2017年05月03日

◆天安門事件記念館、香港で再開

宮崎 正弘 



<平成29年(2017)5月1日(月曜日)弐 通算第5275号>   

〜天安門事件記念館、香港で再開
 中国の圧力に負けて一昨年春に一度閉鎖に追い込まれていた〜

1989年6月4日から、早くも28年。

天安門事件の虐殺は、多くの中国人の胸裡に、悲しみと怒りと中国共産党
へのルサンチマンとして蘇る。
 
2014年4月に、香港九龍半島の裏路地のビルの5階に、僅か70平米ほどの
面積だったが、「六四」記念館は開設された。

香港の民主活動家が呼びかけ、広く市民から寄付を集めて、1989年6月4
日に、何が起きたか、なかったという中国共産党の宣伝とどこが違い、何
が真実かを写真パネルなどで展示した。

見学者は皮肉にも中国大陸からの旅行客が大半で、開館から半年で2万人
が入城した。日本からもかなりの中国研究者などが見学に行った。

中国共産党は、真実を知られることを恐れた。

 じつは銅鑼湾書店事件がおきた直後、香港に取材に飛んだ筆者は、つい
でとばかり、見に行ったが、当該住所に見あたらない。
一時間ほど付近の住民に尋ね回ったりして周囲をうろついたが、ついに発
見できず、閉鎖されたことを知った。

一帯は中産階級以下の人たちが住む場所で、家賃はそれほど高くないはず
だから、共産党の圧力に家主が根負けして退去を要請したに違いないと
思った。
このたびの再開は期限付きとはいえ、民主派の地道な努力が実った。
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