2017年04月16日

◆ミネラル(宝物)不足 を考える

永冶ベックマン啓子



「全ての病気を追及すると、全てがミネラルの欠乏に辿りつく」と言う言
葉は、天才生物化学者のライナス ポーリングの言葉です。

ミネラルと言えば、金属元素の周期表を思い出しますが、全118種類の総
称のことです。人体はおよそ70%が水分ですが、30 %が固形物です。人体
の95%を構成します主要元素は、酸素、炭素、水素、窒素ですが、残りの
5%が無機質の微量元素、つまりミネラル(灰分)です。

従来必須ミネラル(灰分)は13種類とされていましたが、現在はもつと多
くなり、主要ミネラルは7種(カルシュム、マグネシュム、カリウム、ナ
トリウム、リン、塩素, 硫黄)です。

微量ミネラルは12種(鉄、銅、亜鉛、コバルト、セレン、クロム、マンガ
ン,臭素、フッ素、ケイ素、ヨウ素、モリブデン)です。

更に10種類(ルビジウム、アルミニウム、鉛、カドミウム、ホウ素、バナ
ジウム,ヒ素、錫、ニッケル、リチオウム)が加えられ、これらの29種類
が必須ミネラルと分子整合栄養学ではされていまして、そのバランスが大
切になります。

しかし最近の研究では、その29種類ではまだ足りなく、アメリカの国立科
学財団の研究では、「人間の健康維持には少なくとも45種類のミネラルが
必要」とされています。問題は農産物を育てる土壌からミネラルが様々な
原因で減少していることです。

太古のめずらしい植物層から見つけられたミネラルや海水には何70〜100
種類位ものミネラルが含まれていまして、西洋医学で難病と診断された人
達が、物質の最小単位のこれらのミネラルを多く取る事で見事に元気にな
られている症例も沢山有ります。

これらの人体の元素の割合は、汚染されていない昔の海や大地と成分が大
変よく似ています。フランス語では海と母の事は発音がよく似てラ・メー
ル、ドイツ語で海はメアーです。38億年前に地球での最初の生命は、多く
のミネラルが存在した太古の海で生まれたそうです。しかし、現代の海は
汚染されてしまいました。

人の血液は0,9%,海水は、3,8%と濃度は異なりますが、含まれるミネ
ラルの構成や比率は大変よく似ています。そして、母親の子宮内の胎児が
育つ環境の羊水が、海水のミネラルバランスにまた大変近いという分析が
ありますが、海水と同様羊水も汚染されているようです。。

ミネラルは人の体内で合成する事が出来ませんので、食事から取る必要が
有ります。ミネラルの人体の中での最も重要な働きは、現在は約20,000種
以上ともいわれます酵素の反応に、補酵素として関わっていることです。
食べたものを消化、吸収、運搬、代謝、全ての生命活動に関与しています。

船瀬俊介氏からの引用ですが、1907年 フランスの生理学者René
Quinton/ルネ・カントン は、血液の濃度に薄めた海水を2匹の犬の血液
を殆ど抜いた後、輸血替わりに犬に注入して,見事犬は健康回復してこの
実験は成功に至りました。

他の様々な動物でも成功となり、海水こそが生命を生かす源であり、細胞
は完全な状態で生きることが可能だという証明された事を彼は確信しました。

1910 から30年間で70のクリニックを開き、コレラ、チフス、リンパ腫肺
結核、消化不良、皮膚病、婦人病、精神障害、神経症、急性中毒、筋無力
症、肝硬変、遺伝病、うつ病、不眠症、老化、拒食症、貧血症、骨粗そう
症、自殺未遂者、小児疾患などの病気を、薄めた海水を点滴注射する事で
健康回復させ、3年間で50万人の命を助ける事ができたそうです。

ところが、ただの海水で病気が治ってしまうと困る人達もいました。当時
ワクチンを用いて治療する方法で医学会で注目を集めていたルイ・パス
ツールをロックフェラー家がサポートし、現代の薬物療法に到ると言うわ
けです。

自然界にある物だけを体に入れ、個体にあわせてバランスが取れれば健康
になるという事ですね。ミネラル無しでは生命が輝かないというわけで
す。現代人はどうやら大変なミネラル不足も明らかのようです。 
 ミュンヘン在住  永冶  ベックマン啓子            
                    4.2017


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