2020年07月03日

◆「小京都」返上の湯河原

渡部亮次郎


<99年から「相模の小京都」をうたい観光PRを続けてきた神奈川県湯河原町が、キャッチフレーズに「小京都」を使わない方針を決めた。

冨田幸宏町長は取材に「町民から『どこが小京都か』という疑問の声もあった。現実的に町が小京都になじむかというと難しい。今後は町として使うことはない」と語り、事実上「小京都」を返上する格好だ。

「小京都」は京都と自然や景観が似ていたり、歴史的なつながりがあることなどを条件に「全国京都会議」(事務局・京都市観光協会)から加盟が認められれば、「小京都」を名乗ることができ、青森県弘前市や山口県萩市など全国約50カ所が小京都をうたっている。

湯河原町は京都出身の日本画家、竹内栖鳳(せいほう)画伯が晩年を過ごしたり、京都・仙洞(せんとう)御所に同町吉浜海岸の「一升石」と呼ばれる浜石が献上されたことなどから、加盟が認められたという>。毎日新聞
1月28日(金)11時59分配信

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、
小京都と呼ばれる地域が集まる団体として「全国京都会議」が存在する。全国京都会議は京都市を含む26市町により、1985年に結成された。1988年の第4回総会で加盟基準が次のように定められた。

1.京都に似た自然と景観
2.京都との歴史的なつながり
3.伝統的な産業と芸能があること

以上3つの要件の一つ以上に合致しておれば常任幹事会で加盟を承認される。全国京都会議には小京都のほか、「本家」である京都市も参加し、事務局を同市観光協会内においている。

なお、全国京都会議に加盟していなくても、観光宣伝などを目的とした自称、他称の「小京都」は多い。

目次 [非表示]
1 小京都一覧
1.1 全国京都会議加盟自治体
1.2 過去に全国京都会議に加盟していた自治体
1.3 その他の小京都

小京都一覧 [編集]
全国京都会議加盟自治体

(京都府京都市)
青森県弘前市
岩手県盛岡市

岩手県遠野市
宮城県柴田郡村田町
宮城県大崎市岩出山地区

秋田県仙北市角館町 - 「みちのくの小京都」と称される。
秋田県湯沢市
山形県山形市

栃木県栃木市(「小江戸」とも)
栃木県足利市
栃木県佐野市

茨城県古河市
埼玉県比企郡小川町
埼玉県比企郡嵐山町

神奈川県足柄下郡湯河原町(2011年4月よりキャッチフレーズに「小京都」を使わない方針)
新潟県加茂市 - 「越後の小京都」と称される。
長野県飯山市

長野県飯田市
愛知県西尾市
愛知県犬山市

富山県南砺市城端地区
福井県大野市
福井県小浜市

岐阜県高山市 - 「飛騨の小京都」と称される。
岐阜県郡上市八幡町
三重県伊賀市上野地区

兵庫県篠山市
兵庫県豊岡市出石町 - 「但馬の小京都」と称される。
兵庫県たつの市龍野町 - 「播磨の小京都」と称される。

鳥取県倉吉市
島根県松江市
島根県鹿足郡津和野町 - 「山陰の小京都」と称される。

岡山県津山市
岡山県高梁市
広島県尾道市

広島県竹原市 - 「安芸の小京都」と称される。
山口県山口市 - 「西の京」と称される。
山口県萩市

愛媛県大洲市 - 「伊予の小京都」と称される。
高知県四万十市中村地区 - 「土佐の小京都」と称される。
高知県安芸市

福岡県朝倉市秋月地区
佐賀県小城市小城町
佐賀県伊万里市

熊本県人吉市
大分県日田市
大分県杵築市

宮崎県日南市飫肥地区
鹿児島県南九州市知覧町 - 「薩摩の小京都」と称される。


過去に全国京都会議に加盟していた自治体

北海道松前郡松前町
岩手県水沢市(現・奥州市)
山形県酒田市

長野県松本市
石川県金沢市
広島県三次市
徳島県那賀郡那賀川町(現・阿南市)

2011・1・28

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