2019年08月20日

◆雀庵の「モンテーニュに学ぶ外来種対策」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/13】毎週金曜日の産経に掲載される「モンテー
ニュとの対話」はおおいに知的興奮を刺激してくれる。著者の桑原聡先生
(文化部論説委員)にラブレターを書いてしまった、「ああ、うちはもう
メロメロや」。で、「モンテーニュ随想録」(斯界の泰斗、関根秀雄先生
訳編。本物は1万円以上するので、論考を精選した普及版/社会思想社)を
取り寄せ、一気に読んだ。

ま、入門編だが、実に面白い、初めて知ることばかり、500年前の著作な
のに、まったく古さを感じさせない。「ああ、人類は成長しない、動物と
一緒。5万年前、500年前の人間と今の人間、舞台は多少変わっても、基本
的には同じことをし、同じことを考え、同じように悩んでいるのだ」と
びっくりする。まさに目からウロコ。

「随想録」に見るモンテーニュは、キリスト教から距離を置いている、自
分自身の至らぬ点も隠さない、科学者の目で冷静に観察している、凄まじ
い読書家、清濁併せ呑む度量の広さ、優れた知性と感性と取材力、観察
力・・・嗚呼、若い時から読んでおけばよかった・・・と思うが、それで
あったら実にニヒルな、嫌な若造になっていたかもしれない、とも思う。

人間の本性をさらけ出すような毒薬だが、使いようによってはオプジーボ
級の良薬になる、という感じか。小生が独裁者なら真っ先に発禁焚書す
る、人民が利口になったらとても統治はできない。

支那では孔子を初め物凄いほど多くの哲学者が気が遠くなるほどの哲学を
弁じ、その多くは「為政者はこうあれかし」という統治論と、「君子とし
ての生き方論」だ。その一方で目も当てられないような焚書坑儒を繰り返
していたのも事実だ。

この極端なブレというか“文化大革命”で人民はおおいに戸惑ったかという
と、そんな話はどうもなさそうだ。

漢族の価値観は「蓄財蓄妾美酒美食」、略して「財妾酒食」だろうと小生
は思ってきたが、どうも大昔からそうで、であるならば漢族は「財妾酒
食」を得られるのなら為政者の命に素直に従って、時には古人の言葉を学
び狂気じみた科挙合格を目指し、時には真っ先に焚書坑儒をあおるわけだ。

支那では人間としての普遍的なモラルが、とにもかくにも「財妾酒食」、
この世の天国を楽しみつくすのが王道であり正道、聖道だから、異民族に
征服されても「財妾酒食」が得られるのなら全然苦にしない。満州族の始
めた「清」なんて、漢族の「財妾酒食」にすっかり染まってしまったし、
中共も「財妾酒食」で9000万人の貴族(党員)を吊り上げ、残りの13億の
民を治めている。

そのうち9億はただの阿Q、無知蒙昧の貧者であり、中共の盲目的信者。
わが国はこの世の天国、毛沢東や習近平は神様とでも思っているらしい。

1980年頃に初訪中したが、労働者は1日3時間しか働かない、仕事がない
し、そもそも働きたくないのだ。ホテルのフロントでは忙しくなるのを厭
がって客を「満室です」と断っていた。それでも一応は食えたから「この
世の天国」というわけ。竹のカーテンで情報もないから「井の中の蛙」。

蛇の道は蛇で高級党員は裏では「財妾酒食」だったろう。党はしょっちゅ
う整風運動をやっていたから「財妾酒食」の手口はどんどん巧妙になる。
漢族はそういう民族なのだと思う、生まれたからには「わが世の春を謳歌
するんだ!」と、とにかくタフ! 一緒に住んだら逃げ出すか、毒を食っ
たら皿まで、と染まるしかないだろう。

わが街の用水路は多摩川の支流だが、小生が小3まで水泳は多摩川で教
わった。4年生の1960(昭和35)年あたりからは多摩川も支流も汚染が始
まり、用水路のメダカ、フナ、アメリカザリガニ、ドジョー、草むらや林
の蝶、トカゲ、クモ、ヘビ、バッタなども姿を見せなくなった。

高度成長で用水路はドブ川みたいになってしまったが、1980年頃に公害へ
の反省から下水の垂れ流しを止めたため、今はかなりきれいになってき
た。ところが鯉を放流したためか、それ以外の生き物がほとんど消えてし
まったのだ。

いつ頃からかアメリカザリガニは「外来種だ、生態系を壊す敵だ、駆除し
ろ」となり、今はまず見かけなくなった。

奄美大島ではハブを駆除するためにマングースを輸入して山に放ったが、
ちっとも効果がないどころか、天然記念物の黒兎を捕食する、さらにはハ
ブにつかまって餌になっているという、まったく当初の予測とは真逆の事
態になっている。

一旦、外来種を入れて失敗すると、生態系を復元するのには大変な時間と
努力がいる。新しい土地に来た外来種(移民)は在来種(先住民族)を駆
逐することになりやすい。北米のインディアン(ネイティブアメリカン)
系は今は10%ほどしかいない。タスマニアのアボリジニは英国からの植民
者によって1、2年で絶滅した。

