2019年12月15日

◆スラウェシ島南部の洞窟で「大発見」

宮崎 正弘


令和元年(2019)12月13日(金曜日)通巻6304号 

インドネシアはスラウェシ島南部の洞窟で「大発見」 
44000年前と推定される壁画が発見された 

インドネシアはスラウェシ島。昔のセレベル島である。
 こ
としの2月ごろまで、インドネシアの新首都移転候補地のひとつが、この
島のマカッサルだった。8月に最終決定がおりて、カリマンタンのバリッ
パパンの北側の密林を開発し新首都と決まった。

さてスラウェシ島のことである。

この島の南部の洞窟で、なんと4万4000年前と推定される壁画が発見
された。洞窟の上部に豚とバッファローが描かれ、赤く採色されている。

もとより、この洞窟壁画は2017年、豪のグリフィス大学人類環境研究
センターが発掘調査していたときに洞窟のかなり上層部で発見されていた。

下記英紙『ガーディアン』(2019年12月11日)に写真がある。
https://www.theguardian.com/science/2019/dec/11/earliest-known-cave-art-by-modern-humans-found-in-indonesia

『サウスチャイナ・モーニングポスト』(12月12日)には他の洞窟絵
画の写真。↓
 https://www.scmp.com/news/asia/southeast-asia/article/3041714/oldest-story-ever-told-painting-pigs-cave-wall-indonesia

科学的な年代測定に手間取り、ようやくにして3万5100年前から4万
3900年前のものと同センターのアダム・ブルムン考古学者が、発表し
た。考古学、文化人類学者らの学術的な検証の結果である。この「大発
見」は人類史を書き変えることになる。

旧セレベスが、いまのスラウェシ島であることは述べたが、戦前、この島
の都マカッサルには1万5000人ほどの邦人が住んでいた。同盟通信の
支局もあった。この関係で現在も日本総領事館がある。

筆者は、この夏、マカッサルへも足を延ばした。是非とも見たかった場所
は「リアンリアン先史公園」にある古代人の動物壁画だ。

この洞窟壁画は5千年前、我が国の縄文中期に石灰質の洞窟に動物画が描
かれたのだ。フランスのラスコー洞窟の動物壁画を連想する。

ラスコーの洞窟壁画は1940年に偶然発見され、人類史最古、2万年前
にクロマニヨン人によって描かれた。環境保全のため、フランスの現場は
立ち入り禁止、レプリカがパリに博物館が作られ、夥しい人出が続いている。

インドネシアの洞窟壁画、リアンリアン先史公園のほうだが、当該現場へ
はマカッサル市内からタクシーを雇って一時間ほど。そこで粗末な小舟に
乗り換え、水流れを溯り、マングローブの密林地帯を抜け、やっと着いた
のは小島の船着き場なのである。

さらに、そこからは徒歩で?、凸凹なけものみち、洞窟をくぐり抜け、小
さな滝、苔むした洞窟の先に画があるのだが、望遠レンズでようやく見ら
れるくらいだった。案内人の老人は明らかに人種が違う。別れ際、チップ
を渡すと初めて笑顔をみせた。

望遠レンズでしか見られなかった動物壁画、じつはレプリカが、ジョグ
ジャカルタの世界遺産ブロブドール仏教遺跡のなかにある博物館に飾られ
ている。

日本の壁画は高松塚古墳のものが一大事件となったが、時代的にいえば、
七世紀。歴史学の対象ではあっても考古学的な意味はあまり大きくない。
     
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之
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  ♪
(読者の声1)82年前の今日。南京陥落の日です。

日本軍が南京入城、蒋介石軍は武漢へ逃げ、さらに重慶へ逃げこんだ。毛
沢東は、そのもっと遠隔地の延安の洞窟にこもり、ひたすら身を守っていた。

ところが、戦後の歴史では「敗残逃亡紀」が「長征」となり、洞窟の逼塞
は「耐久戦」と書き変えられた。

笑い話から82年、ありもしなかった南京大虐殺の政治洗脳が、日本人を
去勢させた。こういう風に老生は近代史を見ておりますが、如何?
  (FH生、茨城)


(宮崎正弘のコメント)まったくその通りです。30年以上も前から故渡部
昇一先生たち先先人の努力によって、中国の嘘放送は満天下にさらされて
います。しかし、だらしないのは日本のメディアでしょう。かれらが中国
とGHQの合作洗脳工作に、まだ脳死状態が続いていますから。


  ♪
(読者の声2)とびっきりの講演会のお知らせ
            記
演題 「所感を述べる」
講師 元内閣総理大臣 小泉純一郎 先生
日時 令和2年1月29日(水)PM6:00〜
定員 先着90人(要予約)
会場 神奈川県民サポートセンター3F 304号会議室(JR横浜駅西口徒
歩3分ヨドバシカメラ裏手)
問い合わせ先 045-263-0055

