2019年10月01日

◆雀庵の「台湾・日本の関係強化を!」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/28(2019/9/28)】日本の存在が支那の古文書に
記されたのは西暦紀元前後、有名な「魏志・倭人伝」である。学校で習っ
たものだが、国書の「魏志」そのものは現存しない。なにしろ焚書坑儒の
国だから紛失なんて珍しくないのかもしれない。しかし、「魏志」の内容
はいろいろな史書に転載されていたから、その内容のポイントは「魏
略」、ま、ダイジェスト版として残され、今に伝えられている。

2000年以上も前の西暦1年のころの日本は、支那の外交官を迎えるほどな
のだから、「国」らしい体裁はあった。大小さまざまな地域国家で、まだ
統一国家ではないが、ここまで来るのにずいぶん長い時間がかかっている。

旧・新石器時代、土器で有名な縄文時代は、主に狩猟採集だから食糧を求
めて家族や大小部族とともに移動するが、大部族になると大きな街のよう
なベースキャンプを造る部族もあった。

移動による家族全体の狩猟採集だと食事用の土器など重いものも携行しな
ければならないし、ベースキャンプ周辺では果樹栽培も始まっているから
「お父さん行ってらっしゃい、私は果樹園の手入れと魚の日干しを作って
おくからね」となっていく。

分業が始まり、商業も盛んになる。弓矢の刃先(黒曜石)は岐阜産、刃先
を固定する接着剤(アスファルト)は北海道産、海産物の保存食糧は
「やっぱ大森産が旨いね」とか。食品加工業や流通業者も増えてくる。流
通業者の往来は「統一言語」の普及にも大いに貢献したろう。

やがてコメの水稲栽培が大陸方面からもたらされた。それまでの陸稲に比
べて何十倍もの収穫がある。主食が確保できれば、遠くまで狩猟採集に出
かける必要は薄らいでくる。つまり定住が当たり前になる弥生時代になっ
たわけだ。

生産性が高まると人口も増え、村や街も大きくなる。やがて有力な長(お
さ)や部族が現れ、合従連行していく。まあ、縄張り争いだが、上流と下
流で水田の水争いが激しく、「それなら皆で溜池を作ったり、不作に備え
て食糧庫を作っておいたほうがいいよ」というような塩梅で、こうした地
縁血縁の国が卑弥呼の邪馬台国など有力国家になっていったのだろう。

紀元前から200年、紀元後300年あたりまでは地方豪族の群雄割拠で、古墳
時代、飛鳥時代の何十年もかけて神武東征のような戦乱の末にようやく実
質的な「日本国」ができたのだろう。支那を真似て最初の元号を「大化」
とした(645年)。

それに先立つ607年(推古15年)、日本は隋の煬帝に「日出ずるところの
天子、日没するところの天子に書を致す、恙無きや」と親書を奉じてい
る。「支那なにするものぞ!」という新興国の気概がうかがわれて笑って
しまうが、煬帝は「無礼者め」と怒ったそうである。

「ジャパンデビュー」だ。支那王朝はそれまで日本を東夷(東の蛮族)で
ある倭、倭人、倭国と記していたが、900年の唐時代から「日本国」「日
本」と書くようになった。

人にも国にも勢いのある時期がある。台湾は今、台湾人による、台湾人た
めの、台湾人の国、つまり独立国家建国の好機到来を迎えつつあるのでは
ないか。李登輝総統から「緩やかな革命」が始まり、今は中共のクビキを
離れて完全に独立した国家、国際社会の名誉ある一員、日米英豪欧などと
スクラムを組む有力国家へと確実に変身しつつあるのではないかと思う。
仕上げの「第二革命」「台湾維新」とでも言うのだろうか。

これは学者でもない小生の「勘」だ。外務省上がりの自称「外交専門家」
のように余計な倫理、論理、主義、宗教などに影響を受けていないからこ
そ、デタラメルケル、マックロマクロンというリベラル≒アカモドキの愚
かさがよく見えるように、「台湾維新」は近いと思うのだ。

これは中共にとっては体制崩壊を招きかねないから全力で阻止しようとす
るだろう。日本は米英豪などと共に台湾を熱烈支援し、中共の攻撃を阻止
しなければならない。

最後の皇帝、夜郎自大妄想の習近平一派を落とせば事は進むかもしれな
い。漢族は党よりも「利己」優先で、党と心中する党員はゼロだろう。清
朝の最後は驚くほどあっという間だった。最後の皇帝、溥儀は日本軍に保
護を願ったのだ。「ゴルゴ13、あんたの出番だ」

