2017年08月28日

◆子の引き渡し

川原俊明(弁護士)



離婚の際にもっとも問題になるのは、子どもの監護をどちらが行うか、
です。

  ともすれば、別居後こちらで子どもをきちんと監護していたのに、あ
 る日突然相手方に連れ去られる、といったことがあります。

  このような場合に取りうる手段として、家庭裁判所に子どもの引き渡
 しを求めるというものがあります。

  子どもの引き渡しが認められるか否かは事案によりますが、それが認
 められた場合に実効性はあるのかということが問題になります。

  かつては、家庭裁判所で子の引き渡しが認められても、強制的に相手
 方から子どもを取り戻すことは困難で、ひたすら相手方を説得するとい
 う方法が取られていました。

  しかし、その方法では実効性がないため、最近では、強制的に子ども
 を取り返すことが可能になってきました。

  きちんとした手続を踏めば、例えば、相手方の近所に通っている子ど
 もを保育園から連れ出したり、相手方が拒んでも多少の威力を行使して
 子どもを取り戻したりすることも可能です。

  ただし、子どもの年齢が高くなると本人の意思が強くなりますので、
 強制的に連れて帰ることができなくなります。

  事案によりますが、だいたい7歳くらいまでなら、強制的に連れ戻す
 ことが可能だと考えられています。

  もしもあなたの子どもが相手方に連れ去られてしまった場合には、泣
 き寝入りせずに、まずは当事務所までご相談ください。

530-0047 大阪市北区西天満2丁目10番2号 幸田ビル8階  
弁護士法人 川原総合法律事務所      
弁護士 川 原 俊 明 

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