  ♪
(読者の声3)戦争の分析

 1.歴史分析の五大ポイント
私は、日本人としての自覚、国際的な広い視野、政治的な高い視点、合理
的な因果関係、新情報などを心がけています。特に日本人が気づくべきな
のは、1991年にソ連は滅び左翼の日本悪者論が否定されたことです。

戦後の日本軍国主義、日本帝国主義侵略論などの定義のないレッテル非難
は破棄されたのです。

 2.レバタラ史観の無駄

これはああしたら、こうしたらの妄想です。私もよく考えたものです。し
かしある時、相手も同じことをしたらどうか、と考えると時間の無駄であ
る事に気づきました。そこで若い人には「レバタラ焼鳥史観」は止めるよ
うに話しています。

大東亜戦争の場合は、結局原爆が鍵です。このためか、戦前日本はすでに
原爆を開発していたという信じがたい話まで作られています。しかしパキ
スタンの大統領は日本が原爆を開発していたら、日米戦争自体起こらな
かったと述べています。

 3.プロパガンダ

政治的な謀略宣伝にも注意が必要です。日本悪者論が否定されたので、被
害者偽装が行われています。しかし南京市民30万人大虐殺事件などは物証
皆無、人口統計から科学的に否定されました。歴史の真実は神ならぬ身、
人間には分かりません。そこで明白な事実から因果関係を構築し、その事
件の真実の可能性を狭めることが歴史研究者の仕事と考えています。
                         ( 落合道夫)
  ♪
(読者の声4)真珠湾奇襲攻撃といえば広島・長崎であり、最近翻訳され
た「成功していた日本の原爆実験─隠蔽された核開発史」の原本ロバー
ト・ウィルコックス氏の「Japan's Secret War」(第3版)英語版を図書
館から借りて来て読みましたが、本の大部分は色々の人に会って、沢山の
資料を探しましたが、終章で彼の結論は「原爆の実験が成功したと言う証
拠はなかった。多分隠蔽・破棄されたのだろう。

この種の秘密は往々にして後になって出てくるから、それを期待する。」
と言う努力したがダメでした、と言う話であった。これを日本版では、核
実験成功、として読者を騙している。 
 
 この戦争中当時米国の様子を調べた、「 Plutopia: Nuclear Families,
Atomic Cities, and the Great Soviet and American Plutonium
Disasters」と言う本があり、いかにウランの精製には膨大な資源と人材
が必要であったか、と言う話がある。

コロンビア川にある巨大な水力ダムの電気を使い、その為に科学者、作業
員のため数千人のために新しく町を作りその膨大な作業に当たるのだが、
放射能汚染を受けた作業員を解雇し帰宅させ不審なを遂げる、など戦争中
であるから人権・健康を無視した政府の行動があった。それを読むと、北
朝鮮でのウラン製錬があったかもしれない、と言う話は「可能性」でしか
なく、もし真実であれば、かなり大規模でなければ必要なウランを製造で
きず、そのための人材・資源も膨大であり、かなりの証拠や証人が残って
いたはずである、と思われる。肝心の原爆実験は多くの人が目撃したはず
だが、一人しか証人がいない、というのも不思議だ。

朝日やNHKが反日的な嘘の報道をするが、保守派がその真似をする必要は
ない。 この本は1946年にでた新聞記事を元にしており、当時世界的にも
米国の原爆を民間人殺略に使用したことに対する批判が出始め、その対策
として「いや、日本だってやっていた。当然出来れば使っていたに違いな
い」と言う反論のための世論操作であった、ようだ。

この記事もこの本も根拠とする証拠はただ一人の一つの証言であり、名前
は隠し、『Tsetusuo Wakabayashi(偽名)」の極めて劇的な原爆の実験の
模様を使っている。ちなみにその記事では原爆を「Genzai bakudun」と書
いており、記者がどの程度の正確さ・知識をもっていたか疑問である。
(the Atlanta Constitution新聞、 記者David Snell.)   

ウィルコックス氏の本の中にも、これ以外の証拠は見つからなかったと、
結論している。この話が何故公に米国でも日本でも報道され議論されな
かったかと言うと信頼性のない、嘘(洗脳報道)だったからである、と考
える。

これは朝日新聞ではなく、保守派の団体が、「南京虐殺は本当だった」と
言う主張するというおかしな狂った現象である。元自衛隊の翻訳者が何故
苦労して翻訳したのだろうか。この男も反日なのだろうか。気味の悪い世
の中になってしまった。(KM生)

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