一方、台湾が落ちれば、次は日本、フィリピン、インドネシア、ベトナ
ム、豪州が危うくなる。日本は「皇国の興廃この一戦にあり」の覚悟で臨
むべきだ。「日本は同胞を見捨てた」という汚辱を払う機会でもある。

1980年ごろに初めて訪台した際、現地のガイドにこう聞いた。

「外省人(国民党・大陸系)に圧迫されて本省人は大変だね」

ガイドは「そうでもないですよ」とこう答えた。

「200万の外省人はほとんどが独身。結婚したければ本省人の女の子を貰
うしかない。優しくしなければ結婚してあげないって、本省人の女の子は
強気です。外省人の多くは尻に敷かれているんです、ハッハッハ」

逆境にあっても諦めない、「いつか青空」になるだろうと信じて台湾革命
の天命を果たす、見届けるまでは往生できない。

台湾が初めて世界に紹介されたのは3世紀の支那三国時代の「呉」の武
将、沈瑩(しんえい)著「臨海水土志」で、「夷州は臨海郡の東南二千里
にあり、土地に霜や雪がなく、草木も死なない。四方は山と谷である。人
が皆、髪を剃り、耳たぶに穴を開けているが、女性は耳に穴を開けない。
土地が肥沃で、五穀(麻、キビ、アワ、麦、豆)が生えていて、また魚肉
も多い、云々」とある(王育徳「台湾」、WIKI)。

やがて支那大陸で飢饉と苛政に苦しめられた福建、広東の人々は「土地が
肥沃」な台湾に逃げてきた。小さな船で波が荒い台湾海峡を渡るのは命が
け、博打だった。それでも運を天に任せて肥沃な台湾にたどり着けば餓死
することはあるまいと信じたのだ。

勇猛果敢な高砂族など先住民族との抗争、マラリアなどの熱帯病の“熱烈
歓迎”、やがて雑婚・・・台湾人のルーツだ。次回から台湾の波乱万丈の
歴史ドラマを紹介していきたい。

発狂亭“寝違えた首”雀庵の病棟日記から。

【措置入院 精神病棟の日々(145)2017/1/13】承前:路線バスは鉄道事
業の一部として発展していった。駅を中心にバス路線を広げていく「ハ
ブ&スポーク」方式で、もともとが駅に人を集めるための方策だから、鉄
道会社にとってはバス事業そのもので稼ごうという気はあまりなかっただ
ろう。

高度経済成長が“バブル狂騒曲”でおしまいになって以降、「全国の路線バ
スで黒字のところはない」と、あるバス会社の社長が言っていた。

バブル崩壊までバス事業の職員の多くは鉄道会社の社員として採用されて
いたから、勤続年数の長いベテラン運転手では「年収1000万円は珍しくな
い」と言われていた。バスが赤字でも客の利便、鉄道の集客を考えると、
バス事業の縮小はできないという認識だった。

これがバブル崩壊で、一気にリストラせざるを得なくなり、バスは鉄道事
業から切り離され、新規採用者から給与水準はがた減りになり、運転手も
平均年収が450万円ほどに減った。以前からの高給運転手は肩叩きなどの
リストラで急減していった。

都心部でもこのありさまだから、人口減の続く地方バスの惨状は目を覆う
ばかりだ。仕事がない、人がいない、消費者がいない、交通機関もないの
ナイナイヅクシ。景気の良いときは地方交付金もたっぷりあり、純金をば
らまくという派手な政権もあったが、ハコモノは増えても住民が減るばか
りだから、もう衰退、消滅の危機にある。

米国のラストベルト(工場閉鎖で赤錆びた街)を甦らせる、地方都市を復
活させる――投資効率最優先のウォールストリートのセレブではできないこ
と、やる気もないことをトランプはやろうとしている。彼に投票した人は
皆、それを期待している。

仕事を奪っている不法移民を許さない、産業空洞化で工場を錆びだらけに
する企業を許さない――トランプなら粗にして野でもやってくれそうだ、
「品がない?」、上品なら錆び落としができるのかよ。トランプ支持者は
そう思っているだろう。

マスコミはニューヨーク、ワシントンDC、ロサンゼルス、サンフランシス
コなどの東西両岸のリベラル≒セレブばかりを取材しているのではない
か。産経は、トランプに一縷の望みをかけた内陸部やディープサウスの
人々をこそ取材すべきだ。

「米国の通奏低音(つうそうていおん)だから私はトランプを選んだ」な
んていうシリーズは絶対面白いと思う。バカの宮家とか胡散臭い佐藤など
の迷妄にはウンザリだ。(つづく)2019/9/28


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