2020年06月18日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(10」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/123(2020/6/15/月】漱石「坊ちゃん」や太宰「津軽」がいまだに愛されるのは「男の母性への憧憬」が恥ずかしげもなく描かれているからだな、と思いついた。

奥さん(女房)の母性は、当初は旦那が独り占めできるが、子供が生まれれば当然ながら子供に注がれていく。旦那は仕事に追われているし父性もあるから、あまりそのことを気にしないし、隠れてつまみ食いをしたり趣味を楽しんだりしているから、「もっと俺をかまってくれ」とは言えない。

母性への飢えを他のことで補っているわけだ。「代償行動」というそうだ。

<代償行動:ある目標がなんらかの障害によって阻止され達成できなくなったとき、これに代る目標を達成することによってもとの欲求を充足するような行動>(コトバンク)

「指しゃぶり」なんかは代表例だろうが、電車内で若者がやっているのを見てびっくりしたことがある。親指に「吸いダコ」ができていた!


「満たされない感情や欲求の対象を別のものにすること」「他者の思考や感情を、自分のものだと思い込むこと」も代償行動だという。


そうであるならば小生の文章なんてビョーキじゃん、とがっかりしそうになった・・・が、


「失恋してしまったのでその気持ちを歌にしてみる、むしゃくしゃすることによって生じる破壊衝動をボクシングに打ち込むことで解消する、などは『昇華』で、昇華する際に行う行動は社会的に高次元なものであり、心や体に悪影響を与えるということはありません」


とフロイト父娘先生は定義しているそうだ。


しょうか、分かりました、アウフヘーベンね、♪あなたに抱かれて わたしは蝶になる
ふるえる羽
はげしい恋に灼く・・・加代子は蝶になり、ザムザは芋虫になった。吾輩はニャンになろう。


精神を病んだ変人奇人狂人ではあるが、その錯綜した怪刀プリズム脳でこの世の乱麻を解き、あるいは乱し、ガラガラポンで止揚しよう。


棟方志功は「わあは日本のゴッホになる」と決意、小生は龍馬をちと真似て「ドライクリーナー」を目指すか。ウェット(ハト派)じゃないからドライ、同時に血も涙も流さない

bloodless、ベタベタしないサラサラ爽やかな仕上がり、中共はこれを「和平演変」と呼んで恐れているとか。

<平和的手段によってソ連や東ヨーロッパのように社会主義体制を崩壊させること。六四天安門事件以降、“中国指導部は、資本主義国家群やそれと連なる反共団体等が、中国国内外の反体制勢力の支援や資本投下、情報頒布といった手段によってこの「和平演変」を企てていると考えている”旨の報道・指摘が中国国外でしばしばなされている>(WIKI)


政治的・軍事的・経済的な包囲網で中共を「自壊」させる。トランプ米国はそれを狙っているだろう。日本はどうする、ドースル、ドースルネン?


恩ある豊臣につくか、それとも新興の徳川につくか、如何にせん。


♪あなたならどうする 泣くの 歩くの 死んじゃうの・・・


泣いたところで解決しないし、死んだらオシマイ。洞ヶ峠を決め込んで成り行きを見ようというのは手だが、両陣営から顰蹙を買うから永遠に勝ち組、一流グループには入れない。宴会場の隅っこの「旧敵国&第三国」席で悲哀をかこつことになる。


16世紀の大航海時代、スペインは世界で初めて「太陽の没することなき帝国」となった。が、好事魔多し、
1588年に無敵艦隊が英国に敗れてからは二流国に落ちた。第一次、第二次世界大戦でも功なく、2004年にはマドリード列車爆破テロに屈して「テロとの戦い」から離脱し、三流国へ。2017年からはカタルーニャ州独立騒動で内政も揺れに揺れている。


この世を天国にするも地獄にするも国家リーダーの決断次第だ。あなたならどうする、東へつくか、それとも西か、決断して歩き出すしかない。


昨日(15日)の産経書評「佐藤優が読む『官邸コロナ敗戦』乾正人著 腹をくくった政治評論」は興味深かった。“ラスプーチン”佐藤優はこう書く。


<本書は産経新聞の乾正人氏(論説委員長)による政治評論だ。本書で乾氏は、歯に衣を着せずに安倍晋三首相や今井尚哉首相補佐官等を批判する。


乾氏は新型コロナウイルス(乾氏の表記では武漢コロナウイルス)に対する首相官邸の対応が遅れた背景に外交戦略の変化があると考える。


「なぜ習近平が令和二人目の国賓に決まったのか。安倍首相自身が、第一次政権から基軸にしていた『価値観外交』を捨て、米国・トランプ政権との盟友関係を基軸に置きながらも民主主義や自由の尊重といった価値観を異にする中国やロシアにも秋波を送る『バランス外交』に大きく舵を切ったからだ」>


西郷先生や毛沢東は「戦争は血を流す外交、外交は血を流さない戦争」だと認識していたが、佐藤優や古巣の外務省は「高級ワインをポンポン開けて楽しく仲良くする」のが外交だと思っているから上記の乾氏の論考は気に入らない。佐藤は最後に自己保身のスカシッペ。


<もっとも評者(佐藤)は、わが国力を客観的に見た場合、安倍首相、今井補佐官、北村滋国家安全保障局長らが行った米国、中国、ロシアとの勢力均衡を基本とする「バランス外交」への政策転換が現実的選択だと考えている>


要は米 vs
中共激突でも洞ヶ峠がいい、というわけだ。佐藤は昨年、「北方領土問題でロシアは日本に譲歩する気配がある」と書いて大チョンボしたが、外務官僚トップを務めた“怪人”谷内正太郎の子分らしい。佐藤も谷内も、恐らく外務省は中ソの犬、米国民主党の左派みたいだ。獅子身中の虫。


(小生は「佐藤は隠れ革マル、始祖クロカンの二代目、枝野は公然部隊長」だと怪しんでいる。立民や沖縄、JR総連は佐藤の指揮下にあるANTIFAではないか)


小生は上記の乾正人氏の論考を知って、安倍総理が異常なほど習近平の国賓訪問にこだわってコロナ対策に後手をとった理由が分かった。谷内などに手玉に取られて鵺(ぬえ)のような、脳内お花畑的「バランス外交」という詐話に洗脳されていたのだ。


そのためにコロナに手間取り、つまらないことで野党から足を引っ張られ、下手をすれば宗主国の米国からも信頼を失うことにもなりかねない。


安倍氏は自らが賞味期限切れになる前に、すっかり賞味期限切れになって下り坂を行くしかない中共とは距離を置くようにし、日米英仏印豪加台乳の中共包囲網の強化に全力を投入すべきだ。


紳士的に振舞って北から軽侮を受け、拉致問題は1ミリも前進しなかった。西郷先生曰く「外交では『戦』の一字を忘れるな、忘れると侮られる」。いい子ぶりっこの代償行動では何も解決しない。(2020/6/15)

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