2020年02月18日

◆【変見自在】馬鹿じゃない

高山 正之
 

支那の空気は汚い煤煙に排ガスに恐怖のPM2・5も混じる。

ただ支那人の凄いところはそんな汚れがカネにならないかと考えたことだ。

で、支那はカナダ人詐欺師「モーリス・ストロングと組んだ」と先日の産経新聞に渡辺惣樹が書いていた。

彼らは最近の異常暖冬など気候変動の原因は「濃すぎるCO2が原因」という説をまず拡散した。

濃くなったのは「日本など先進工業国が長年排出してきたからだ」で、だから排出を減らせ。減らせないなら後進国からCO2排出権を買え、と。

ただ目下、一番CO2を出す支那は「後進国だから」責任なしとした。

で、ストロングは支那の後押しでリオ地球サミットの議長に就き、国連の名で詐欺話を拡散した。支那のNGOが手足となった。

国連に弱い日本はころり騙され、毎年1000億円を排出権の名で支那に支払っている。

最近になってストロングの正体がバレ、生物学会からCO2がこれ以上減ればそれを栄養とする植物が枯れ死すると勧告も出た。

旗色が悪くなった支那は気候変動少女グレタ・ツュンペリを担ぎ出してみたが、効果はどうか。

この手の国際詐欺が同じ90年代にもう一件あった。詐欺師はクレア・ショート英国際開発庁長官。被害者はまた日本だった。

舞台は当時HIVが猖獗(ショウケツ) を極めていたサハラ以南の国々。患者はいい医療を求めて英仏など旧宗主国に続々とやってきた。

英仏の社会医療費はパンクする。HIV難民を追い出したいが、それでは人でなしに見える。

クレアは考えた。どうだろう、先進国がサハラ以南諸国に出した有償援助債権をチャラにしたら。

貧しい国々は返すはずのカネで地元に病院を建てればいい。もう、英国に行く苦労もなくなる。

美しい話だが、ただ英国の援助額はゼロ。最大の援助国は日本で1兆ドルも出していた。チャラにするなら日本に頭を下げるところだが、彼女は逆に「日本はヒモ付き援助。最貧国を食い物にする無慈悲な恐竜だ」と言い放った。

日本の名誉のために言えばヒモ付きは医療など専門分野で総額1割程度。

言いがかりでしかなかったが、それは英国が支援するNGO「ジュビリー2000」によって拡散された。日本では東京カソリック教会と朝日新聞が「弱者に寄り添え」とかクレアの嘘を振りまいた。

結局、日本は2003年から10年間に償還期限を迎える有償援助など総額6兆円を放棄し、同時にいわゆるヒモ付き援助の廃止を決めた。

一方の英国は日本の放棄した債権で現地に病院を建設し、弱者に寄り添う旧宗主国の役割を演じ、医療難民を防げた

弱者に寄り添うと言えば日本には小泉進次郎がいる。

環境相になるとすぐ福島漁民に寄り添って「無害であってもトリチウムは流さない」とやった。

漁民は漁業権をタダ貰っている。それを買い上げる手もあるが、角の立つことはやらない。

おまけにCOP25では気候変動NGOに化石賞で侮辱された。彼らの雇い主の支那の方が相応しいくらい言えなかったのか。

何をやってもダメ進次郎が先日、ベトナムへの火力発電所建設援助に珍しく文句をつけた。

CO2を出す火力発電の輸出など許さんといい子ぶっただけだが、工事受注が「何でみな支那なのか」と素朴な疑問を口にした。

実は日本がヒモ付きをやめたあと、毎年1兆円近いODAはほとんど支那が受注してきた。

支那には何兆円ものODAをやり、CO2排出権も買ってきた。その上に日本のカネで支那人が海外に出かけて援助を実行していた。

支那の繁栄は日本の愚かさの上に咲いていた。

支那はもう沢山だ。進次郎が衝いた事実を噛みしめ、ヒモ付きを復活し、CO2を出さない原発を甦らせれば、もう誰もお馬鹿さんとは言わせない。

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松本市 久保田 康文 
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