2017年04月14日

◆結社の自由と秘密結社

大江 洋三


朝日、毎日系で「日本会議」が標的になる事が多い。保守自民党を影で
操っているという。まるで秘密結社扱いである。

確かに、日本会議は保守政党を支えている結社である事に間違いはない。
結社あるいは団体形成の自由は憲法でも認められている行為で、共産党や
自民党も結社の一つである。

このように、理念も組織も明瞭であれば秘密結社ではない。

従って、結社が結社であるためには、組織あるいは責任者が明らかでなく
てはならない。そうでなければ、秘密結社である。

日本会議・議長の田久保忠衛氏は、自身の所属と職責を明らかに上で、各
所で言論活動をされている。このように、非常にオープンな存在が、秘密
結社扱いされるとは奇妙である。

同じような意味で、民進党など革新系の支持母体の日本労働組合総連合会
も秘密結社ではない。

原発反対も基地反対も、思想信条の自由があるから構わない。しかし、講
演会や集会やデモなどのように団体行動をする限りは、責任者や組織を明
らかにしなくてはならない。講演者は責任者ではないし、少なくともメ
ディアが明らかにする事はない。

俗に「市民グループ」という。この種こそ、秘密結社と称して構わないの
ではないか。

日本会議在籍の友人に「市民グループ」という名の抗議文が届いた事がある。

内容を見せてもらったが、どこに反論したらいいか皆目見当のつかない代
物で、卑怯極まりない行為である。平素から表に出たら困る事をしている
人達に違いない。

暴力団という名の結社ですら、組長という責任者がいる。
市民グループとは暴力団以下の結社ではなかろうか。
冗談と思うなかれ。対処可能の意味では、闇に潜む者の方が、表に出てい
る者よりも何倍も怖い。

順調にいけば、5月にはテロ対策特別措置法に、共同謀議まで備わったテ
ロ等準備罪が加わる事になる。
責任者不在にして潜ろうとする秘密結社には、怖い法律である。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック