2017年09月26日

◆「躾」「度惻」「隠の情」わからない中国人の民度

宮崎 正弘

<平成29年(2017)9月25日(月曜日)号外>

 本日発売!

  ♪♪
宮崎正弘 v 河添恵子『中国、中国人の品性』(ワック、994円)

 〜「躾」「忖度」「惻隠の情」がわからない中国人の民度、文化の基底の
格差から、衝撃があまりにも夥しい日中文化比較。抱腹絶倒、やがて悲し
きシナの人々の哀れ!〜
https://www.amazon.co.jp/dp/4898317626/

 「あとがき」より抜粋
                               宮崎正弘

 この小冊の対談相手は昨今、保守論壇で活躍めざましい河添恵子氏です。
 彼女と知り合ったのはもう四半世紀ほどの昔、共通の台湾の友人だった
故陳絢暉氏(「友愛」グループ初代会長)を通してでした。

 春先に『週刊現代』(2017年4月22日号)で「中国人は中国人が
いちばん嫌い」という緊急対談を依頼され、これを読んだ多くの読者から
「面白かった。是非、話題を拡大して単行本にしてほしい」との要望が寄
せられ本書上梓の運びとなりました。

 さて第十九回党大会を前にして中国の動きが急です。
 とくに米中関係が対北朝鮮への対応をめぐってトランプ政権の姿勢に大
きな変化が見られ、空気が不穏。緊張感が膨張しています。その間に挟ま
れた日本はいよいよ国家安全保障上の覚悟を決めなければなりません。

 本書でも述べたように米国は中国人の気質をわきまえているようで実は
まったく知らない。ですからその行動予測が出来なかったという点で、日
本外交の不作為と似ています。しかし情勢は激変しているのです。
 CIA分析官が「ロシアより中国が米国の敵ではないのか」と報じてい
ます。

 ところが米議会は寄り道です。7月下旬、米下院は圧倒的多数をもって
ロシア制裁案を可決してしまった。トランプ大統領がフィンランド訪問中
という留守を狙ってマケイン上院議員が議会に復帰し、共和党の空気を変
えたのです。

 しかしCIA分析官はこういいます。
 「中国が問題なのは民主主義国家ではなく、国内が不安定このうえない
ことであり、しかしながら彼らも地域の安定を望んでおり、対米関係を重
視している。したがって南シナ海のおける一連の軍事行動は周辺国家から
の反対、妨害、反中国感情の爆発など、過去数年において新しい経験、局
面に直面しており、その一方で中国は国際社会の反撥にも拘わらず南シナ
海で、かれらの望み通りの変化を遂げられれば世界のほかの地域でも同じ
結果を得られると過信しはじめている」。

 米国は自由航行作戦を展開する程度であり、中国は増長し、南シナ海に
おける中国主導の秩序構築(つまり地域覇権の確立)という軍事野心と戦
略目標はうまくいくと踏んでいるのです。

 中国は米国とその同盟国が北朝鮮の行動に神経をとがらせ、行動が制御
されると計測しており、中国にとって北朝鮮は利用価値の高い戦略的緩衝
地帯です。まさに本書で問題にして厚黒学を地でいっているわけです。
 こうした中国の動きを、トランプは苦々しくおもっていることは事実で
すが、ホワイトハウスが混乱し、メディアは毎日フェイクニュースを流し
てトランプ攻撃に余念がありません。

 さはさりながら、この未曾有の窮地を脱出する起死回生の秘策とは、い
うまでもなく米国が単独で北朝鮮へミサイル攻撃をかけることでしょう。
そのとき、北の保護国である中国どうでるのか。

東アジアにおいて危機は深化しています。本書が近未来予測の材料として
読者の一助となれば幸いです。
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