北海道のアイヌ系はロシアと蝦夷の混血のような気がする。明治11年に東
北・北海道を取材旅行したイザベラ・バードはアイヌについて「これほど
美しい男女は見たことがない」と感動している。その美しさは刺青の伝統
も消えていったろうからさらに魅力的で、それゆえか、大正時代の頃には
外来種・本土人との同化で在来種・アイヌは表面的には見られなくなった
ようだ。

北海道出身の男前の友(通称:日高クン、日高は松前藩と戦ったアイヌの
英雄シャクシャインの拠点)は目やヒゲ、胸毛にアイヌ系を感じさせた。
「俺はアイヌ系じゃない」と強く言っていたのは、1970年当時でもアイヌ
系への差別とか区別、偏見があったのかもしれない。

新左翼、第4インターナショナル(通称、4トロ。中核派の仲良し兄弟だ
が、頭が良く、その分、突撃力は弱かった)創設者の太田竜はサハリン生
まれ、「アイヌモシリ独立運動」も手掛けていたが、日高のシャクシャイ
ン像の銘板にあった北海道知事の名を削った事件で有罪になっている。当
時“新左翼の三バカ”の一人と言われた“純”というか単純無垢的な太田竜を
思うと、今のアイヌ運動は何となく利権漁りの匂いがして小生は嫌だな。

半島人は日本にとっては外来種だが、同じ儒教系の漢族が賢く日本(&世
界)に溶け込んだのとは逆に、異常なほどに在来種と敵対しているのはな
ぜだろう。支那に対して半島人は今でも三跪九叩頭の態だが、日本に対し
てはそのうっ憤を晴らすように噛みつく。

やはり劣等感による「恨」(はん)の感情なのだろうか。WIKIから――

<朝鮮民族にとっての「恨」は、単なる恨みや辛みだけでなく、無念さや
悲哀や無常観、(虐げる側である優越者に対する)あこがれや妬み、悲惨
な境遇からの解放願望など、様々な感情をあらわすものであり、この文化
は「恨の文化」とも呼ばれる。

恨の文化は、代々の王権や両班による苛斂誅求を極めた階級的支配に対す
る民衆の抵抗意識と、漢代の昔より幾度となく朝鮮半島を襲った中国から
の異民族(漢族・モンゴル族・女真族ほか)による侵略・征服で、永続的
な服従を余儀なくされた国辱を引きずっている。

日本(大日本帝国)による併合が「長い抑圧と屈辱の歴史」であったとい
う事実を省みない一方的な主張、その元で行われる反日教育など、内外の
圧倒的な力に依存せざるを得なかった朝鮮半島独特の文化である>

自分も自国も日本にひどい目に遭わされた、いまだに誇るものが何もない
のは日本のせいだ、土下座して謝り続けろ、と毎日、何年もヘイト行為を
されると、日本も最初は「まあ、彼らも辛い思いをしたんでしょう」と
思っていた人でも、「大金を渡して手打ちをしたのにちゃぶ台返しで、ま
たヘイトかよ、頭おかしいんじゃね」と嫌悪、憎悪するようになる。

在来種に寄生して自然環境を大きく乱すような「敵対的外来種」を人権だ
どうのこうのと叫んで受け入れると、国柄は徐々に、やがて大きく乱れ
る。日本が日本でなくなる。先進国は同様な危機にある。

モンテーニュ曰く――

<人食い人種の蛮族は捕虜を(勇者として)永く優遇し、処刑儀式の際は
さっさと殺してから焼いて食う。一方、(先進国の)ポルトガル人は捕虜
をなぶり殺して楽しむ。十分に感覚を持っている肉体を引き裂いたり、少
しずつあぶったり、犬や豚に噛み破らせたりする。

これは本で読んだだけでなく、つい近頃この目に見たことである。しかも
積年の仇敵の間においてでなく、隣人同胞の間に、なお困ったことに、信
心とか宗教という名のもとになされた。

死んだ体をあぶって食うより、はるかに野蛮だと思う>

敵や仲間の勇者の死体を食うというのは「勇者の勇猛果敢の心をいただ
く、継承する」とか「敵を辱める」とかで、昔はそれほど珍しくなかった
ようだ。小生はしょっ中、ヒトを食う。

北はそれなりの建国神話、建国伝説がある。南はない。口惜しくて、恥ず
かしくて、どうしていいのか分からない。「そうだ、日本が悪い!」。娼
婦を聖女として祀り、歌って踊って日本を憎悪する「恨日教」にしか自己
の存在理由を頼れない。

「自分は優秀であり、悪辣な日本に対して道徳的優位にあるが、パワーで
はとても勝てないから、舌戦で勝負する。今日は慰安婦、明日は徴用
工・・・なぶり殺しにする反日ヘイトイベントで年間スケジュールはいっ
ぱいだ」

