2019年08月22日

◆日本を守るA 

        加瀬 英明


 イランの核開発と北朝鮮の核兵器放棄 トランプどう解決するのか

いったい、トランプ大統領はイランと北朝鮮を、どうするつもりなのか?

イランは幅36キロのホルムズ海峡に面して、日本の首根っこを押さえ、北
朝鮮は米朝交渉が行き詰まったら、日本の近海にミサイルを撃ち込んで、
日本国民を震えあがらせよう。

トランプ大統領はイランとも、北朝鮮とも戦いたくない。
トランプ大統領は昨年、米軍を中東から全面的に撤収することを発表した
ものの、実現できないでいるが、7月末にまずアフガニスタンから始める
ことを明らかにした。

トランプ大統領は、米軍を海外から引き揚げたことを、レガシーとしたい。

来年11月の大統領選挙の前に、アフガニスタンから足を洗ったことを
功績としたいのだ。

ところが、7月にサウジアラビアに小規模の米軍部隊を派遣した。

トランプ大統領は3回にわたった米朝首脳会談が、北朝鮮に核実験と中
長距離弾道弾の発射を休ませたほかに何一つ成果がなく、すれ違いに終
わったのに、まだ話し合うといい、金正恩主席に微笑み続けている。

米国はイランに核開発と並んで、中東の安定を乱しているのをやめさせ
たい。だが、イランの最高指導者ハメネイ師を擁抱して会談しようとしない。

イランは北朝鮮と同じ強権による独裁国家なのに、ハメネイ師が金主席
のような唯一人の独裁者ではなく、僧侶勢力、革命防衛隊など、頭が多い
八岐大蛇(やまたのおろち)もどきの体制だからだ。

イスラム教は2大宗派に分かれて、デスマッチを展開している。イラン
が率いるシーア派と、サウジアラビアなど中東の大多数の諸国のスンニー
派の死闘だ。

ヨーロッパでは16世紀、17世紀にかけて、キリスト教がカトリック
旧教とプロテスタント新教のあいだで凄惨な宗教戦争を戦い、ヨーロッパ
全土を荒廃させた。イスラム教は紀元7世紀に生まれた、まだ若い宗教だ。

アメリカはイランの核開発と、北朝鮮の核兵器を放棄させるのに、成功
するのだろうか。

核開発と核戦力の増強を先送りできても、放棄させることはできるはず
がない。

日本は“平和国家”だから、北朝鮮もホルムズ海峡の安全も、米国にまか
せている。

もし日本が戦後独立を回復して、占領憲法をすぐに改めて、日本の経済
規模の半分しかないイギリスか、フランス程度の軍事力を持っていたら、
拉致問題も起らなかったはずだ。


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