2020年05月23日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(2」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/117(2020/5/20/水】齢70歳、弱い70翁、コキコキ動くから古希。セブンティーンはこれからの人、セブンティはこれまでの人だが、現役時代のように必死でカネを稼ぐ必要がないというのはいいものだ。

のんびり毎日がホビーライフ、趣味の園芸、イタズラ三昧、営繕、作文、読書、散歩、昼寝・・・体のあちこちが劣化して嫌なものだが、何かに夢中になっていると忘れるから、まあいい方だろう。

「長生きしたい、80、90、この際だから100までも」という気持ち、それが分るようになったから小生も精神的にも老境に入ったのだ。万歳、やったね!・・・という気持にはならないなあ。

無為徒食と判定されれば「然り、迎えの車はまだかね、僕はフェラーリがいいなあー、遺体袋で助手席に乗せてくれ」とか言って周囲を困惑させるのも冥土の土産になるか。

繁殖期をとっくに過ぎたので我が家も内乱、冷戦が続いていたが、ようやく今は何度目かの休戦に移行したから、ストレスもずいぶん緩和された。油断すると舌戦、熱戦になるので警戒を解くことはできない。治にあって乱を忘れず。

そうだ、痴にあって変を忘れず、血にあって避を忘れず――イザという時にいかにして逃げるか、これも大事だ。


君子仰向けに近寄らず・・・先人はみんな苦い経験をしているのだが、「毛を見てせざるは勇無きなり、私に恥をかかす気?」なんて言われたらもう引き返せない、先輩のほとんどはカマキリの如く雌にむしゃむしゃ食われちゃったから、そういうものと諦観するしかないか。


まあ、チャイナコロリ、中禍に比べれば些事ではある。社会的に必要な企業は満身創痍でも必ず生き残る。そうでない企業は「傷口が大きくなる前にさっさと手仕舞いする」ことだ。

小生の会社は2001年9.11同時多発テロで12月には廃業、残務整理に1年かかったが、どうにか迷惑を掛けずに済んだ。が、会社はもとより小生の預貯金はゼロ、掛け捨てで安いAFLAC以外の生命保険もすべて解約し、まったくスリル満点、胃癌で胃袋もなくなったがAFLACから120万円貰った時は有難かった。すっからかんでも無理して建てたビルだけは残った。

そのビルのテナント(スポーツ用品店)が「新入生の需要を見込んで3月に入荷したものがそのまま残っている」と苦労しているから、2〜3か月分の賃料を減免することになるかも知れない。公的支援でどれだけカバーできるか分かったら相談しますとのこと。


大家と店子は小異を捨て大同に付いて中禍との戦争に勝たなければならない。そういう時代にめぐり合わせたのであり、歴史の大転換を我々は目撃あるいは体験することになる。

カミサンが面白いことを言っていた。

「(TVの視聴者参加番組でオバサンたちが)生活が苦しい、苦しいって言ってるけど、どこの家だって最低でも3か月とか半年くらいは暮らせる貯金はあるのが当然でしょ、その日暮らしで大変だって言うくせにみんなぶくぶく太っているわ、バッカみたい!」


ハハハハ、1945年の敗戦でも飢え死にはほとんどなかったからなあ、と言っておいた。オバサンは小遣い稼ぎで出演し、3000円もらって友達とアマンドのケーキでも食っているのではないか、「あら、これも美味しそうね、お土産に買っていこ」とか。

(貧乏人は昔はやせていたが今は概ね太っており、金持ちは昔は太っていたが、今は健康管理によるのだろう、肥満は少ないようだ。「金がないと太る」というのは人類史でなかったことではないか。異常/奇妙と言えば確かに異常/奇妙だ)

大地震や津波、噴火、飢饉、それに新型の感染症などは防ぎようがなく、被害をできるだけ少なくするという備えや早急の復興で対応するしかない。

戦争は大体が「大規模な縄張り/覇権争い」で、戦争が日常茶飯事の時代は「安心して住める版図、縄張り、シマを広げるのが何よりの安全保障」だったろう。


ところが兵器が発達した時代の2つの世界大戦で、あまりにもの破壊のすさまじさに人間は「戦争への備えはそこそこの抑止力程度にし、とにかく外交で熱戦になるのだけは避けよう」となった。

WW2の覇者「連合国」が1945年に連合国憲章を策定して原加盟国51カ国で「国連」がスタートし、敗者(枢軸国)のイタリアは1955年、日本は1956年、ドイツは1971年に加盟した。

これは連合国による1945年からの世界秩序であり、以来85年間は、大小の軍事紛争はあるものの一応は全面衝突という熱戦にならないでいる。

それは結構なことだが、米国が世界の警察官として圧倒的な軍事力をもって異形の大国、つまり中共、ロシアを牽制できた時代はほとんど終わりつつある。つまり政治体制・経済力・軍事力で先進国のG7(Group
of
Seven、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ)が団結して中共、ロシアの軍事的圧力を抑え込んでいくしかない。

世界の現実を見れば、今は「本気で戦争に備えるべき時代」であり、「戦争反対」という感情や気分ではなく、冷静に戦争を目の前のこととして考えていくことが必要な時代になったと思う。未読だが「文明の衝突」ということか。

世界にとって最大の脅威は中共である。G7など西側世界は「自由民主法治人権市場経済」が基本体制である。中共は「一党独裁戦時統制経済」が基本体制であり、国土と基幹産業はすべて中共所有である。「自由民主法治人権市場経済」は全くないという別世界である。

それはソ連式の国家経営と基本的には同じだが、ソ連は失敗して1989年には消滅した。習近平は毛沢東のエピゴーネン(クチパク、形態模写、亜流)、ほとんど毛沢東原理主義だから、「邪道な修正主義のソ連の崩壊から学ぶことはない、マルクス・レーニン・毛沢東同志の教えを忠実に守れば世界は極楽の共産主義社会になる」と本気で信じている。

日本でも習近平・中共を支持するリベラル≒アカモドキは有権者の10%、投票者の20〜30%はいる。不思議な存在だが、ただの反自民なのか、共産主義支持者なのか、小生には分からない。利権で食っているから看板を下ろせないという事情もありそうだ。三代続く共産党員一家、三代目でつぶれたり。

ソ連の失敗を学ばない二代目(太子党)の習近平・中共はソ連と同じ失敗をする。「ソ連が失敗したのは修正主義者だから。俺は毛沢東主義者だから成功する」と言うだろう。先人の失敗を学ばない習近平は目の前の穴を見ることもしない。どんな穴なのか、次号で紹介したい。(2020/5/20)

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。