2019年11月18日

◆雀庵の「怒涛の進撃!台湾コレラ・マラリア連合軍」

“シーチン”修一 2.0

【Anne G. of Red Gables/53(2019/11/16】若い頃、レンタカーで米国中
西部と南部を巡った。当時、日本人にとって米国は加州など西海岸と、NY
など東海岸であり、それ以外はほとんど“未開地”だった。米国への旅行者
を増やすためには“未開地”をまずは旅行会社にシツコク紹介すべしと、米
国商務省や州観光局、受け入れ旅行会社、ホテル、航空会社などが力を入
れ始めていた。

時は建国200年(1976)の「バイセンテニアル」の熱気が続いており、旅
行業界では「ディスカバー・アメリカ」キャンペーンの動きが始まりそう
な雰囲気があった。

そうした追い風の中で小生らは日本人にアピールしそうな地、施設を取
材して回ったのだ。その時に「アメリカにはキャンピングカー(アルミ合
金製の巨大なエアストリーム)がずいぶん多いなあ」と気づいた。エアス
トリームを住宅として使う人も多く、気候に合わせて全米を移住する人も
珍しくない。

キャンピングカー専用地は電機、上下水道、ガスなどのインフラが整備
され、車のホースをガチャンと繋げば快適に暮らせる仕組みになってい
る。専用地以外でも発電機や水のタンクがあれば暮らせるから、荒野など
で野趣に富んだ生活も楽しめる。

自然災害の多い日本でもエアストリームは役に立つのではないか。小人
数なら住宅の代わりになる。避難は楽だ。

普通の家でも、土台の上に耐震板を置き、その上に家を建てる。耐震板
は地面から3メートル(1F分)、4つほどの非常用電動ジャッキで上げ下げ
できる仕組みにし、大雨、氾濫が危惧されそうなときは上げておく。

この設備は3階建て4LDKの戸建て住宅なら1000万円ほどの追加費用で可能
だろう(半分は公的資金補助を!)。

このところわが街では世代替わりによる建て直しが盛んだが、ヘーベル
ハウスが目立つ。ヘーベルハウスは何十年も前から人気だが、東日本大震
災のときの津波か数年前の大洪水で流されなかった映像は注目を浴びたろう。

クライアントの課長が、「今、ヘーベルハウスで建て替えしているんだ
けれど、やたらと基礎が大きいのよ。職人に聞いたら、標準より1ミリで
も小さいとダメだし食らうから、大きめに造るんだとさ。大き過ぎればハ
ツリで削ればいいんで、強度は高いから問題なしだって」と言っていた。

ヘーベルハウス(など頑丈系住宅)+洪水対震ジャッキで、おおよその
自然災害はクリアできるのではないか。天空をたえず支え続けるアトラス
(タイタン族の勇者)に因んで「アトラス工法」として業界全体で開発し
たらいい。アトラスは子沢山だったから繁栄の象徴でもあるね。縁起がいい。

天空を支えながら50億年、雨が降ろうが地震だろうが立ちっぱなし、立
位専門、倒れない、流されない、つぶされない! 「雨が多い日でも安
心、ヘベラナイハウス」ってコピーどうよ。

ジャダレを言っている場合じゃないな、香港はこのままだと第2の天安門
事件になる。習近平を引き吊り降ろさないと大虐殺は免れまい。日米加英
豪乳印+台湾、フィリピン、インドネシア、ベトナムなどが台湾海峡、東
シナ海、南シナ海に艦船を遊弋させて警戒威嚇しないと、マオイスト習近
平は暴れだす。

上海閥と共青団派は国内でマオイスト習に圧力をかけ、足を引っ張らな
ければ、核戦争も起こりかねない。何しろ毛沢東は「人民の半分が死んだ
ところで問題ない、まだ3億も残っている」と豪語して並み居るワルを震
え上がらせた殺人鬼だ。大躍進で5000万、文革で1億を殺してもヘッチャラ。

習近平は文革で父とともにひどい目に遭い、姉は自殺したのに、「オ
ラ、第二の毛沢東になるだ!」と決心し、糟糠の妻を捨てアイドルと再婚
する、綱紀粛正の名のもとに他派閥を粛正する、同志である支配階級の資
産を防衛するために人為的に不動産価格を高値で維持する、民営企業を国
有化する、結局は「死屍累々、それでも問題ない、まだ7億も残ってい
る」という、毛沢東並の巨悪、骨の髄からマオイストなのだ。

毛沢東にはそれなりの戦略、理論、哲学、知性、悪知恵があった。習近
平はその“真似っ子”に過ぎない。わけのわからん貧困層(習の紅衛兵予備
軍)は習大人を拝んでいるが、ある程度の教育を受けた人民は腹の底では
バカにしている。

上海閥と共青団派は経済力をつけて緩やかに資本主義市場経済の国へと
軟着陸したい。習近平は先祖返りで国有企業中心の「大習帝国」皇帝を夢
見ている。

この狂気のマオイストの悪夢を内から崩すのが上海閥と共青団派の歴史
的使命だ。反中共連合戦線同志諸君の任務は鉄のカーテンで習近平版「紅
衛兵」の軍事的経済的海空域進出を阻むことである。内圧と外圧で習近平
一派を駆逐する、芋づる式に北、ロシアを封鎖し、やがて解放する、それ
なくして21世紀の人類の安寧はない。

帝国陸海空軍は今こそ「前へ!」、八紘一宇の世界を目指して立ち上が
るべし! お、お、俺も連れてってくれえ!

