2019年11月23日

◆今年60のお爺さん

渡部 亮次郎


「村の渡しの船頭さんは 今年六十のお爺さん 年を取つてもお船を漕ぐと
きは 元気いつぱい櫓がしなる それ ぎつちら ぎつちら ぎつちらこ」

「船頭さん」の一番。「かもめの水兵さん」などと同じく作詞は武内敏
子、作曲は河村光陽。

太平洋戦争直前(1941年)に発表された歌で、「六十のおじいさんです
ら、村のためお国のために休む暇なく働いているのだから、君たちも早く
立派な人間になってお国のために尽くしなさい」というメッセージが込め
られているそうだ。

このような童謡にさえ、そうしたメッセージがこめられる時代だったんで
すね。それにしても60歳のおじいちゃんですら働いている、とは…。うーむ。

あの時代、戦争だったから、老若男女のうち若い男は戦場に赴き、女性が
社会を運営していたのだから「老人」が働くのは当然だった。いまに労働力
が少なくなってきたら80歳でも働かなくてはならなくなるかもしれない。

今の日本で「60」を老人と考える人は僅かだろうが、昭和16年、今から70年
前は少なくとも60歳は「老人だったのである。

常連投稿者・平井修一さんの調べによると、世界各地での定年事情をニー
ルセン・カンパニー合同会社が調べている。オンライン調査で2010年9月
に、アジア太平洋、欧州、中南米、中東、アフリカ、北米の世界53カ国2
万6000名以上を対象に実施した。主な調査結果は以下の通りだ。

■「年寄り」は70代から

何歳からが年寄りだと思うか、という質問に対し、日本では「70代」
(54%)、世界平均では「60代」(34%)という回答が最も多い。

一方、「80代」からが年寄り、と考えている人の割合が高いのは、北米
(43%)、中南米(35%)、欧州(32%)で、日本(4%)と比べても非
常に高い数値となっている。2012・11・03

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。