川原 俊明 弁護士
平成30年12月19日(水)、寝屋川市で中学1年生の男女2人を
殺害した事実で、大阪地裁は、山田浩二被告に対して死刑判
決を言い渡しました。この裁判は、裁判員裁判形式で行われ、
判決期日の閉廷後、裁判員5人と補充裁判員1人が記者会見し、
「量刑判断に頭を悩ませた」と振り返りました。
読者の皆様は、裁判員に選ばれたことはあるでしょうか。裁
判員に選ばれると、仕事をしている方であればそれを休んで
裁判 に参加しなければならなくなり、また期日も1週間程度
連続であることも多く、負担は小さくはありません。
そのため、選任されることを躊躇される方も少なくありません。
筆者自身は裁判員に選ばれたことはありませんが、司法修習の
際に、裁判員裁判の評議を見学する機会がありました。
そのときの印象としては、いずれの裁判員の方も、しっかりと自分な
りの意見を表明しており、かつ、互いの意見をよく聞きながら、
話し合われていました。また、裁判官も、一般の方である裁判
員に、犯罪の成否や量刑についてわかりやすく説明をするよう
に努めていました。
また、裁判官は、裁判員が自由に意見を出
せる雰囲気を作るために、ときには雑談も交えながら、裁判員
の緊張を和らげる工夫をしていました。
私見としては、裁判員として裁判に携わることは、司法を身近
に感じられるよい機会であるので、裁判員候補に選ばれた際に
は、ぜひ積極的に参加していただければと思います。我々法曹
も、より国民の理解しやすい裁判を実現するために、努力し続
けなければなりません。
2018年12月31日
◆今月の法律コラム「裁判員裁判」
at 05:00
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| 熱血弁護士「川原俊明」
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