2018年02月08日

◆宴果てて気象学者は氷河期目前

“シーチン”修一 2.0

【措置入院」精神病棟の日々(89)】高校1年3組の同窓会は20年ほど前に
小生が立ち上げたのだが、数年前に東大理系教授の大島君がポツリとこう
つぶやいた。

「毎日のように文科省などへ行って研究助成金をお願いしている、来る日
も来る日も・・・自分は一体何なんだって思うんだよね・・・」

興味のある分野を究めたいとか、それを学生に教えながらともに研究した
い、真理を探求したい、だから教授になった、それなのに今は研究費の調
達で、今日は霞が関、明日は○○財団、明後日は△△機構を訪ねて無心しなく
てはならない、腰を落ち着けて研究するなんてできやしない、何のために
教授になったのか、俺は何をやってるんだ、俺は何なのだ・・・

そういうことなのだろうが、何やらうつ病一歩手前のような・・・大丈夫
かいな。大島君はもともとがスポーツマン(バスケ)で、かつ明るくて真
面目で仁徳があり、さらに勉強もできたから女子の憧れの的。暗くてとん
がって敬遠されていた小生も彼には一目を置いていた。

小生は「放物線」で挫折して理系を諦めたから、理系の教授とか研究者、
技術者、職人には大いに敬意を表し、明治の職人の話などを読むと涙が出
そうになる。同窓生には青学の文系教授もいるが、彼とはスケベな話もする。

「君んとこ、若くてかわいい子がいっぱいおるやろ、ええなー、でも手を
出したらアウトやさかい、大変やろ」
「僕も男やさかい、クラクラするわ、触るわけにはいかんから、質問され
たらそばへ寄ってな、どこが分からのや、どれどれ・・・なんて顔を寄せ
るわけよ、ええ匂いがしてなあ、たまらんで・・・普通の仕事なら問題に
ならんでも、教授が教え子にちょっかいだしたら新聞記事になるさかい、
気ー使うわ」

みんな大変だ、まっこと男はつらいよ。

小生はスケベ心満載だから、同窓会もビジネスに役立てたかったし、大成
建設の部長だったK君などもそれに賛同していたが、大島君は「それはダ
メ、清く正しく美しく、で行きましょう」。まるで舟木一夫や。

♪ああ 高校三年生 ぼくら 道はそれぞれ分かれても 越えて歌おう 
この歌を

女子はスネ夫の脳ミソとジャイアンの暴力性、さらにバイアグラを混ぜ合
わせたような小生より、石鹸の臭いのする大島教授に賛同するのだ。

(母校の高校全体の同窓会は数年前から勤務地や職域ごとの交流を深める
ようになったが、名門大学や名門高校に比べると50年、100年は遅れてい
る。実利がないと同窓会は発展しないということを分からせるためには永
い年月がかかるのだ。小生にとって同窓会が今さら進路変更しても It's
too late, baby, now, it's too late や)

話が脱線したが、多分、大学の理系教授は今や学究の徒ではなく、集金マ
シンになっているのではないか。教授会などでは、

「アイツはただの学究の徒や、一銭も稼いでこんくせに、わてらが汗水流
して、ドブさらいや落穂ひろいまでしてかき集めたカネを使うているだけ
や。寄生虫、クズや、ホンマ、腹立つで」

「財前先生、ほんまに里見君には困ったもんですわ」と同調する教授ばっ
かりではないんかい。そこまで言って委員会?

理研の「リケ女」騒動は、「最先端でないと研究費を得られない」という
要因もあったのではないか。今ならICTとかAIなら予算をGETしやすいかも
しれない。

これがミソや。これが真実なら小生の50年間の疑問も氷解する。1970年前
後に世界の気象学者の大多数は「太陽の黒点活動を観察すると、地球は本
格的な氷河期に入りつつある」と唱えていたのである。「いや、むしろ温
暖化が懸念される」と主張していたのはごく少数派だった。

ところが70年代以降は徐々に、少しずつ、ひっそり、こっそりと「やっぱ
温暖化やな」の学者が増えていったのである。80年代以降は温暖派が圧
勝、氷河派は今や世界中でも絶滅危惧種になってしまった。

なぜか。太陽活動が寒冷化の原因なら、人間にそれを止めるすべはない。
太陽へ行ってガソリンを撒くことはできない。国や財団などは「これ以上
研究しても意味ないわ、助成金は無駄や」となる。カネがなければ研究で
きへん、学者はメシの食い上げだ。

「どないしよ」
「わて思うんやが、温暖化は人間のせいや、油を燃やすから温暖化するん
や、温暖化を止める対策を研究しよう、となればな、研究費も出るんやな
いか」

「でもな、今さら寒冷化やなくて温暖化やなんて転向できるんやろか」
「忘却は忘れ去ることなり、君の名は? 皆忘れるで。“省エネ”とか“地
球にやさしい”とかで製品開発をあおれば製造業も歓迎するやろし、新製
品が出れば広告も増えるさかいマスコミやって大歓迎や。電博も大喜びす
るで」

かくして地球温暖化は今や初期設定で、異を唱える学者、マスコミはキチ
〇イ扱いされるのである。太陽活動なんて研究すると「コイツ、異端や、
追放や」となる。

で、みんなで渡れば怖くない、どうせアホなら踊りゃなそんそんや。

学者もマスコミも「不都合な真実」は報じないから、温暖化なのか寒冷化
なのかは分からないが、温暖化=カネになる、という認識は正しい。所
詮、千年、万年の話で、「絶対にこうなる」なんて分からないし、証明も
できない。人類自体が絶滅しているかもしれない。