バックミラー・コリア。こんな愚かで野蛮で日本から敵意と憎悪を招くこ
とにしかならない、まるで韓流ドラマ、マスターベーションみたいなこと
ばかりに夢中になっていると、バッカミタイ・コリャアカンになるで。

<7月の青年層の体感失業率(バイト、ヒッキーを含む)は23.8%で、統
計を取り始めた2015年以降で最高を記録した。青年の4人に1人が事実上の
失業者>(朝鮮日報8/15)

<サムスンディスプレーとLGディスプレーが大型液晶パネルの国内生産量
を縮小することを検討している。中国メーカーが低価格で物量作戦を展開
し、液晶パネルの価格が急落。いくら売っても利益が出ない状況となって
いるからだ>(朝鮮日報8/16)

お隣さん、あんたぜんぜん分かってないようやから教えといてあげるがの
う、煽り運転で日本を叩いたって一銭にもならんぜよ、のう。そのうち怪
我するで。若いモンは鉄砲玉になりたくてうずうずしておるきに、まあ、
せいぜい気をつけるんやな。

先進国は皆、羹に懲りてナマスを吹く。「敵対的外来種」が先進国で在来
種をやりたい放題に押しまくるという「外人さん、いらっしゃーい!」の
時代は急速に終わるだろう。


今日は台風一過だが、凄まじく暑い。“コリャアカン 昔はピーで カネ
稼ぎ 今はヘイトで 反韓招来”、精神科受診したら? いい病院紹介す
るぜよ、のう。発狂亭雀庵の病棟日記から。

【措置入院 精神病棟の日々(131)2017/1/5】【産経】「沖縄 県民所
得低く計算」、最下位の47位、203.5万円だが、45位の高知県方式だと
266.5万円で28位になるという。国が決めたきっちりした統計基準がな
く、バラバラで、「上振れも下振れもできる」と専門家。

補助金目当てに最下位狙いとかブービー賞狙いとかあるのかな。公的統計
が信じられないのなら、タクシーなどの街角体感景気の方がまともかも知
れない。

「中国・ナイジェリア混成詐欺団 日本で犯行 カード偽造、たばこ密
輸」。蛇の道は蛇、ワルはコラボする。プーチンと習近平、メルケルとオ
ランド、小粒だが志位と小沢とか。

「米中空母 南シナ海対峙か」。中共軍はゲリラ戦は得意だったが、敗戦
で投降した日本軍の指導で近代化を進めた。当時、空母はなかったから、
今はロシア製のポンコツ空母で練習している。実戦を含めて100年の空母
運用経験のある米国には遠く及ばないだろう。哨戒機もほとんどないか
ら、ただの標的でしかないだろう。

宮家邦彦「非連続的思考のススメ」。

<すべてが異常に見えた米国大統領選は一種の文化大革命だった。過去数
十年間、ワシントンの住人は、自分たちこそ全てを知り、誰よりも賢いと
信じてきた。この傲慢で思い上がったワシントンのシステムと「トランプ
現象」が破綻しようとしている。従来の枠内で「連続的」思考しかできな
い人々が行き場を失った・・・

変化の時代だからこそ基本に戻る。誰もが当然と考える常識を疑い、改め
てゼロから洗い直す。非連続的思考とは、こうした地道な知的作業の積み
重ねによって初めて可能になるようだ>

宮家を含めた外務省の痴呆患者の敗北宣言だが(米国でも戦に備える国防
省はお花畑の国務省をバカにしているそうだ)、東海岸と西海岸のリベラ
ルしか取材しないバカの妄言を誰も聞きやしない。行き場なんてない! 
逝ってよし!

先崎彰容(せんざきあきなか)「正論 新年に問い直す『抵抗の精
神』」。西郷は大久保、伊藤流の近代化に反対したから西南戦争の「賊
軍」を率いたというのは誤認だろう。王政復古、廃藩置県を第一次維新と
すれば、西南戦争による不平士族一掃は第二次維新ではなかったか。

大西郷曰く「焦土の中から新しい時代は始まる」。有史以来、平和ではな
く戦争こそが新時代を創ってきた。そそもそ神武東征で多くの部族が統一
され、日本国が誕生したのだ。

宝島社の見開き広告は、1941/12/8の真珠湾ゼロ戦、1945/8/6の広島原爆
の写真を並べ、「忘却は罪である、人間は過ちを犯す、しかし、学ぶこと
ができる。世界平和は人間の宿題である」と訴えている。

今の日本という“宝島”、そして「植民地なき世界」は日米大衝突の化学変
化による。これが歴史認識の1丁目1番地だ。宝島社史観はまるで天動説。
太陽系宇宙、地球は惑星同士の衝突の繰り返しで46億年前に今の形になっ
た。お茶を飲みながらのお上品な対話ではなく、衝突、激突、戦争が新し
い秩序を生んだのだ。

無知は罪、宝島社はそれを通り越して無恥。出版業界は「天災バカ本」で
自ら絶滅を招いている。顔を洗って出直してこい!(つづく)2019/8/18

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