2019年10月12日

◆日本人の精神を破壊する憲法

加瀬英明


日本人の精神を破壊する憲法は改めなければならない

建設会社を経営されている赤塚高仁氏から、『日本よ、永遠なれ』(きれ
い・ねっと社、令和元年)という新著を贈られて、読み終わったが、強い
衝撃を受けた。

15歳になる令嬢がカリフォルニアに留学したところ、アメリカのクラス
メートから「日本という国は、いつできたの? 誰がつくったの?」と質
問されて、答えられなかったというのだ。アメリカはジョージ・ワシント
ンがつくったが、日本という国がいつ誰が建国したのか、わからなかった
のだ。

私は客員教授として大学で講義の後に、学生とコーヒーを飲むことがある
が、何人かの男女の学生にたずねたら全員が答えに窮した。

どうして日本の若者は、自国の歴史を知らないのだろうか?

占領軍が定めた日本国憲法は、第20条で「国及びその機関は、宗教教育
その他いかなる宗教活動もしてはならない」と定めており、憲法の「政教
分離」原則に違反するからといって、歴史教科書に日本の建国の由来であ
る神話をのせることを禁じているためだ。

この結果、日本国民は根なし草になっている。

現行憲法を押しつけたアメリカの本家でも、憲法が政教分離を規定してい
るが、アメリカのドル札には「ウィ・トラスト・イン・ゴッド・われらは
(キリスト教の)神を信じる」と刷り込まれているし、大統領就任式では
聖書に手を置いて宣誓し、議会で本会議、委員会が開催される時に、議会
専属の牧師が祈りを捧げてから始まる。
 
アメリカでの政教分離はキリスト教の特定の教派を、国民に強いてはなら
ないものだ。

アメリカ占領軍が日本国憲法に特有の政教分離を強要したのは、日本をキ
リスト教国につくりかえたかったからだった。

もし、日本がフィリピンのようなキリスト教国だったとしたら、今日の日
本のような政教分離が行われることがなかった。

神仏を排除するために、政府や地方自治体の行事を、無宗教、無神論に
よって行うことを強いたのだった。

アメリカはいうまでもなく、旧ソ連や、中国や、北朝鮮のような無神論に
もとづく国ではない。アメリカではキリスト教が社会儀礼となっており、
習俗であるから、国や自治体の儀式にキリスト教を用いている。

日本で国や自治体が宗教を否定して、唯物論を宣伝するのは、由々(ゆゆ)
しいことだ。由々しいは忌忌(ゆゆ)しいとも書くが、忌(い)むべきことを
意味している。

日本では祖霊や神仏を崇めるのは、伝統的な社会儀礼であり、習俗に当た
るものであって、無宗教によって宗教を排斥するのは、日本人の精神を破
壊するものだ。

日本神話は時間・空間を超えて、日本という国をつくってきた。今日、私
たちが126代目の天皇をいただいているのは、この国が日本神話から発
しているからである。

もちろん、日本神話は科学によって立証できない。

唯物的な科学よりも、心が重要であることはいうまでもない。日本を心を
否定する、科学万能の社会にしてはなるまい。

人間にとってもっとも大切なのは、先祖から受け継いできた心ではないだ
ろうか。

やはり憲法を日本人の手で、日本の心にふさわしい基本法に改めなけれ
ば、この国が亡びてしまおう。

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