2019年03月16日

◆「大学からファーウェイ排除法案」

宮崎 正弘


平成31年(2019年)3月15日(金曜日)通巻第6018号  

 米連邦議会に「大学からファーウェイ排除法案」上程。英国でも。
  ファーウェイ、ZTE、カルペンスキー(ロシア)も追い出せ

ジム・バンクス下院議員(共和党)ら3人の連邦議会議員は3月12日、
「大学擁護法案」を議会に提出した。これは米国のアカデミズムから、
ハッキングによる情報盗取や、学者間の交流によるハニー・トラップ、人
材引き抜き、中国からの招待旅行など甘い手口によって次世代技術の研究
成果を盗まれないようにする目的がある。

バンクス議員はファーウェイのみならず、ZTE、ロシアのカルペンス
キーなどの米国の大学への浸透、ラボなど大学施設への購入や敷設禁止、
個人の使用禁止などを織り込んだ。同議員は昨夏にも、大学への寄付行為
監視などを強化する法案を上程し、26人の議員と共同提案をなした中心人
物である。

英国でも同様な動きがあり、「情報自由法」が議会に上程されている。こ
れによれば、米国で既にスタンフォード大学、プリンストン大学がファー
ウェイ排除をきめているように、英国のロンドン王室大学、マンチェス
ター大学、グイーンメアリー大学、帝国大学などが、大学施設の設備など
からも排除、学生のメールに関してもファーウェイなどとの接続に慎重な
取り扱いをするなどの措置がとられている。

ところで3月14日、米民主党のベト・オルーク元下院議が2020年大統
領選への出馬を表明した。昨秋の中間選挙で「保守王国」と言われるテキ
サス州で、共和党現職のテッドクルーズを苦境に追い込んで、全米が注目
した若手。民主党のホープとしてメディアの脚光を浴びた。

これで民主党の候補者は16名ほどとなり、ますます混戦の模様。次の注
目は世論調査でつねにトップをつけているジョセフ・バイデン前副大統領
の去就である。
     
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
読者の声 READERS‘ OPINIONS  どくしゃのこえ 
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  ♪
(読者の声1) 投資家のジム・ロジャースが日本経済はもはや望みがな
く、衰退、自滅に向かうなどと悲観的見解をのべているそうです。

腹立たしいけれども、入管法改悪、働き方改革などを見ていると、日本人
が美徳としてきた「勤勉」がタブーとなり、働かなくても食べていける、
汚い仕事は外国人に任せようなどとする風潮があります。

日本の未来は暗澹としていますから、この現実を見ているとロジャースの
言うことは、或る意味正しいかも。

 元気を取り戻す日本にするにはどうしたら良いかと思案するこの頃で
す。(水戸の老人)


(宮崎正弘のコメント)嘗ての欧州病、いまの日本を蔽っている空気は
「働かない」という、あのヨーロッパの気質に似てきたのです。
 
しかし中国も深刻、こちらは働きたくても職がないという全体主義特有の
ビョウキ。
 
鳴り物入りのEVですが、リコールが相次ぎ、消費者の評判は最低です。
補助金やら奨励策で無理矢理購買させられているのが実情でしょう。

ちなみに2018年に261万台のEVが中国で生産され、そのうち中国製EV
のリコールは1満3500台、テスラが8905台。ジャガーが3300台という、ま
るで目立たない中国初の報道があります。

   ♪
(読者の声2)私は、以前の投稿で、次のように述べておきました。

「じつは、人類の歴史上、その統一を見事に成し遂げた唯一の国が日本で
す。日本は、「カタカムナ」の昔から、対自的な本質の世界と、即自的な
現象の世界との、世界の二重構造を自覚していました。つまり日本人は、
即自ばかりでなく対自的な認識も、早くから持っていたということです。
だから、共存共栄の精神が育まれたのです。」

ここで私は、日本の古代の書「カタカムナ」について言及しております
が、この時はまだ直感レベルでしかなかったのですが、最近その直感・直
観がまったく正しいものであったことを確認することができました。

それは、具体的には、「カタカムナ」で説かれている内容が、ヘーゲルの
学問の構造とぴったりと一致したからです。これは凄いことです。ヘーゲ
ルがこれを知ったら驚嘆したことであろうと思います。

これによって、なぜ日本だけが、神話が現実の国家と直接的に結びつい
て、しかも、それが21世紀の今日に至るまで連綿とつながる国家として存
在しえたのはなぜか?という謎を解くことができるようになったのです。
さらに言えば、これまでの天皇という呼称が生まれた謎も正しく解けるよ
うになると思います。

では、早速その「カタカムナ」の中の一節を見てみましょう。
 
カタカムナウタヒ第5首
「ヒフミヨイ
 マワリテメクル
 ムナヤコト
 アウノスヘシレ
 カタチサキ」

第6首
「ソラニモロケレ
 ユエヌオヲ
 ハエツヰネホン 
 カタカムナ」

第7首
「マカマタノ
 アマノミナカヌシ
 タカミムスヒ
 カムミムスヒ
 ミスマルノタマ」

解説しましょう。

これをヘーゲルの学問論と比較して見ますと、次のようになります。
まず、第5首は有論・現象論に相当し、第6首は本質論、第7首は概念論に
匹敵します。では何故そう云えるのか具体的に見ていきましょう。まず、
第5首の内容は、「マワリテメクル ムナヤコト」すなわち万物は流転す
る「カタチサキ」の即自的な現象的世界を詠っています。

 次に第6首は、「ソラ」すなわち対自的な天上から捉えた、「ハエツヰ
ネホン」すなわち物事の発生・発展・消滅の根本論理、つまり本質の世界
である「カタカムナ」を詠っています。

 そして、極めつけは「タカミムスヒ」すなわち八百万の神々が住む「カ
タチサキ」の現象的世界と、「カムミムスヒ」すなわち八百万の神の大本
となる神そのものの棲む「カタカムナ」の本質の世界、との統一によっ
て、現象的世界にも本質的世界にも「ミスマ」って自由に行き来する魂と
なって躍動する、世界の「ミナカヌシ」すなわち絶対精神の概念論の世界
を詠っているのです。

 これは驚くべきことです。日本人は太古の昔から、ヘーゲル的な学問的
精神を持っていたということです。だから、日本人は、世界の中で唯一、
高等な対自即自の、弁証法的な言語を創り上げ、対自即自の共存共栄の精
神を創り上げ、対自即自の国家の歴史を創り上げてきたのです。

これまで、何故それが可能となったのかについて、いろいろ環境要因など偶然的
な要素で説明されてきましたが、何よりも決定的な必然性としての、この
主体的な要因にこそが、本質的な要因であったと思います。

 ヘーゲルの学問は、人間が神になる道を説きましたが、古代の日本人も
同じく人間が神になる道・方法を見出しておりました。
だから神話が現実の国家とつながるのです。

また、なぜ天皇を名乗ったのかは、云われているように中国の皇帝に対抗
して名乗ったのではなく、本当に人間が神になるものと捉えていたからこ
そ、天皇と名乗ったのです。さらに言えば、日本の古代の言霊の意味も、
この観点からしますと全く違ったものとなります。それは、人間が絶対精
神になる道として行われていたということです。

そして、それは、現代においても有効な道なのですが、このことは、ヘー
ゲルの学問を否定してしまったマルクスによって汚染されてしまった、現
代の多くの学者先生方には、到底理解の及ばない問題のようです。 
(稲村正治)

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