WIKIでは両論併記だが、温暖化を疑問視する記述をちょっと転載すると――

<徐々に起こる気候の変化は、地球の歴史45億年の間、頻繁に起こり、大
きな原因としては大陸と海洋の配置の変化がある。

温室効果モデルによれば地上よりも対流圏中層の気温が上がるといわれて
いるが、ラジオゾンデなどによって実際に観測された気温データには、対
流圏中層の特異的な昇温現象(ホットスポット)は観測されていないな
ど、モデルと観測の食い違いが指摘されている。

GHCN(Global Historical Climatology Network)の観測地点はアメリカ
やヨーロッパなどの先進国に偏っており、気温測定そのものに対しても、
観測地点の周囲の環境の変化による影響や、百葉箱などの保守管理に対す
る不備を指摘する声もあり、観測地点の選定や都市化の影響等を受けた近
年の気温測定に関する不備を指摘する声は少なくない。

一方、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書によれば気温変化
における都市化の影響はそれほど大きくないとされているが、観測地点の
変化と平均気温の間に高い相関が見られることなどから、IPCCの気温デー
タに対して批判的な見方がある>(以上)

「センセ、学生さんにもちっと百葉箱を掃除しておかんといかんと注意し
たってや、スズメが巣つくってましたで」
「あ、みっちゃん、昨日パネルからいんだんやったな。あんたが1か月も
おらんさかい仕事が詰まっててなあ、しんどかったわ。今なあスパコン買
うんで助成金を集めにゃならんさかい、学生に掃除しろ言う時間もないん
や、まったく忙しゅうてかなわんわ、夜は前川さんの接待やし」

「スパコン買ってどないするんやねん、うちには初耳ですがな」
「いや、実際買うかどうかはまだ決定しておらんんや。まずは億ション買
うてな、次にフェラーリかランボルギーニや。でな、残金でスパコン買う
んやが、まずは将棋ソフトで羽生さんに勝つことが目標や」

「センセ、パネルでちょっと耳に挟んだんやけど温暖化対策は中止やろか」
「温暖化って、気象庁が150年かけて研究したって明日雨が降るかどうか
が大体当たるようになったレベルやで。明日の天気も正確に分からん、地
震も噴火も分からんのに50年後、100年後がどうなるんか分かるはずない
で。大体わては生きておらへんしぃ。ま、近くOSで食えなくなることは確
かや」

「OSってオレオレ詐欺ですやろ」
「ちゃうがな、温暖化詐欺や。ブームは近く終わりやから、スパコンで50
億円引っ張ったらハイ、サイナラ。余生は美女軍団に囲まれて面白おかし
く暮らすんや。もう専属コックは先に行って待っとるわ・・・みっちゃ
ん、あんさん、よー見ると結構な別嬪さんやな、どや、アンタも一緒に。
IPCCと心中したってどないしょうもないやろ。それよりわてと共鳴せえへ
んか」

そのうち町内会のパトロールカーが「電話で温暖化言われたらサギ! 温
暖化対策でカネが要る言われたらサギ!」とやりだすだろう。

プーチン曰く「温暖化で北極海が航行できると便利になる。ノープロブレ
ムや」。100年で1〜4度ほど気温が上昇するかもという曖昧なリスク、一
方で地震、噴火、事故、戦争、テロ、金北豚、習近平、プーチンなどの目
の前のリスク。どちらを優先すべきか、考えるのが知性だ。

知性を突破し超人を目指す発狂亭“パイルドライバー”雀庵の病棟日記から。

【2016/12/6】(承前)*NHK子会社のワル2人が2億円をネコババしたそう
だ。他者のカネを盗むのはためらうが、「公金」は「みんなのカネ」で、
特定の所有者はいないからブレーキが利かないことがままある。公金に接
する機会の多い役人は汚職の誘惑に惑わされることが多いのではないか。

日本では2億円だろうが10万円だろうが、汚職がバレたら一罰百戒でまず
まともな人生には戻れまい。リスクが高すぎる。

*2、3年ほど前から経済用語として「コモディティ commodity」がよく使
われているが、小生は単に「商品」としか思っていなかったものの、もし
かしたら投資商品でもある「石油、鉱物、資源なども意味するのかな」と
分からずにいた。

今朝の産経には「普及商品」と翻訳・説明されていたが、意味がよく分か
らない。辞書には「有用品」「雑貨、土地、技能、健康など」ともある。
貴金属や旅客機など特殊なものを除く、街で一般に広く売買されているモ
ノ、サービスなどか。

それでは自動車はどうか。一般的な乗用車は「コモディティ」、希少価値
のあるロールスロイスはどうなのか。

外来語を持ち込むなとは言わないが、幕末、明治の先輩のように、できる
だけ日本語にした方がいいのではないか。「中華人民共和国」の7文字で
支那語は中華だけ、人民/Peopleも共和国/Republicも我らの先輩が造った
ことはよく知られている。自由、民主、人権、法治から恋まで日本語にし
たのだ。だからあっという間にこの言葉は普及し、漱石は「変しい変し
い」と書いて「恋」導入初期の世相を描き、笑いを取ったのだ。

日本語がなければ板垣退助は「板垣死すとも自由は死なず」ではなく「フ
リーダムは死なず」になっていたろう。「蘭学事始」を読むと、先人がい
かに翻訳に苦労したか、涙が出るほどだ。

我らの今はご先祖、先人、先輩、英霊の礎の上にある。この日本を次代へ
繋ぐことが今人の務めだ。これを大義という。山本夏彦翁曰く「国家とは
言語なり」。学者、通訳、翻訳者、文筆家はよくよく心すべし。(つづ
く)2018/2/5
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