2017年11月04日

◆トランプ文書疑惑

Andy Chang

数日前に配信したウラニューム・ワン疑獄について3大テレビは今日に
なっても報道しないが、FoxnewsとWashington Timesの報道によると議会
の情報調査委員会(House Intelligence Committee)と監督委員会
(House Oversight Committee)がウラニュームワン疑獄の調査を始める
と発表したのでNYタイムスが関連記事を出した。来週になるとこの問題に
ついて新しい報道が出るかもしれない。

このあと24日になってウラニューム・ワンの外にもう一つのスキャンダル
が発表された。去年の選挙の際にヒラリー・クリントンと民主党が民主党
全国委員会の弁護士Marc Eliasを通してFusion GPSと言う情報調査会社に
トランプとロシアの関係の調査を依頼したと言うニュースである。

調査を依頼されたFuson GPSは英国の元MI6情報員Christopher Steeleを雇
ってロシアでトランプに不利な情報を集め、11月の投票前に「トランプ文
書(Trump Dossier)」を作成してMarc Elias弁護士に提供したというの
である。

なお、Elias弁護士はワシントンのPerkins Coie法律事務所の弁護士である。

「トランプ文書」の存在は既に2017年1月には報道されていたし、選挙の
前に政敵に不利な情報を集めるのはよくあるが、問題はヒラリーと民主党
が「トランプ文書」の調査資金を提供していたことを隠して報告しなかった。

これは連邦選挙法に抵触すると言う。しかも提供した金額が大きかったの
で用途に問が生じている。外国ロシアでトランプの身辺調査をすることが
選挙法に抵触するかどうかもわからない。おまけに国会情報委員会の資金
往来についての質問にFusion GPSは黙秘権を行使したのだ。

更にわかったことはFBIもトランプ文書についてSteeleに金を提供してい
たと言う。これが事実なら政府の調査機関であるFBIが違法に選挙介入し
ていたことになる。

報道によるとトランプの身辺調査をFusion GPSに依頼したのは共和党の
「ある人物」だったと言う。この人物の名前は今もわかっていないが、彼
はトランプが共和党の大統領候補に決まったあと調査をストップし、その
あと民主党党首とヒラリーがFusion GPSのトランプ調査に資金を提供した
と言うのだ。

11月の総選挙でトランプが当選したあと民主党側はロシアのプーチンがト
ランプの当選を助けたと主張した。外国政府がアメリカのせんきょに介入
したからトランプは当選無効であるというのだ。

これが「トランプのロシア癒着」と言われ、民主党側が司法部に徹底調査
を要求した。司法部はロバート・マラー元FBI長官を特別検察官に任命し
た。ところが今年5月から今まで調査してもトランプのロシア癒着は何も
証拠があがらず、しかも今回の「トランプ文書」にヒラリーと民主党の
でっち上げたフェイクニュースだったと言う。つまりトランプのロシア癒
着調査はブーメランのようにヒラリーに返ってきたのだ。

●トランプ文書

最初にトランプの調査を依頼した共和党側の「ある人物」についてはいろ
いろな名前が挙がったが、25日にWashington Beaconが調査を依頼したと
発表した。Washinto Beacon は保守系の新聞社で、発表によると2015年の
年末にトランプの身辺調査をFusion GPSに依頼したと言う。しか2016年5
月にトランプが候補者となったので同社は調査を中止した。

このあと民主党の党首ショルツとヒラリーがFusion GPSに資金を提供して
調査を続け、Fuson GPSはSteeleに調査を依頼した。SteeleはTrump
Dossierを作成しFusion GPSから民主党の弁護士Eliasに渡されたのである。

報道によると国会で諮問を受けた民主党党首のDebby Wasseruman Shultz
とヒラリーの選挙対策本部長Sidney BrumenthalはFusion GPSに対する金
の提供を否定したと言う。また民主党の弁護士Marc EliasもPerkins Coie
法律事務所の関与を否認した。真偽のほどは今後の調査で判明するだろう。

●金額の大きさ

問題は提供した金額の大きいことと金額の大きさを正確に選挙委員会に報
告しなかったことである。最近発表された選挙財務記録によると、ヒラ
リーの選挙事務所は2015年6月から2016年12月までに560万ドル、民主党は
2015年11月に360万ドルをPerkins Coie事務所に払ったと言う。

つまりElias がPerkins Coie事務所の関与を否認したのは真っ赤な嘘であ
る。しかもこの合計920万ドルも不確かでPerkins Coie事務所の発表では
1240万ドルだった。

問題はヒラリー側が多額の資金を提供してトランプの身辺調査を選挙委員
会に報告しなかったこと、Fuson GPSがSteeleに幾ら払ったか、Steeleの
金の用途も不明である。Fuson GPSは情報委員会で黙秘権を行使した。

まだある。FBIも金を出していたと言うのである。トランプのロシア癒着
は調査を始めて年たっても証拠が挙がらず、ウラニューム・ワン疑獄、ト
ランプ文書疑惑と、続いてオバマ政権とヒラリーと民主党に不利は情報が
どんどん出てきた。国会はintelligence CommitteeとOversight
Committeeの2つの委員会を設置して調あまりに国民をバカにしていないか?
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