2020年04月06日

◆雀庵の「ヒッキー毛とフォニー習(17)」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/92(2020/4/4】ものすごい西風で屋上庭園の高さ4mの「スズメの塔」が倒れた。東風対策はしていいたが、西風で倒れるのは初めてで、防備の薄いところを風は襲うわけだ。


これは「想定外でした」と謝る場面だな。ストロボが光りシャッター音が機関銃の如く続く。パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ・・・CANONのカメラが多いみたい。NIKONは「カパシャ」だったと思うが。


「シャッター音は消せるけれど、無音だと盗撮が増えるから業界は自主規制しているのよ」とカメラマンが言っていた。電気自動車などもわざと音が出るようにしているらしい。気配もなくそばを車がピューっと通るというのはちょっとびっくりするからね。


小生は老化とともにどんどん無音無口になっており、食事とフロ、散歩の時以外は引きこもっている。孤独から「なにがしか」は生まれそうだが、お喋りからは「さえずりの同調感、一体感、安心感」は感じても、それ以外のものは得られそうもない。それなら自分や色々な国、職業の人、故人との対話の方が面白い。たとえば――


プーチンは「スラブ民族は絶対君主制でしか治められない」、習近平は「14億を民主主義で治めるなんて無理。13億のインドは民主主義でバラバラ。マキャベリだって、秩序がない自由な国より独裁国家の方がはるかにましだ、と言ってるぜ」とか。

「ABC予想って世界で10人ほどしか理解できない・・・俺は未だに電気の仕組みが分からない・・・それでも中共解体は支那人と世界に幸福をもたらすと知っている」とか。

孤独の方が生産的ではないか。孤独、内省から良きものが生まれる・・・まあ、こんなことを思いながら、えっちらおっちら踏ん張って、どこから攻められても「フェイルセーフでやったから、横倒しになることはあるまい」と2日がかりで「スズメの塔」を直し、スズメはいつものように遊んでいる。

北原白秋は「雀の生活」を書いている。解説にはこうあった。

<白秋の貧窮流浪時代。「寂しさに堪え、貧しさに堪えて」創作と推敲に打ち込む白秋を慰めたのが、住み替わる先々での雀でした>


そのうち読もう。スズメは身近な鳥だから結構多くの人が作品にしているようだ。孤独な人にはお勧めの鳥、見て良し、遊んで良し、食って良し・・・Oh,
my God!


「フェイルセーフ」、地震大国の日本では、建物は頑丈に造るが、1980年頃から、揺れても大丈夫な「耐震・制振・免震」技術が普及してきた。地震の力に対抗するのではなく、強風を受けた竹のように揺れ圧力を逃し、立ち直るというものだろう。スタビライザーみたいなものか。


民主主義国なら政権党がしくじれば、選挙で2番手だった党が政権党になったりして、国家を安定させる。米国の共和党と民主党、英国の保守党と労働党が有名だ。


中共には共産党と「民主党派」と呼ばれる8派があるが、ただの飾りだ。大体、国民は選挙権がない。毛沢東は党内規律は「民主集中制」だと言っているが、民主=自由な判断・発言、集中=党決定に従い団結するという原則だ。

どういうことかと言えば、


1)個人は組織に従う、2)少数は多数に従う、3)下級は上級に従う、4)全党員は中央に従う、ということ。

「これらの規律を破る者は党の統一を破壊するものであり、採択した決議を再討議することはできるが、行動の上では反対の態度を示してはならない」と脅している。


結局、トップが決めたことに従わない奴は破壊者、裏切り者、敵だということ。クチパクの自由、拍手する自由、完全に従う自由、つまり「無私の奴隷」だけが優秀な党員なのである。


今の日共も同じ。会議では反対意見がない、拍手だけ。反対しようものなら党籍剥奪で追放だ。殺されないだけ中共より進んでいるが、目糞鼻糞の類。

中共独裁帝国はすでに「世界の工場」としてピークは過ぎた。当初の1990年代に工員労賃は日本の5分の1、今は2分の1の13万円ほどだろう。一方でベトナムは上昇しているとはいえ4万円ほど。中共は「世界の工場」としてインフラが整っているとはいえ、「リスクヘッジでアジアでもう一つ工場を造ろう」となればベトナムなど新興国に向かわざるを得ない。

中共は14億パワーの市場としての魅力は大きいから現地生産の工場を置く必要はあるものの、これから新興国が市場としても有望になるからどうしても「次の工場はアジアに」となる。チャイナコロリのように中共の独裁体制はリスクが不安でもある。


米中の貿易戦争、米中対立は続くだろう。日本やEUも「中露から攻撃されたら米軍に助けてもらうしかない」から、中共との貿易は、特に安保に絡むハイテク分野では控えていくだろう。中共は14億の民を札束と言うかカネで黙らせてきたが、このままそれを続けることはできるのか、また、衣食足りて自由を知る、チャイナコロリで思い知った中共独裁の弊害への人民の不満は募るばかりではないか。

中共、正確には中共中央の習近平一派が求心力をなくしてこければ、もともとが北京語、上海語、広東語など言語・風俗が異なるうえに、軍閥など群雄割拠の民族だから、大混乱になりかねない。そうなる前に上海閥と共青団などは軍(利権集団)の5戦区のボスと団交して、「縄張りを15〜20ほどに分けて独立させ、総選挙で政体を決めさせる」と合意していた方がいい。

当然、有史以来初めてのことで混乱するだろうが、スイスやEUあたりが選挙指導員にでもなって監督すれば、なんとか血を見ずにソフトランディングするのではないか。

今は世界中がヒッキーで、もし暇ならシコシコと「武漢肺炎後の世界」を考えて見てはどうか。医療の方はトリアージで若い人を優先し、小生のような賞味期限切れは後回しで結構。次代のための礎になれれば御の字だ。


世界が中共を封鎖する・・・人民は人民による人民のための「本当の新中国」建設に向かうと信じたい(2020/4/4)

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