台湾清軍討伐の石光真清らの戦い、行く手を阻むコレラ、さらにマラリ
アも参戦するという熱帯病地獄に! 明治28年7月下旬にはコレラで兵力
は半分以下になり、自身も罹患した石光の手記「城下の人」から。

<「中尉殿、しっかりして下さい。弱いことを言ってはいけません。必
ず、必ず井手口が治して差し上げます」と寝台に縋りついて肛門を押さえ
たまま泣き出した。



私の顔の肉も落ちたが、看病する井手口の方が、もっと、もっと、痩せ衰
えてしまった。「中尉殿、もう少しの辛抱です。我慢なさって下さい」

私は何も食べられなかった。井手口もまた何も食べなかった。

「中尉殿、もう峠は越えました。三日目です。元気を出してください。
中尉殿・・・」

井手口は私の耳元で泣き笑いながら言った。こうして、不思議にも私は
生き返ったのである。

こんな治療方法に効果があったのものかどうか、私には判らないが、医
薬品もなくなっていたし、治療の方法もなかったから、窮余の策として、
兵士たちの間で田舎の民間療法でも思い出して、始めたものだと思われる。

いずれにしても私が命拾いしたのは、まったく井手口寅吉のお蔭であっ
た。私は彼にどう感謝してよいか判らない。終始、私と共にあって、私の
影のように働いていた。無事私と共に凱旋したが、それから十年の後、後
備兵として召集されて奉天の戦闘で戦死したと聞いている。


新竹城周辺の敵も、増援部隊を得てようやく掃討することができた。それ
からは、私たちの部隊は師団長の指揮下に入ったから今までの大隊行動と
違って窮屈になった。師団はそこから大行動を起こして南下し、嘉義城を
目指して進撃を開始した。

その頃、病み上がりの私は、今度はマラリアに罹って高熱に苦しみ、文
字通り骨と皮だけの身体になってしまった。また井手口は不眠の介護をし
てくれて快復に向かったが、到底、乗馬する力もなかったので、井手口が
街から驕輿(こし)を調達して来て、これに私を乗せ、兵士たちが代わる
代わる担いで行軍してくれた>

コレラ・・・小生もフィリピン取材で罹患して3・7、21日間隔離された
が、医療の進歩でひどい症状はなかった(会社から「自己責任だ」と始末
書を取られたのは不本意だったが、まあ、過労死なんていう言葉もない時
代だから、とやかく言ってもせんない。汚名は挽回すれば良し、グダグダ
言うのは企業戦士の恥。そういう実にいい時代だった)。WIKIで調べたら――

<コレラは腹痛・発熱はなく、むしろ低体温となり、34度台にも下が
る。急速に脱水症状が進み、血行障害、血圧低下、頻脈、筋肉の痙攣、虚
脱を起こし、死亡する。治療を行わなかった場合の死亡率はアジア型では
75〜80%に及ぶ。コレラ罹患時には脱水のみならず消化管を休めることが
大切なので、先進国医療では絶食・水分経口摂取禁が基本である>

医療方法がない中で従卒、井手口の治療として「湯たんぽで石光の低体
温化を防いだ」「脱水症状を抑えるために物理的に肛門に栓をした」のは
大正解であったわけだ。

予防法も治療法もない長い長い暗黒時代に民間療法として伝えられたも
のだろう。古人の知恵、侮るべからず。

真夜中に稲荷神社の大木に「習近平一党絶滅」と書いた紙を釘打ちし
て、油揚げを捧げ、お百度参りしたら願いは叶うか。不審者としてパクら
れたら「信教の自由だ」と抗議すべきか、「わしゃ、お狐様の言いなすっ
たことをしただけじゃ」ととぼけるか、いずれにしても治療中の身だで、
邪険にはされないだろう。化外の人の特権・・・俺はついに特権階級か!?

発狂亭“秋晴れで気分良し”雀庵の病棟日記から。うん? ブタ箱も老人仕
様を進めている?


【措置入院 精神病棟の日々(170)2017/1/21】産経「留置室バリアフ
リー 警視庁 全国初、高齢化に対応」、「警視庁によると、65歳以上の
留置人は平成19年から増加し、24年以降は高止まりの状態が続いていると
いう。1年間に新たに留置された65歳以上の割合についても、17年は約3%
だったのが、26年は約7%に増えている」。

この病棟の男性患者で小生は最年長で、小生のようなクラッシュ・グラ
ンパ、不逞老人が増えているということ。実に悩ましいことだ。家族や世
間に遠慮して静かに暮らしていかないと害獣として駆除されるだろう。
(つづく)2019/11


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。