2019年07月30日

◆雀庵の「大体やねぇ、先を読まんと」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/3】先日、友人に数年ぶりに電話をかけたら、
奥様が出たのでイタズラ心を起こし、「おばさん、オレオレ、オレだよ、
今、杉並に来てるんだけどさあ、困っちゃって・・・」。

「カズオ?」「うん、でね、お金の入ってるカバンなくしちゃってさあ、
おばさん、100万円ほど貸してもらえないかなあ・・・」「あ、ちょっと
まって、こっちから電話するから」

電話がないので再びこちらからかけたら友人が出た。「あ、おじさん、オ
レオレ、カズオじゃなくて修一だよ」と告ってともに笑ったが、最後に
「奥さんに甥っ子の名前は言わない方がいいって言っておいてよ」と余計
なお世話をしておいた。


友人は笑っていたが、奥様はきっと怒っているだろうなあ。「あの人、前
からオカシイと思っていたけど、ホント、いやな人だわ」とか・・・

カミサンにこの話をして、「なんで甥っ子の名前をばらしたりするんだろ
うね」と聞くと、我が息子はいつも「「あ、オレだけどさー」と電話をか
けてきて、「あ、アキオ?と私も聞くわよ」だと。

つまり老女は疑うことをしない人が多い、ということだろう。暇だから電
話に飛びつき、たとえセールスコールでも会話を楽しむ。カミサンはケー
タイをもってコンビニのATMを操作し、最後にようやく詐欺だと分かった
という、「還付金詐欺」被害者一歩手前になったことがある。

セールスコールでも長々と会話をしているから、「いつも留守電にしとけ
ばいいじゃん」と言えば、「だって話をしたかったんだもん」。もう病気。

まともな大人は気が遠くなるような長いRDD世論調査電話(多分30分はか
かるだろう)なんて無視するから、数字は老女が作っているようなもの
だ。あてにはならないから政府/自民党あたりは民間に委託しているだろう。

先の参院選で小生が「隠れ革マル」と見ているボンサイ枝野/立憲民主党
がずいぶん議席を増やしたが、革マル教祖のクロカン(黒田寛一)の組織
論は「既成の組織にもぐりこんで組織を乗っ取る」という寄生虫戦略で、
昨年は衆院で野党第一党になるやJR東労組≒JR総連専従の隠れ革マルが何
を勘違いしたのか「ゼネストだ!革命だ!」と叫んで3万人が脱退してし
まった。

JR総連は今回の参議院選挙でも「脱退した皆さん、労組幹部はクビにしま
したからどうぞ戻ってきてください」としおらしくしており、サイトでは
立民について何も触れずにいるが、自治労や日教組、日弁連などでも革マ
ル離れは進むだろう。

政治が不安定になる→労働者がストとデモを繰り広げる→政府が弾圧する→
革命臨時政府ができ、諸悪の根源は政府と煽り内乱になる→アカの桃源郷
ができ、アカ以外は囚人になる。

革マルは100年前のロシア革命を、結党以来70年祈願しても実現できず、
同志はヂヂババばっかり。焦るわな。

「マルクス、エンゲルス、レーニン、トロツキー、毛沢東、カストロ、ク
ロカン様、このまま老いて死ぬのはいやです、どうぞ革命を成就させてく
ださい」と祈っているが、ついに呆けて「今は革命前夜だ!同志諸君、ス
トを!赤旗で国会を包囲せよ!万国の労働者団結せよ!」と叫んで組合員
から見離されたのである。

憐れを催すが、精神病は完治せず「一度キチ〇イ、一生キチ〇イ」だから
気の毒ではある。人のことは言えないが・・・

世界でもアカはリベラルを装って多くの組織に寄生しているが、本質的に
暴力革命、つまり暴力で反対派を潰すのが初期設定だから(フランスを見
よ!)、日本でも「大声で敵の演説を阻止する」「警官のいないところで
敵を殴る」が常態化している。川崎市は半島系が多いから荒っぽい。市も
警察も問題化を恐れて腰が引けている。

毛沢東の紅軍は乞食やゴロツキを糾合した匪賊だったから、彼の論文は非
常に分かりやすい。噛んで含めるように説いている。権力は少数のインテ
リではなく、無学・無知の群衆、大衆こそが土台だと知悉していた。「政
権は銃口から生まれる」、実に言いえて妙である。

