2020年01月01日

◆雀庵の「2019年の世界を振り返る」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/62(2019/12/31】2019年の世界を振り返って思 うこと・・・当然ながら「小生にとって意味ある」出来事だから「偏見、 たまに発見」である。以下は主に時事通信を参考にした。

1月:★仏ルノー、ゴーン会長「解任」。国際結婚は難しい。

戦後のフランスはアカ(武闘派からリベラル≒アカモドキまで)の威力が 凄まじく、世界最大の共産党組織を誇っていた。共産党員/支持者=いい 人とか正しい人、学識者と世間は見ていた。

今、そこそこの先進国で共産党とかアカが力を持っているのは中共、ロシ ア、北あたりで、党員になれば飯が食える。世襲的な特権階級だ。

キューバは経済活性化のために数年で「普通の国」になりそうだ。代々 木=日共は高齢化もあってレッドブック入りで、10年後には消えているの ではないか。

フランスは今は表向きはアカを前面に出していないが、民営化しない国有 企業、アカ利権に群がって特権を手放さない労組、団体が重荷になって国 際競争力がかなり落ちているようだ。国家が経営権を握り、税金で甘やか しているようなフランス企業との合併とか協同、M&Aは、資本主義/自由主 義経済の国の企業にとってはやりにくいのではないか。

現場改革、組織改革だって、利権を守りたい労組や政治家の猛烈な反発を 引き起こす。パートナーとしては考えものだ、という印象をゴーン騒動は 世界に示したのではないか。フランスの未来は「セ・シ・ボン」どころか 「枯葉」のようで・・・

カネがあれば美人の奥さんを貰えるという教訓もあるが、美人だって婆さ んにはなるから・・・奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢の如し」だな。


4月:★新元号は「令和」。畏れ多いことながら、あの浩宮さまが、あの雅 子さまが、天皇陛下、皇后陛下になられ、必死で国民の悲しみに寄り添っ た平成天皇、平成皇后さまが上皇陛下、上皇后陛下になられた。

皇室業務は激務である。天皇陛下、皇后陛下は実にストレスの多い仕事 で、存在自体が日本人の背骨、大黒柱であり、他の誰かが取って代わるこ とができない大看板、生きている国旗、史書である。およそ治世30年で御 代代わりというのはこれからの基準になりそうだ。

日本は大昔から一夫一婦ではなかった。明治になってからも正妻の他に権 妻(妻に準じるの意。妾、側室、第二夫人など)を持つことは法的に定め られていたが、鹿鳴館フィーバーの一環なのだろう、欧米のキリスト教文 化を真似て明治20年頃に一夫一婦制に改悪されてしまった。

明治天皇も孝明帝の側室腹、大正天皇は明治帝の側室腹という説がある が、昭和天皇は側室を置かれなかった。大昔から男系男子のDNAで皇統や 家系が引き継がれるという原則のため、「種こそが大事で、極端な話、畑 はどこでもいい」というのが日本の伝統、慣習だった。

1945年の敗戦で日本では一夫一婦制は正しく、「妾、側室はダメ、絶 対!」に上から下までなっているが、血筋を守るとか、女性の職業選択の 自由とか、イスラム教のように寡婦対策とかで、キリスト教的な一夫一婦 制を押し付ける、それ以外は許さないというのはいかがなものか。米国で はモルモン教は一夫多妻を認めている(今は分派のみ)。

そもそも一夫一婦制は個人の自由の侵害ではないか。平安時代の貴族は女 の家への通い婚が普通だったが、生活費も面倒を見なければならなかった ので「好き者」は大変だったろうし、女も「捨てられたら暮らしに困る」 から苦労したようだ。

一瞬の過ちで一生奴隷・・・せめて皇室だけでも一夫多妻(たとえ借り腹 への人工授精にせよ)を社会的に容認すべきではないか。

そういえば第11代将軍・徳川家斉は53人(も子供を儲けた。「特定される だけで16人の妻妾を持ち、男子26人、女子27人を儲けたが、成年まで生き たのは半分(28名)だった」(WIKI)とか。絶滅危惧のレッドブック入り を脱却するために貴種の方々は余裕があれば側室をいっぱい持って子沢山 になって欲しいものである。

小生は絶滅期待種で駆除される方だが・・・

★ノートルダム大聖堂で大火災。失火による火事だそうだが、その原因や 誰に責任があるのか報道されない。首里城炎上も同様だ。原因不明なら対 策も立てようがないが、それでも寄付金で再建するというのも一緒。造っ ては燃やし、燃やしては造る・・・誰が儲けるんだろう。

夏彦翁によると「電通 秘密十則」には表に出せない、こんなやり口があ るそうだ。

新しいものを創れ、創ったらそれが今の流行だと煽って買わせろ、次には それを古臭いものにしろ、捨てさせろ、そして新しいものを創れ、創った らそれが今の流行だと煽って買わせろ、次にはそれを古臭いものにしろ、 捨てさせろ、そして・・・まるで「シーシュポスの岩」。

五輪利権のような繰り返し、寄せては返す儲け方。まるで「失火原因不 明」詐欺みたい。建設業、警備業、消防設備業、警察・消防署、観光 業・・・永遠に浄財で旨い汁を吸い続けるという特殊詐欺ながら被害者ゼ ロである。頭がいいなあ。

