2017年05月05日

◆シリアへのミサイル攻撃は…

宮崎 正弘



<29年(2017)5月3日(水曜日)通算第5277号>   

 シリアへのミサイル攻撃は夕食後の余興だった(ロス商務長官)
  トランプ、プーチン。初の電話会談で北朝鮮とシリア問題を話し合った〜

5月2日、トランプ大統領とプーチン・ロシア大統領との初めての電話会
談が行われ、北朝鮮とシリア問題を話し合った。

両大統領は、北朝鮮の核ミサイル問題が「地球的規模の危機であり、いか
に解決するか。中国の役割の限界、ロシアの役割など突っ込んだ議論が交
わされたとホワイトハウスは認めたが、詳細の公表はなかった。

さきにティラーソン国務長官がモスクワを訪問し、ラブロフ外務大臣と協
議、またプーチンとも話し合いをしているが、挨拶程度に終わり、詳細の
討議はなかった。

ロシアは六者協議の一員であり、北朝鮮問題での立場を軽視できない。そ
れゆえ米国は5月3日から開催されているシリア問題の国際会議に代表を
派遣している(会場はカザフスタンのアスタナ)。

トランプはプーチンとの電話会談で「シリアの停戦プロセスに関し、『安
全地帯』を設営する」ことも話し合ったとされる。

膝をつき合わせてのトランプ・プーチン会談はドイツで開催されるG20
で実現することは早くから外交日程にのぼっている。

5月1日にカリフォルニア州ビバリーヒルズで開催された「ミルケン研究
所」主催のイベントでロス商務長官が講演し、「シリアへのミサイル攻撃
は(おりから開催されていた中国の習近平主席との)夕食会の余興だっ
た」とジョークを飛ばしたが、この発言は舌禍事件となりそうな雲行きで
ある。
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