可能性は高い
と思います。

では、ここでレーガン大統領の軍拡について振り返ってみましょう。レー
ガンは1981年から1989年の任期で共和党系の大統領です。

前任者は民主党系のジミーカーターでオバマ大統領のシリアと同様に1979
年にホメイニ氏をリーダーとしたイラン革命を第2次世界大戦後親米国家
だったイランで起こされた上にシナ共産党中央の南シナ海での埋め立て地
の軍事基地建設で南シナ海を中華人民共和国の内海即ち領土化と同じく
1979年にソ連がアフガニスタンへの軍事侵攻を実行する事態を招いています。

今、話題の地政学に於けるターム(学術的用語)を使って表現するとヘゲ
モニー(覇権)を握っているヘゲモン(覇権国)が大英帝国時代のパーマ
ストーンの様に断固とした外交・軍事姿勢を見せずに柔和・弱腰でいると
チャレンジャー(覇権への挑戦国)が図に乗って勝手な振る舞いを見せる
見本です。

さて前任者のジミーカーター大統領が、ボロボロにしたアメリカのヘゲモ
ニー(覇権)を立て直すべくソ連を相手に棍棒外交を開始します。

1983年にソ連を共産主義を地球全体に拡散しようとする「悪の帝国」だと
正しいレッテル張りをし、通称「スターウォーズ計画」正式にはSDI構想
(SDI:戦略防衛構想、Strategic Defense Initiative)の開始を表明し
ソ連相手に軍拡競争を仕掛けます。

有事の際、アメリカ本土へ向けて飛来する仮想敵国の弾道ミサイルを、
ミサイルやレールガン、レーザーなどを搭載した人工衛星(攻撃衛星)
の攻撃によって迎撃・破壊することを目的としていたのがSDIです。

SDI構想の兵器は実現化しませんでしたが、レーガン大統領が軍拡を開始
する前に既にアフガニスタンへの軍事侵攻等で大軍拡していたソ連はSDI
構想に対抗する為の更なる軍拡、それはソ連国内の有限な資源を更に民
生、人民への生活用品から軍需産業に振り向ける事を意味しました。

アメリカには日本や西ドイツといった金も技術も持っている同盟国があり
ましたがソ連の同盟国はシナ共産党中央、当時は経済的にはゼロな国と東
欧しかなく事実上、全く役に立たないのでソ連だけで、このレーガン大統
領が仕掛けた「スターウォーズ計画」による軍拡競争に対抗しなければ、
なりませんでした。

これで、勝負ありました。

フルシチョフのスターリン批判でカリスマを傷けられたソ連人民達は急性
アノミーに陥り共産主義という宗教への熱狂は冷めて現生内禁欲
を保てなくなったソ連人民達に更なる民業への圧迫で、より酷い生活
水準に耐えられる活力は残っていませんでした。こうしてソ連は1991年滅
亡します。

トランプ次期大統領は、上記のレーガン大統領と同様に軍拡競争を
シナ共産党中央に対して仕掛けるのでは、ないかと思います。

まず第一にグーグル、アップル、マイクロソフト、フェイスブックやツ
イッターといった中華人民共和国以外の世界を牛耳るIT産業や米国防省を
動員してシナ共産党中央やロシアからのハッカー対策や逆にカウンター
として中華人民共和国のインターネット環境を如何にダウンさせるかの
研究に予算と人員を注ぎ込みます。

次に、パナマ文章を公開した様に違法にシナ共産党中央やロシアから
海外やタックスヘブン、特にアメリカ国内に還流して不動産や企業買収
に向かった金を差し押さえにかかるでしょう。

最後に、核ミサイルや通常ミサイル、軍艦や戦闘機の軍拡です。
これらの兵器を作るのにも必要なのは鉄鋼やアルミといった素材産業
です。

この点についても前エントリー
第七艦隊購入が現実味を帯びた日
トランプ革命で21世紀は○○の時代と呼ばれる!
http://archives.mag2.com/0000288345/20161218183000001.html
で論じました。

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