2017年07月18日

◆その日本語、文字は変だ

渡邊 好造



何気なく使われているおかしな日本語、文字のいくつか、、。

1) 『やるしかない』 = 元社会党党首土井たか子氏風に言うと「やるっきゃない」。「え〜、こまったな〜。いったい私にどうしろと言うの、どうやっていいか手段方法はサッパリ判らない、けど何かやるしかない」が本音。回答になってない。

2) 『、、、してみたいと”思います”』 = 「さあそれでは行ってみたいと”思います”」、「それについて考えてみたいと”思います”」。放送評論家・島野功緒氏も言う(週刊新潮)、”思います”は余分である。NHKのアナウンサ-にも多い。「さあそれでは行ってみましょう」、「それについて考えてみましょう」となぜ簡潔に言わない。

3 ) 『、、じゃないですか』= 「私って神経質じゃないですか」、「私って一人っ子じゃないですか」という喋り方がうるさい、と作家・猪瀬直樹氏(読売新聞)。この言い方をするのは若い女性に多いが、朝8時テレビワイド番組の司会者・小倉智昭も連発する。、、じゃないですか、と勝手に同意を求められても困る。

4) 『まだ訴状を”見ていない”のでコメントできません』 = 当事者に訴状が届くのはそんなに遅いのか。見ていないのなら職務怠慢、”精査検討していない”だけのことではないか。これで逃切りそのあと正式のコメントは発表されないし、発表されても報道されない。

5) 『耳障り”がいい”』=耳に障るのをいいという表現はおかしい。” 耳障り”はそれだけで一つの単語である。うるさい雑音を聞いて、いい音だと言っているようなもの。目障りを「目障りがいい」と言わない。

6 ) 『 ごみ捨てる”べからず”』= 文章は口語体と文語体を混合しないのが原則。口語なら「ごみ捨”てるな”」、文語なら「ごみ捨”つべからず”」。

7) 『あの人との関係は”精”算しました』 = 別れ話など人間関係の解消、この場合は”清”算。”精”算は費用の最終的計算のことである。企業の倒産・解散で取引相手との貸借関係など残務整理が済むまでは「”清”算会社」。

8)『懐かし”の”メロデイ』= NHKにこんなタイトルの番組があった。形容詞の後に助詞はつけない。「懐かし”い”メロデイ」であって、”の”はおかしい。

9)『”成仏”しろよ』= 時代劇映画で斬り殺した相手を片手で拝み「”成仏”しろよ」という台詞。”成仏”は僧が仏になることで、我々凡人が死ねばそれは”往生”である。”成仏”するには死んだあと浄土でさらに修行がいるから無理な話。

10)『次の誕生日で”満60歳の還暦”を迎える』 = 長寿の祝い事は満年齢ではなく数え年である。前にも言ったが何度でも言う。還暦は数え年61歳。10干(甲乙、、癸)12支(子丑、、亥)の組合せは10×12=60、61回目の1月1日に元の暦に戻る。

満60歳誕生年の元日に迎える数え年61歳が還暦。古稀(70歳=満68歳誕生年の元日)、喜寿(77歳=満75歳誕生年の元日)、、などはすべて数え年。

これまで筆者も誤字、脱字、表現ミスの連発である。他人のミスを指摘する資格はないが。 (完)

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック