2020年04月01日

◆イスラエル、政局の迷走一年

宮崎 正弘

 
令和二年(2020)3月29日(日曜日)通巻6423号 

 イスラエル、政局の迷走一年。ついに大連立が成立
  世界大恐慌を目の前に内ゲバをやっている時ではない

 ネタニヤフ首相、またも政権担当を継続することになった。一年に三回もやり直し総選挙をやっても決着が付かなかったクネセト(イスラエル国会)は、3月27日、野党「青と白」のガンツ元参謀総長が、連立に合意した。
 労働党(7階席)も急遽、連立に加わるとした。

 ガンツは頑固に「ネタニヤフ首相が辞任しない限り、連立には応じない」と発言してきたが、国際環境の激変を前にして、そんなことを繰り返している場合ではなくなった。
 米国は二兆ドルの財政出動、あのドイツさえ、昨日までの緊縮財政を反古にした。英国ではジョンソン首相の感染が確認され、世界の死者は二万五千を越えた。イタリアはコロナの死者が9000名を越えた。

 「これは戦争状態である」とトランプは宣言し、ウィルス撲滅を目指して中国とも協力するとした。

 イスラエルでも三千名を越える感染者、12名の死者がでている(3月27日速報)。安全なのは新開地、奥地の入植地くらいであり、近隣のイランは大汚染、病原菌の侵入を食い止めなければならない。
 モサッドは「イランとのウィルス戦争に突入している」と警告した。

 このため、依然として強固に連立に反対する議員らは「青と白」の分裂を招いても仕方がないとし、大連立政権の基盤は磐石とはいえないが、なにはともあれ政局の混迷が正常化する。
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☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆  読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)フィンランド在住の佐々木章です。
 フィンランドにおける武漢コロナウイルスについて状況を少しお知らせしたいと思います。
 今、世界で武漢コロナウイルスが猛威をふるい感染拡大しておりますが、忘れられたヨーロッパの最果てのフィンランドでも武漢コロナウイルスがやって来て、感染者が多発しております。
3月28日より4月19日まで、首都ヘルシンキを中心としたウーデマー地域1040km?が封鎖されました。この地域の人口は約200万人(ヘルシンキの市の人口は約60万人)です。今日現在、感染者数は1163名、死者7名です。
封鎖された道路の各所には警察と軍兵士が立っています。とは言え、仕事、葬式、事故など、それなりの理由があれば証明書や本人確認が出来れば通行の許可を貰えます。
既に1週間ほど前から、70歳以上の老人には外出禁止令が出されており、買い物などは週に2回、散歩は近場に限り、警察に見つかれば家に追い返されます。
バスや公共交通機関を使って外出しようとしても年齢を聞かれて、下車を要求されます。丁度、私は70歳ですので、この制限を受け自宅軟禁状態で友人などにも会うことは出来ません。因みに、私の住んでいるトルク市では感染者数は64名で、近くのスーパーマーケットには食品などは今までとは変わらず十分にあります。
武漢コロナウイルスに対する、フィンランド政府の対応策は医療崩壊を防ぐことを主眼とした日本方式を取っています。
単にPCR検査をすれば良いという韓国方式を採用したイタリア、スペイン、フランス・・・などでは医療崩壊が起きています。
最近得た豆知識では、武漢コロナウイルス感染の有無を初期に発見するには、臭覚と味覚に違和感を感じるかどうかと言う事です。
違和感を感じたら鼻の中を水で洗い流し、薄めた塩水や酢水でうがいをして喉のウイルスを流すそうです。
そして水を飲む。それでもかすれた咳、37.5度以上の熱、などの症状があれば保健所に連絡して病院に行く。皆様のご健康をお祈り申し上げます。
  (佐々木生、フィンランド)

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(読者の声2)貴誌3月28日(土曜日)通巻6422号の巻頭記事では、「あの産業復興の熱気が消える。相次ぐ高炉の休止『鉄は国家なり』が合い言葉だった時代は遠くなった」と題して、「明治維新の熱気が産業の振興に拍車をかけ、国家建設の主柱が鉄だった。・・・・・日本経済は鉄とともに躍進してきた。たぎるように日本人の熱血とともに技術も急発展し、産業の裾野を拡げてきた」と述べられています。
 小生は、昭和44年(1969)に住友金属工業という鉄鋼会社に入社、3年余勤務した後、昭和47年夏に退職しました。
 小生は、関西出身ということもあり、関西系企業を選んだのですが、当時でも東大法卒業生の就職先として人気があるとは言い難かった。
 在学中に、ある東大法卒の財界人の講演で「最近の卒業生は、官庁や銀行へ進み過ぎる、もっと産業界へ目を向けるべきだ」と語られるのを聞いたことがありますが、当時でも既にメーカーを忌避する風潮が強かった。
小生が就職先を告げたとき、クラスメイトから「あんなところは、体は丈夫だが頭が悪い人間が入るところだ」と吐き捨てるように言われたことが記憶に刻み込まれています。
 結局は、このクラスメイトのセリフを噛みしめながら勤めることになり、4年目に退職するに至りました。
とは言え、最初の勤務における3年を超える工場現場経験は、良かれ悪しかれ、自分の人格形成の一要因となっていることを否定できないところです。
それは軍隊経験についてと似たものがあるでしょう。安倍総理(私より8年ほど若い)は、神戸製鋼・加古川製鉄所での経験を、「私の原点」と回顧しておられるそうですが、相当程度の真情でしょう。
 それはともかく当時は、高度成長の最盛期であり、産業界に熱気が満ちていた時代でした。山田洋二監督の寅さんシリーズが始まったのは1969年ですが、1970年作品『家族』には、福山製鉄所の情景が描かれており、当時の社会の雰囲気をしのぶことができます。三島由紀夫さんが自裁されたのは1970年でした。
 あれから50年、住友金属が破綻し、日本鋼管と川崎製鉄が統合、鉄鋼業界は3社体制となりました。銀行業界の集約に比べれば、まだしも変化は少ないという見方もできるでしょうが、かつて6社が競った鉄鋼業界で、破綻消滅したのは住金のみ。
 産業財閥という特徴が濃い住友グループの中核企業で消滅したのは住金のみです。
 この背景、要因について分析した著作が、(私が知るかぎり)出ていないのはどういうことでしょうか。
   (椿本祐弘)

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(読者の声3)上海の芥川龍之介。
 令和元年12月30日,NHKTV総合でスペシャルドラマと題して「ストレンジャー 上海の芥川龍之介」なるドラマの放映があった。
NHK制作だが中国ロケを行い現地中国スタッフ・キャストの協力の番組だった。それなりに興味深い作品だった。主演は松田龍平。作−渡辺あや、原案は龍之介の「上海遊記」ほかと記されている。
 龍之介は大正10年大阪毎日新聞特派員として中国に渡り帰国後一連のルポルタージュ作品を5編発表している。まとめて「支那遊記」と題されて全集に収められているが内容は「上海遊記・江南遊記・長江遊記・北京日記抄・雑信一束」である(岩波版芥川龍之介全集・昭和30年版)。
 すでに流行作家であった龍之介はこれら作品の「自序」に「僕のジヤアナリスト的才能はこれ等の通信にも電光のやうに──少なくとも芝居の電光のやうに閃いてゐることは確かである」と記して意欲充分だったことを示している。
 改めて「上海遊記」を読んでみると、龍之介が門司から汽船で上海に着き巷の混雑猥雑ぶりに辟易しているところが冒頭である。
毎日紙特派員などの案内を受けてホテルに泊まり街を観察していく。作家として確立していた上にさらに「ジヤアナリスト」的分野の使命を果たそうと取材活動をしたと考えていいだろう。当時の上海を始め各地を巡っている。政界の要人などにも取材している。また各所で文化的ショックを受けていることが記されている。
 例えば料理屋での体験。「給仕に便所は何處だと訊いたら料理場の流しへしろと云ふ」くだり。また人気の芝居を観てスターの楽屋訪問した際の逸話もある。
日本を代表する文人だと紹介されてそのスターは愛想がよかったが「──彼は横を向くが早いか、真紅の銀糸の?(ぬひ)をした、美しい袖を翻して、見事に手洟をかんだ」
龍之介はこれをためらいながら書いている。
「こんなことは(紹介者の為にも)公然書きたくない。が、これを書かなければ(中略)むざむざ眞を逸してしまふ。それでは読者に対しても甚だ済まない次第である・・・」 この楽屋の場面は上述のドラマの1シーンともなっているが繊細極まりない龍之介の面目躍如というべきだろう。(EF生)


(宮崎正弘のコメント)芥川の同作品のなかで鬼気迫るのが鎮江から揚州のところ、小生もどこかに引用しました。観察眼の鋭さ、やはり昨夏の眼は違いますね。

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(読者の声4)胆力のないアベにキンペイと電話会談させてはダメだ 断れ!<水に落ちた犬は打て>
 ゴマスリ男としてトランプと電話するのは害がないがこの男<言うべきことを言う胆力なし
かつニカイの目が光ってるから>キンペイにはちゃらこい態度しか取れない。
 キンペイはアベと話したくてたまらないのだ
(1)
今回の風邪が支那発でないことでアベを押さえ込む(脅しも含めて目に見えるようだ)
(2) これからの莫大な経済的打撃を日本の財布をあてにしているから綺麗事をチャラチャラ 当然蹴飛ばすか無視だが とんでもない
 シナなど情に溺れて綺麗事にほだされてはあとはいつも裏切りだけの仁義なき世界。あの中曽根の参拝中止その他シナのすり寄りなどろくなことがない。歴史の実証だ!
あんたの国賓はなかったことにしてくれ! と跳ね返せ! 何度騙されたら日本人はわかるのか!
 (名無しのゴンベイ)

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(読者の声5)断食礼賛(らいさん)
「谷崎の陰影礼讃(れいさん)」と発音し、憐憫と哀れみを込めて父に矯正された事があったが、かなり高名な方々でもレイさんと恥じらいもなく言われているので蛇足ながら。
 閑話休題(それはさておき)、自然界の動物は獣医師が居ないので、病気になると断食をする。最近、インテリ、金持ち、科学者などが動物の真似をして、米国で、断食が流行している。何遍も実験され証明されているが、断食、カロリーの摂取量を激減させると長寿になる。アウシュヴィッツの囚人が、透明なポテト・スープに耐え、痩せ衰えたが、娑婆に帰ると皆長生きした、と言う例もある。粥と沢庵3切れの痩せ坊主も元気でなかなか死なない。
 武漢菌に対抗するべく、「美味しいものを食べて」良く寝て、と医者などが忠告しているが、これはいわば「国民を平和ボケの状態にして、戦争に備えろ」と言うのに等しい。
断食の効用の生理的な理由は解明されていないが、おそらく3度の食事が消えると、危機の状態と認識され、備えの構え、つまり免疫を強めるなどの反応が始まると推論されている。
食べて、消化するには、かなりの努力が必要であり、そのため食後は眠たくなる。断食の反対は肥満であり、あらゆる病気の原因である。
 知人が断食をしていると言うので好奇心で始めたが、もう20年になる。因果関係の証明は極めて困難であるが、今のところ風邪もひかず、定期的診断でも、医者を嘆かす。これから日本にも戒厳令がしかれ、自宅待機となろうが、断食の術を覚えておくと食糧が無くなっても、それほど悲観せずに済むし、食費も減る。老婆心ながら。加油日本。
(KM生)


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