2020年04月03日

◆雀庵の「ヒッキー毛とフォニー習(16)」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/91(2020/4/1】「時代の空気」とか「時代の風」とかに「乗る」と言う表現がある。


「日中友好」が「時代の波」になったのは1972年9月29日の日中国交回復前後からだ。1か月後の10月28日、中共はパンダ2頭を日本に送り込んだ。北京の飼育係は「器量が良くて大人しいのを厳選、不細工や、すぐに噛みつくような気が荒い奴は避けた」という。もちろん中共トップの指示だ。「特上を送ってたらし込め!」


「パンダ外交」という一種のハニートラップに日本中が見事に引っかかった。ネコ目/食肉目クマ科ジャイアントパンダ(大熊猫)。政治目ハニー系タラシ科だな。


パンダ外交は中共の主敵、蒋介石が1941年に発明し、12月に日米開戦への感謝を込めて美人の妻、宋美齢の名でパンダ1つがいを米国に贈った。日米開戦における負傷兵の第1便とともにサンフランシスコに到着し、蒋介石の大スポンサー米国でパンダブームが起きた(イロンナ:三船恵美氏)。


中共は昔からパクリの天才で、蒋介石を大陸から追い出して以降、あちこちにパンダを贈り、パンダ外交を進めていたからノウハウは十分だ(昔パンダ、今マスク)。毛沢東は相手をたらし込むためには「何でもくれてやれ」方式で、日本でもパンダは「女子と小人」に大人気、「日中友好」は「時代の潮流」になり、インテリのオッサン連中も中共にメロメロになった。テドロスみたいな男妾。


<対中ODAは1979年に開始され,2016年度までに有償資金協力(円借款)を約3兆3165億円,無償資金協力を1576億円,技術協力を1845億円,総額約3兆円以上のODAを実施してきました。


2018年10月,安倍総理による中国訪問の際・・・対中ODAは2018年度をもって新規採択を終了し,すでに採択済の複数年度の継続案件については,2021年度末をもって全て終了することになります>(外務省)


中共国民は日本による3兆円以上のODA支援を誰も知らず、笛が鳴ればいつでも反日暴動に決起することになっている。


「誠意を見せろって・・・それパンダ代? それとも慰謝料? みかじめ料?」「嫌なら無理にとは言わんが、のう、8億のシマで商売したいちゅう親分さんは仰山おるきに、わしらは困らんが・・・血の気の多い若いもんがおるんで、まあ気を付けるこっちゃ」


ゆすりたかりも芸のうち、中共は3兆円でインフラ、軍拡を進め、毎日のように尖閣で挑発している。日本は(日本も)間抜、バカが多いというより、中共の方が老獪だった。

小生が司馬遼太郎・陳舜臣の対談「中国を考える」(1978年)を文庫本で読んだのは2005年、闘病中だったが、当時はさらっと読んだのに、先日、何気なく読み直したらものすごく違和感があった。2005年にはトウ小平の「改革開放」「韜光養晦」(警戒されるな、パンダ式でやれ)からまだ10年ちょっとで、「日中友好」という「時代のムード」は続いていたのだ。

今では「日中友好」なんて死語ではないか。日中ラブラブ真っ盛りの頃の司馬遼太郎・陳舜臣の言葉を今になって批判するのはどうかとは思うが、優秀な方でも「時代の風向き」でずいぶん大きく言論を左右される、漱石の言うように「情に掉させば流される」のだなあ、と、ご参考までに以下記す。( )は修一追記


<司馬 ウイグルの連中は(異民族同化に長けた農耕の漢族と違って)商業民族だよね。唐の時代は(シルクロード交易で)商業的に大活躍した。自分たちの風俗、言語を守って、偉い学者を出し、唐の官吏や将軍になったりしているけれども、概して同化が鈍い感じでしょう。


陳 そうですね。蒋介石の国民政府の時代に同化政策をやったんですよ。ウイグル族のことを「回族」と言ってたんですが、蒋介石はそれを禁じた。「回教徒」と呼べ、「族」をなくせ。それで漢族化を目指した。


今の(中共)政府はそれ(同化政策)を取り消したわけですよ。いくらやってもダメなんですね。これは少数民族に対する原則ですよ。なにしろ今でもアラビア文字を使っているんですよ」


司馬 中国の近代主義というのは、漢民族自らがこの大陸は多民族国家であると自覚したところから出発しているわけですね。もし昔通りの華夷意識で漢民族の優位姿勢をのこしていたら、近代中国など国家の体をなさなくなってしまう。・・・


まあ、明治の末年に辺境の少数民族にまで影響を及ぼした、清朝を倒した辛亥革命というのは、少数民族にとってはガミン(モンゴル語で略奪、革命、国民化)でしかなかった。それから65年ぐらいで(同化ではなく多民族国家容認へとなった)。つまり、ここまで漢族の中国人が成長、というより歴史が成長したんだね。


それで中国はいま世界で一番新しい国になった。世界で一番新しい国というのは、そのまま世界性を持っているわけだ。国家そのものが普遍性を持っている>


司馬がまるで人民日報みたいに力んで話しているが、それから40年経た我々が今見ている中共、世界は真逆ではないのか。中共が大陸を征し、世界がそれを「普通の国化」しようとし、逆に中共は世界制覇を目指すようになった。少数民族は死屍累々、数百万が獄に繋がれている。


中共へは世界中から逆風が吹いている。少数民族を救えという声が大きくなっている。人民は「これまではメシが食えたから独裁を容認していたが、黙っていたら中共の恣意的な情報操作、情報隠蔽で殺されかねない」と怒り、不信感を募らせている。

中共とこれまでのような友好関係を続けることは「国民感情が許さない」「民意を受けて是々非々で当たる」というように多くの国が考えているはずだ。風向きは変わった。


(金持ちになったからって、中共はもともと匪賊、殺し、叩き、脅し、火付け、強盗、嘘八百、付き合う相手じゃないぜ。それをリベラル≒アカモドキが餌につられて群がり、もうズブズブの習さま命、キンタマ握られて、誰か逃げ出したら様子を見て、大丈夫そうなら俺も逃げる、っていう日和見よ、男じゃねーぜ・・・俺? まー、ちょっと、そう慌てるない、ま、じっくりと考えているところだ。熟慮断交ってやつで、へへへ)


今や中共は「国家そのものが特殊性、異常性、不道徳性にあふれており、自由民主人権法治という近代国家の普遍的価値観とはまったく相容れない危険な病人」と見られているだろう。信用は地に落ちた。


司馬さん、良かったね、大好きな中共の末路を見ずに済んだんだから。小生はしっかりエンディングを見て、現認報告書、始末記を書き残したい。世紀の大イベント、「余命短し、記せよヂヂイ、呆けて入院する前に」、早めにやってくれ。

えっ! コロナで無期延期・・・チャイナコロリはトランプ圧力をかわすための中共の深謀遠慮? 真実はいかに・・・つづく。(2020/4/1)



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