★ウッズ、14年ぶりV5=マスターズゴルフ。人生は山あり谷あり、波乱万 丈だが、ウッズがどん底の時の写真は涙をそそったものである。再び輝く 笑顔を見て小生は救われた、「俺ももう一度トップに立つんだ、燃え尽き るんだ、真っ白な灰になるんだ!」と大いに感激した・・・再入院した方 がいいかもしれない。

「先生、どうもこの頃“ハイ”なんです、特攻したい気分で、入院した方が いいと思うんです」

「そういう人は大丈夫です、正常だと思う人が危ないんですから・・・ま あ、スズメの世話、ネズミとの知恵比べ、ペンキ塗りの作業療法でいいと 思いますよ、医療費カットのご時世でもありますから・・・」

ああ、可愛いカウンセラーのヨーコちゃんに会いたいなあ。そう思ってい るうちが花、大体が数年ぶりに会ってがっかりするのが世の常。「おもし ろうてやがて悲しき鵜舟かな」、人生の晩年は、ま、そんなものだが、 ウッズは老いの心に火をつけてくれた。

6月:★「返還後最大」デモ=中国への容疑者移送反対――香港。一度でも自 由・民主・人権・法治を知ってしまった人は共産主義独裁を受け入れられ ない。習近平はやり方がまずかった。

悪魔のように細心に接し、相手が油断したところで天使のように大胆に檻 に入れればいいものを、最初から鞭打ちはまずい。無恥無知鞭・・・香港 人は頭にきて「燃えよドラゴン」、アチョーッとキックをかますのは当然 となる。

毛沢東は知的な良い人を装った「知恵者、天才的サディスト、アジテー ター」だったが、習近平は生まれ育ちのよいお坊ちゃま、大人を装った 「無知で愚かなな強権独裁者」に過ぎなかった。

最大の失敗は、政敵潰し、権力固めのために「汚職追放 ハエも叩けば  トラも打つ」の綱紀粛正を断行して、役人は上から下まで働かなくなっ てしまったことだ。生き甲斐の賄賂が禁止され、現場はやる気なし。

いきなり鞭だか竿を振り上げて「俺の言う通りにしろ!」、これでは強姦 だ。「冗談じゃないわよ、あんたなんかに黙って犯されるもんですか!  あんたの竿なんて死んでも嫌だわ、徹底的に戦ってやるからね!」となる わね、フツーに考えれば。

「習はいけない、私は手きず」で終わればいいのだが・・・米国トランプ との貿易摩擦もあって習近平はダッチロールになるかもしれない。既にそ うなっているのか?

10月:★消費税10%スタート。多くの智者が「今の状況では増税は景気後 退を招くから止めるべきだ」と提言したが、民の竈なんて見たこともない 財務省の発達障害的東大卒官僚が安倍政権にごり押ししたのだろう、案の 定、景気は減速し始めた。

税金のバラマキを放置したままでは税収を増やしてもデフレになるばかり ではないか。福祉は大事だろうが、自助自立が人間としての当然の義務で ある。遊び惚けて、やがて老いたから「国が面倒を見てくれ、俺の当然の 権利だ」と寄生するのは、若者の手本にはならない。

夏彦翁曰く「金持ちから貧乏人、乞食までいてこそ世の中、社会であ る」。晩秋のキリギリスに餌をやってどうするのか、「さんざ遊びまくっ たツケだ、歌い続けてろ、バカめ」とアリさんは無視した。

★台風・大雨で被害。19号で多摩川支流が氾濫し、長女一家4人が我が家 に避難してきた。賑やかになってカミサンは大喜び。あと3か月もすれば 新居に行ってしまい、再び我が家はヂヂババの冷戦期に戻る。ちょっと残 念だなあ。♪アメアメアメアメ もっと降れ 私のいい人つれてこ い・・・か?

小生は雨漏り対策で忙しいが、いい運動になるね、作業療法だ。屋上庭 園にネズミ6匹が避難してきたのは想定外で、「出て行って欲しい」、 「ここに住みたい」と難民問題でいささか困惑している。

12月:★イギリス総選挙、EU離脱の保守党が圧勝。ジョンソン率いる保 守党圧勝でブレグジットが大きく前進した。実現までには北アイルランド やスコットランドなどの問題があるが、英国が英国を取り戻すことは確実だ。

逆に言えばEUは解体へ最初の亀裂が入ったということ。戦後リベラル≒ アカモドキの実験は結局「官僚帝国主義」を産み、国境、国家主権の崩壊 という危惧を蔓延させた。狂気じみたドイツでは、これまで恐れをなして 沈黙していた人々がAfD(ドイツのための選択肢)支持へ動き出し、やが てはEU離脱へ大きく動くだろう。

フランスのルペン率いる国民連合(国民戦線)も支持が高まれば(今は抑 制している)EU離脱へ動くだろう。

官僚には優秀な人が多いだろうが、試験問題と違って政治は「民意」とい うあやふやな船の上で試される。EUの理念は多分正しく、理想的だったろ うが、「でも難民とか移民を受け入れるというのは嫌、なんで私たちの税 金で保護しなければならないのよ、まずは自分の国を良くする努力をする のが当然でしょ」と庶民は忌避、嫌悪するようになった。

イタリア、スペインあたりもEUにしょっちゅうイエローカードを出されて ウンザリしているだろう。最後までEUにこだわるのは半狂乱みたいなドイ ツのリベラル≒アカモドキぐらいで、10年もしないうちに「そして誰もい なくなった」となりそうである。(つづく)2019/12/31
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