リベラル≒アカモドキは、EUでは難民モドキを歓迎するという大チョンボ
をして後退し、デタラメルケルは消えつつある。米国でも民主党は大統領
候補で後期高齢者のバイデンが上位という、なんだか冴えない状況だ。バ
イデンはへたれオバマの副大統領だった。新味はない。ヒラリーのお替り
として女性候補は人気が上昇しているが、米中戦争前夜で24時間戦えるの
かなあ。

世界からアカモドキは消えつつあり、五カ条のご誓文的な“正統リベラル”
に回帰していくような感じはするが、日弁連のように組織に寄生したアカ
モドキは利権にしがみつくから大きく抵抗するだろう。日本の政治は一強
多弱で安定的かも知れないが、一強といっても軟弱な保守連合だし、有権
者の半分を占める女は急な変化は嫌うから、蝸牛の歩みで脱皮するしかな
いのだろう。

欧米のようにすったもんだで殴り合うよりいいが、「大体やねぇ」少なく
とも先を読んで安倍政権のうちに目指す方向を固めておくべきだろう。

発狂亭“怪人デリーシャス”雀庵の病棟日記から。

【「措置入院」精神病棟の日々(123)2016/12/30】承前【産経】猪木武
徳「正論 時代は文明から野蛮へ戻るのか」。曰く――

<反対派を認めつつ共存することが文明の本質なのだ。文明の対立概念で
ある野蛮はこの共存の意志を持たずに、ただ戦闘にのみ集中している状態
を指す。

デモクラシーの平等化の原理は人々をバラバラにして個人主義に陥らせ、
自分と家族の私的世界に閉じ込め、共同の利益への関心を薄める。そこに
デモクラシーの重要な欠陥がある。

欠陥を認めつつ、その弊害をできる限り少なくする知恵を模索するより他
に道はない。

米国の新大統領は「分離と発散」の流れに掉さす(勢いをつける)ことは
あっても、くさびを打ち込もうとはしないだろう。彼が打ち出す保護貿易
主義と排外主義は「文明」を推し進める力ではなり得ない。欧州政治に
も、そうした共存の意志を捨て去ろうとする力が強まっている。

この動きの中にこそ、これからのデモクラシーが乗り越えるべき問題の厳
しさがある>

チャーチルは「デモクラシーはろくでもないが、今までの制度に比べれば
一番いい」と語ったとか。古代ギリシャやローマ帝国では、選挙権は納
税・徴兵義務を果たす国民にのみ限られた。つまりそれが一等国民であ
り、1945年の戦後から欧米的民主主義とセットで「誰でも一票」の普通選
挙が普及していった。

自立どころかお荷物のような確信犯的パラサイトも選挙権を手に入れたの
である。

で、どうなったか。大方の国では低学歴・低所得層が多いから、彼らに迎
合するリベラル≒アカモドキ政党が力をつける。福祉に頼れば生活できる
となれば、一所懸命に勉強して立身出世する、自立するというガッツのあ
る国民は増えないし、殖産興業に回るべき税金が福祉に食われてしまい、
国家も国民も成長どころか、負の連鎖で国際競争に負けていく。

結局、バラマキ福祉デモクラシーは普通国民とパラサイト国民という階級
分化、格差拡大、運命共同利益体である国家・国民の紐帯の劣化を招く。
国民レベルでは利己主義的な個人主義、国家レベルでは国際責任を放棄し
て一国平和主義に向かうことになる。

デモクラシーの理念は、自由、民主、人権、法治だろうが、戦後リベラル
≒アカモドキが推進した戦後民主主義は、寛容・共生・多文化・地球市民
といった口当たりの良い名のスローガンを掲げ、何百年、何千年の歴史の
中で培われてきた民族、国家の価値観と激しく衝突する場面がここ数年、
急増してきた感がある。

犯罪被害者が軽視され、犯人の人権が異常に重視されたり、社会保障、公
序良俗、選挙権の在り方など、見直すべき課題は実に多いのではないか。
自称リベラルや身勝手なデモクラシーを「批判するな」という、胡散臭
く、根拠も怪しい“ポリティカルコレクトネス”を乗り越えて、デモクラ
シーなどのメンテナンスを大いに議論すべきだ。

マスコミ・出版界の求人情報が朝日新聞(月曜朝刊)に集中しているため
もあって、初期設定のほとんどが左傾というマスコミは、反対者と共存す
る気も、意見交換する気もない。彼らが一番恐れているのは売上の減少で
ある。朝日や文藝春秋の部数減は著しい。「見ない、読まない、買わな
い」ことがマスコミの正常化を促すだろう。(つづく)2019/7/29


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