2020年02月26日

◆日本政府の対応がどれだけ遅いかわかる話

北野幸伯


では、本題。

テレビニュースを見ると、毎日「感染者が今日も増えた」
という話をしています。

先日お話したように、日本からの渡航を制限する国が9か
国になりました。

日本はいまや、「中国の次に危険な国」と認知されている。

これは明らかに「人災」です。

たとえば今日から【22日前】2月2日付日経新聞をみてみ
ましょう。

<新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、中国
からの入国を制限する国・地域は60を超えた。

2日にはフィリピンが自国民を除く中国からの入国禁止措置を湖北省だけから全土に広げ、ニュージーランド(NZ)も同様の対策を決めて米国などに続いた。

世界保健機関(WHO)は人の移動や貿易の制限は弊害の方が大きいとの立場だが、各国は強力な水際対策による感染拡大防止を急いでいる。

中国外務省によると1月末までに62カ国が中国人に対し何らかの入国制限措置を導入した。>

【3週間】の時点で、62か国が中国からの入国制限を実施しています。

<「ウイルスの感染経路については不明な点も残るが、予
防的な対策を講じるべきだ」。

アーダーンNZ首相は2日の声明で、同日以降に中国本土を離れた外国人の入国を拒否すると表明した。

1日にはオーストラリア、1月31日には米国が同様の決定を
しており、NZと初の死者が出たフィリピンがこれに続いた。

いずれも自国民には中国本土への渡航禁止を勧告しており、湖北省武漢から帰国した自国民らは14日間隔離する。>

(同上)

3週間前の時点で、アメリカ、シンガポール、オーストラ
リア、ニュージーランド、フィリピン、モンゴルなどが、

中国全土からの渡航を禁止しています。

繰り返しますが、これは【 3週間前 】の話です。

一方、わが日本政府は、どうなのか?

時事2月23日。

<安倍晋三首相は新型ウイルスが国内で流行する可能性に
言及した上で、大規模な感染拡大を見据え、


総合的な基本方針
~~~~~~~~~~~~~~~~

を早急にまとめるよう指示した。

週内にも対策本部で決定する。>

「総合的な基本方針」(!)を2月末までにまとめるそうです。

他の国々は、3週間前に厳しい措置を実施し、それを徐々
に強化してきた。

一方、日本政府には、【基本方針がない!】のです。


この1か月、中国からの感染者は、自由に日本に入ること
ができた。

今も入ることができる。

国内で感染者が爆増しているのは、当然の結果といえるで
しょう。

それで、親安倍で知られる百田尚樹さんも、さすがにあき
れて、こうおっしゃいました。

デイリー2月16日。

<作家の百田尚樹氏が16日、ツイッターに新規投稿。

新型コロナウイルスに対する政府の対応が十分ではないと
の考えを示し、「皆さん、政府は無能です」と呼びかけた。

百田氏は「皆さん、政府は無能です。国民の命を守るんだ
!という意志も能力もないことが明らかになりました。自
分と家族の命は自分で守りましょう!お互いに、生き抜き
ましょう!」と投稿した。>

同感です。

私たちも、がんばって生き抜きましょう!

最近暗い話ばかりですが、明るい話も少しはあります。

それについては、次号でお話しましょう。


at 07:37 | Comment(0) | 北野幸伯
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