2019年12月30日

◆フィリピンの賭博場、すでに40万人以上

宮崎 正弘

 
令和元年(2019)12月28日(土曜日)通巻6323号  <前日発行>

日本もカジノを許可したが、いずれ中国人犯罪者の温床になることは確実だ
  フィリピンの賭博場、すでに40万人以上の不法滞在、犯罪が横行

 IRを巡って政界が揺れているが、日本が近未来の襲われるであろう悲 劇、惨禍とは、中国人犯罪者の急増と兇悪集団の温床となり、殺人、誘拐 が多発するだろう。

 フィリピンを例に挙げよう。
 ドウテルテ政権は2016年に就任し、マカティ地区にカジノを許可し た。歳入増をあてにし、楽天的展望に基づいた(実際の賭場からの歳入は 1・1億ドル)。
 ビジネス街として発展し、世界の一流ホテルが並んだマカティ地区にカ ジノホテルが林立し始め、最初は中国人労働者。ついでやって来たのが博 打のディーラー、従業員。そして中国本土では禁止されている賭場をもと めて、数百万のばくち打ちだった。治安は急速に悪化した。

 アライバル・ヴィザをフィリピン政府は認めている(日本人はヴィザ不 要)。
 案の定、やってきたのは中国からの不法入国者と博徒の蝗の大群だっ た。当然ながら犯罪が多発する。世界中の賭場につきものである。

 博打に負けて借金が払えないと、誘拐される。中国大陸の家族、親戚が カネをかき集めて地下銀行で決済が済むまで、誘拐された被害者はギャン グ団に拘束される。2017年以来、博打関連での誘拐事件は、判明して い るだけでも67件。これは氷山の一角、警察に届け出ない誘拐と身代金 の 支払いは闇で行われている。

 中国政府はフィリピンに対して厳重な取り締まりを要請している。
12月20日、一斉手入れだけ342名の中国人が逮捕された。コンピュー タ ゲームにも博打が流行し、ネットでギャンブルに耽る中国人も多いが、 その基地もマカティにあるからだ。

 フィリピン・オフショア・ギャンブル・オペラーションの頭文字をとっ て「POGO」という。
カジノホテル、賭場は公式認定を受けたものが79箇所。不法な賭場が 200以上あり、公式統計によるPOGOの従業員は93695名(ちな みに フィリピン政府が把握する在比中国人は政府発表で、44798名。 労働省の 把握している人数は71532名(数字はいずれも『サウスチャ イナ・モーニ ングポスト』、19年12月27日)

 ところが別の統計ではマカティだけで、不法滞在の中国人は少なくとも 40万人、最悪で80万人と推定されている。この推計は、フィリピン入 管がアライバル・ヴィザで入国した中国人から割り出した人数とされる。

 フィリピンばかりではない。カンボジアのシアヌークビルは、カジノホ テル50軒。不法滞在の中国人が30万人と推定され、完全にチャイナシ ティと化した。国の中に外国があるのだ。

 日本政府はIRを許可し、その利権を巡って中国企業が日本の与党代議 士を籠絡し、賄賂を渡していた。すでに近未来の犯罪の前景が見えるようだ。

フィリピンやカンボジアや、そのほかのカジノオフショアを認めた国々で の悲惨な現実を、日本は明日の教訓としなければならないのではないのか。

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