2017年06月07日

◆「措置入院」精神病棟の日々(47)

“シーチン”修一 2.0



PCが突如として「ドライブ/ディスクをスキャンしてエラーを発見/修復し
ます」と勝手に作業を始め、ほぼ2日間、記事を書けなかった。画面には
「1時間以上かかる場合があります」と表示されていたが、20時間ほどか
かったのではないか。その間は使えない。

企業なら予備の機械があるだろうからいいが、それでも出張修理を頼むと
「派遣料1万円、技術料2万円、プラス部品代」などとなるから、わが社の
社員はデザイン用のマッキントッシュ(脆弱過ぎ!)を時間に余裕がある
ときはしょっちゅう再インストールとかしていたっけ。

今の小生は書くのは体力的に1日3時間が限界になってしまったが(腰
痛)、毎日書くことは習慣になっているから、書けないとなるとちょっと
困惑する。

バッテリーもかなり前から「劣化しているから早目に交換して」と警告が
出ているが、還暦祝いで家族からプレゼントされ、以来7年も経つので
バッテリーの在庫も品薄なのだろう、Y電機に発注したものの音沙汰がな
い。そろそろ替え時なのかもしれない。

新型を買うのはいいが、旧型から多くのデータを引越ししなければならな
い。これが超面倒だ。家族はスマホやタブレット端末を使っており、写真
の発注と保存だけは小生のPCを使うからメモリーが満タンで、遠慮がちに
苦情を言うと「そのうちディスクに移すから・・・」、「“そのうち”って
いつよ?」と嫌味を言いたくなるが、なにしろ「家庭内別居」を条件に家
族の同意を得て退院できた虜囚の身だから遠慮せにゃならぬ。男はつらい
よ、まったく。

心が不安な時は相変わらず「カフカ風迷路で困り抜く」夢を見るが、先日
の夢はすごかった。散歩先で迷子になって倒れてしまい、知能も大きく低
下して2歳児あたりになり、家族から(これ幸いと?)失踪届が出されて
いないから、施設に収容されたままで、情況が分かっていないのでいつも
ニコニコしている、というものだった。ニコニコしているのは救いだが、
そんな終末でもいいか・・・

PCが使えないときに「行路病人/死亡者」「行方不明者と自殺/他殺」「青
木ヶ原樹海」「幼児とリズム感」「ペットが愛される理由」などについて
考えていたから上記の夢になったのかもしれない。呆けるが勝ち、か。

失踪におすすめ、熊も出る緑豊かな丹沢山麓の病棟日記から。

【2016/12/4】*就寝前に眠剤「フルトラニゼパム(アメル)」を飲んで
いたが、先日から「グッドミン」が追加された。「グッドミン、グッドな
睡眠か、上手いネーミングだなあ」と感心していたら、オネショするよう
になった。相性が悪かったのだろう、小生にはバッドミンだった。

でナースに「グッドミンはやめたいとDr.に伝えてほしい」と頼んだら、
ナースも夜中に洗濯する小生の姿を見て「多分、グッドミンのせいだろ
う」と思っていたと言う。薬効があるのはいいが、小生には副作用が大き
すぎる。

*今朝の産経によると、オーストリアで“極右”自由党政権が生まれる可能
性があるという。党首のホーファーは45歳、対抗馬は「緑の党」のベレ
ン、72歳。移民、難民モドキの流入で失業率が特に高い若者は45歳を選ぶ
だろう。欧州リベラルの賞味期限はとっくに切れている。

そのリベラルの思想的底流には信者20億人と言われるカトリックがある。
神(製造業)→教会(総代理店、GSA)→信者(消費者)という昔からの思
想流通ルートが特徴だが、教会の第一線を担う司祭と修道女が激減してい
るという。

2002年からの10年間で司祭はイタリア8000人減、スペイン3000人減、修道
女はイタリア2万人減、スペイン1万人減。その上、西欧では自国生まれで
はない(多分アジア系、アフリカ系、中南米系などの)聖職者が増えてい
ると、これも産経が報じている。

冷静に考えれば信者も激減しているはずだ。「結婚(法律婚)すると離婚
が難しいから同棲(事実婚)でいい」「シングルマザーだと育児手当がも
らえるから子供3人なら男も養える、働かなくてもいい」という欧州人が
増えているから、これは事実上の棄教であり、実際の信者数は話半分の10
億人、コアの信者は多くて5億人ほどではないか。毎週の日曜礼拝に参加
する熱心な信者は1億人程度か。

宗教に帰依しているという熱心な人の多くは、相互扶助的な現世利益でつ
ながっているのだろう。また、昔と違って、少なくとも先進国では能力と
意欲さえあればどんな職業にも就けることになっている。坊さんや尼さん
も多くの選択肢の一つに過ぎない。

わが家の菩提寺は世襲制、あたかも利権、営利企業のようだ。現住職はサ
ラリーマンを辞めて父の仕事を引き継いだ。

住職は笑いながら「私は意志が堅いので禁煙しません」と言っていたが、
酒もいける口だろう。バチカンでは最近、ハンセン病の理解がようやく進
み始めたようだが、性犯罪というか少年愛的な男色は相変わらずだろう。

宗教の賞味期限も切れ始めたということだ。

企業経営に宗教、イデオロギーは不要で、政治=経国済民も同様であり、
リアルを見て、的確なソリューションを提案、実行し、皆をハッピーにす
ればいい。リアルを直視し、解を得るという能力はリベラル≒アカモドキ
にはない。

*11:20、CとJ来、S宛の「謝罪と誓い」について批評、苦情、注文など
などアドバイスを受ける。頭が痛い。「発狂事件で皆傷ついており、以
来、生理が止まった」という。

差し入れは広辞林、ニューコンサイス英和辞典、プルースト「失われた時
を求めて」、愛犬トトの写真付きカレンダー、髭剃り用の鏡、クリップ、
ハンガー、クリアファイル、お菓子など。ありがたい。

2人から「病院での出来事を公表すると、提携病院を含めて報復されるか
ら、ブログの名称もペンネームも変えるように」と言われた。どうしたら
いいのか・・・少なくとも病院名やスタッフ名は分からないようにした方
がいいかもしれない。

<東名高速秦野中井ICを降りて北へ1時間。国道246を越えるとゴルフ場の
大きな看板が目立つようになり、「大秦野CC」の看板もあった。小生が専
務に連れられてグリーンデビューしたゴルフ場だ。

やがて丹沢山系の威容が迫ってきた。その裾野にある建物の玄関口に警察
署から小生を運んできた白いハイエースは停まった。「秦野病院」の看板
が玄関と屋上に掲げられていた・・・>

新しいブログは、こんな書き出しで始めたらどうだろう。(つづく)2017/6/6



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